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摩天楼オペラ ”SNOW IN MIDSUMMER "TOUR@東京に参加して

前日のTEARSのライブの余韻が冷めやらぬ翌日の8月4日。
同じく17年目を迎えているビジュアルメタルの担い手、摩天楼オペラのツアーファイナルに参加してきたので簡単に感想を書いておこうと思う。

摩天楼オペラは現在冬発売のアルバムを制作中だが、その前段として、「夜明けは雪と共に」というシングルが先日発売されている。
今回のツアーはそのレコ発ツアー的なポジションになっている。

場所は代官山UNIT。
個人的には初めてきた場所だが、代官山駅のすぐ近くにこんなライブハウスがあるなんて知らなんだ。
入り口から地下3階くらいまで降りて行ったところにある会場。
この日はファイナルということもああって、客の入りが凄かったのだが、滞留してしまい、客が中まで入るのに時間がかかっていた(スタッフも前に一歩言ってくれと何度も案内していた)
そのような状況もあり、押し合いというわけではなかったが、その場のポジションから全然動けないような状況だった。
ちなみにそんな中で足元に荷物なんて置けるわけがない、あっても抱えているのが当然なのだが、足元にドリンクの飲み終わったグラスを置いてたやつがいて、愚か極まりないなと。

ライブ自体は定刻17:30にスタート。
セトリは以下の通り(中盤の順番怪しい)

死人たちのパレード
EVIL
終わらぬ涙の海で
儚く消える愛の讃歌

炎の人
RUSH!

闇を喰む
Apocalypse
Freesia
誰も知らない天使
夜明けは雪と共に
GLORIA
Innovational Symphonia
喝采と激情のグロリア

(EN)
致命傷
悲哀とメランコリー
Curse Of Blood
光の雨

(EN2)
EVIL

始まる時のSEは死人たちのパレードにシームレスでつながるように出来ていた。
本日メンバーは苑が青髪、彩雨はピンクっぽい紫、響が黄緑の髪色。
そして苑と響が右目に氷の結晶に見立てたような長い睫毛をつけていた。
なんでも響がつけていたのは1日目に苑がつけていたもののお下がりだそう。

1曲目の死人たちのパレードは単純に好きで、カップリングするの勿体無いなぁと思ったくらい。
開始から4曲立て続けで曲を披露したが、儚く消える愛の讃歌って、意外と序盤が合うなと思ったのと、ライブ時によく使われるイントロのSEって前曲から勢いが持続してるなら別にいらないなと思った。
今回各会場で披露されていたようだが、炎の人やFreesiaが聞けたのは意外というかレアというか。
途中アコースティックギターが出てきて、なんかバラードやんのかなと思ったが、Freesiaのソロで使っており、そういえばアコースティックソロだったなと思い出した。
炎の人→RUSH!の流れは、単純に社会人にとってテーマが熱くて好き。ここにGREEN WORKERとかMASKとか繋がったら激アツだろうな。
この会場のみのレア曲としては致命傷が披露された。
「メンバーコーラスの部分の歌詞覚えてる」?と言われて、えぇ・・と少し思ったが、曲が始まると意外と覚えてるもので、自然と口から歌詞が出た。
本編最後にはGLORIA3部作を惜しみなく投下。
喝采での「客歌唱→苑独唱→客苑の名を絶叫→アウトロ」はもうデフォのワンセットとしてすっかり定着している。
個人的に「あ、なんか凄くいい」と思ったのは、おそらくアンコールの予定になかった2回目のEVIL。
多分オーラスだったからというのもあるが、1回目に比べ、ヤケクソEVILで、自然な流れだったんだと思うが、サビを客が大合唱していたのが凄く良かった。
EVILって今の所序盤披露が多いと思うが、ラストにかけての大暴れ曲の1つとしても適しているんだなと再認識した。
 
なお、この日はTシャツノースリーブにするという謎のブームが起こっていた。これは前日、響が袖を切れと言ったことから起因するもので、アンコールでメンバーが出てきた時に、彩雨以外のメンバーは袖を切って登場した。
(彩雨は方向性の違いから切らなかったとのことw)
写真を撮り忘れたが、入り口に掲示されていたグッズ一覧に何か書き込まれていたので見てみると、袖のところに点線と「この辺りから切る」と書かれていた。
ちなみにスタッフにも着ることを半強制していたとのことで、終演後に響が布をやたらめったら客席に投げていたので何だ?と思ったが、なんとスタッフようTシャツで切った袖を投げまくっていた。(メンバーのサイン入りだっった模様。)

ファイナルに相応しい熱量の高いライブだったで、非常に楽しませてもらった。
一方で、先述の通り身動きが取れない状況下だったので、終わってみれば体力は枯渇、足裏と膝は死んでおり、歩くだけで激痛に近い痛みが走ったのは言うまでもない。



 



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