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BAND-MAID 10TH ANNIVERSARY Tour@川崎に参加して

だいぶ時間は経ってしまったが、先日BAND-MAIDのライブに参加してきたので簡単に感想を綴っておく。

メイドをコンセプトにしたハードロックバンドであるBAND-MAIDは、今年結成10周年を迎える。
今回のツアーはその10周年を記念した海外公演も含むツアーである。
既に今年の前半にアメリカでのライブを行っているが、8月には再びアメリカやメキシコへ飛んでライブを行うという。
今回の川崎公演は、その海外出発前における国内公演で、これ以降は秋のツアー再開まで国内公演は一旦中断という位置付けになる。

この日MCの中で結成時の話がされていたが、それによると2013年7月24日に小鳩ミクがバンドを作ることを意思表明、翌8月22日に現在の5人で初ライブということだったらしい。

会場はクラブチッタ川崎。
平日水曜日の夜だが、チケットはsold outだったそうで、会場は満杯の状況。
ただライブがスタートすると客の大半が前に押し寄せたため、結果的にステージ上のメンバーがよく見える場所に陣取れたのはラッキーだった。
セトリは以下の通り。

DOMINATION
glory
alone
Play
Carry on living
Balance
Liberal
Choose me
Rock in me
from now on
Different
Bubble
anemone
Memorable
PAGE
Daydreaming
DICE
HATE?
FREEDOM
Manners
endless Story
Screaming
NO GOD

もはやすっかりお馴染みだが、今回もアンコールはなし。
途中長めのMCの時間帯及び小鳩のおまじないタイムか挟まるという構成。
平日ながら、2時間を超えのライブとなった。
MCのやり取りはいつもある程度グダグダなのがBAND-MAIDの常だが、今回は特に砕けた感じで、バンドの状態がとてもいいんだろうなぁと感じ取れる微笑ましいやり取りだった。
(あーちゃんのおまじないタイムというレアなものも見ることができた。)

10周年ということで、セトリ構成にあたり対象は全期間の楽曲ということになってくるのだと思うが、代表的な楽曲や人気曲が上手く配置されたセトリだったように思う。
個人的にはもう少しアルバム「Just Bring It」からの曲が聴きたかったかなとは思いつつも、Carry on livingのような変化球もあったし、コロナ以降発表の「Unseen World」以降の楽曲も、客の掛け合いも含め大分良い感じに板に付いてきているという印象。

声出しが通常に戻ったことにより、改めてバンドメイドの楽曲における客との掛け合い、合唱は最高だなと再認識。
DOMINATIONやPlay、NO GODなどのアッパーチューンにおいてはもちろんのこと、個人的にはPAGEのようなスローチューンでの合唱もグッとくる。
そんなPAGEも含まれていたanemoneからDaydreamingまでのバラード、スローチューンパートはまとまりが非常に良かったと感じ個人的なハイライト。 

バンドのツアーは今後も続いていくが、ファイナルの横浜アリーナまでにバンドがまたさらにどう進化していくのかがとても楽しみである。

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