見出し画像

LIV MOON ”OUR STORIES” LIVE TOUR!!@吉祥寺に参戦して

生憎のグズついた天気だった4/8土曜日。
シンフォニックメタルバンドLIV MOONの単独ライブツアー東京公演に参加してきたので、簡単に感想を綴っておこうと思う。

LIV MOONは先月飛び込みで参加した初台の対バンが本当に充実した内容であったため、ワンマンが楽しみで仕方が無かった。
ワンマンライブとしては、2019年の10周年ライブ以来に参戦である。

今回のライブはアルバムOUR STORIESのレコ発ライブに位置付けられるもので、東名阪のツアーである。
名古屋に至っては、LIV MOON初上陸だったというから意外だ。
フロントマンAKANE LIVを支える今回のバンドメンバーは、ここ最近はしっかり固定のKENTARO、MASAKI、前田遊野に加え、東京公演にのみ星野沙織が参加している。keyの西脇辰弥は今回のツアーは不参加。


今回の参戦会場は吉祥寺CLUB SEATA。
昔は結構出入りしていた記憶があるが、
最後に行ったのは2017年のTEARS OF TRAGEDYのツアーファイナル以来かな?
客席の真ん中あたりが下に出っ張っている関係で、後ろ側から見ると妙な圧迫感を個人的には受けるライブハウスである。

15分押しぐらいでライブスタート。
セトリは以下の通り。

Symphoniaイントロ〜Say Goodbye
Addiction
Black Ruby
Daybreak
Never...
ドラクロワの女神
死の舞踏〜ディエス イレ〜
氷の棺
霧の葬送曲
Anemone
El Dorado
Fighter
(EN)
インストパート(ベートーヴェン「運命」cover)
アマラントスの翼
The Last Savior


当然OUR STORIES主体のライブになることは予想されたが、keyの西脇が今回不参加であるということもあってか、西脇作曲のSymphoniaとHourglassは演奏せず。(Symphoniaは冒頭だけ星野沙織による演奏あり。)
あと元々soLiの曲でもあるThe Lamentも演奏せず。
3月にやっていたESCAPEとか溺れる人魚、他にもVoyageと言った、これまでのライブで比較的演奏頻度の高い楽曲たちを切ってきたのは意外で、氷の棺が入ってきたのは意表を突かれた。

こうみると、今日のセトリはLIV MOONに少なからずある聴き入るタイプの曲を極力除して、バンド然とした構成に振り切った内容だったと言えよう。なので全編を通して客の拳は上がりっぱなし。

Black Rubyはイントロギターソロを省略し、4ビートのドラムとAKANE LIVによる「Are you ready,TOKYO?」の煽りからブラストビートに雪崩れ込む構成に変更されていた。 
3曲目の配置ということで流れを切らないための工夫だったと思うが、良い繋げだったように思う。

中盤に配置された死の舞踏について、アルバムの1曲目で冒頭のイメージしかなかったので、MC前の曲に持ってくるのはなるほどと。
ドラクロワの女神からの流れも良かった。

そういえば3月にFighterの間奏終わりを捕まえられてなかったのではないかと書いたが、今回も「In my life」のところを歌っていなかった。見た感じ、あれはわざとっぽいな。


確かアンコール時に、
「ライブって、こんなに熱気が凄いんだね」
的な事をAKANEが言っていた。
「何を今更w」と思ったが、
そうか、今まではゲストとかたくさん迎えての世界観重視の単発ライブがメインだったから、
ようやく今になって、そういう感想が湧いてくるのかもしれない。
確かに今日は熱気によって、最後ら辺はステージ上が真っ白だった(それともスモーク?)。 

今年のLIV MOONはこの後、8月のライブから秋ツアー、さらにその後も活動予定があり(星野MCで「来年」と口にしていたので、来年の予定も決まっている模様)、新曲も作っていくとのこと。
活動10数年のライブ総数を今年だけで超えていくんじゃないかということで「どうしたLIV MOON」と自虐MCありw。
大丈夫よ、Unlucky Morpheusだって10年過ぎてからちゃんと活動し始めたんだから。
何はともあれ、LIV MOONを自然消滅させずに動かしてくれたAKANEには改めて感謝。
今から一層の快進撃を期待したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?