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医師にこっそり渡す袖の下

主治医に、執刀医に〝袖の下〟
つまり謝礼と言う名の〝心付け〟を渡す事は
(表向きは)禁止されてはいるが
実際はしっかり受け取っています。

ナースステーションにお菓子すらNGです。
米や野菜を持ってきた人を
見たことがありますが笑ってしまいました。
ここは「道の駅」か(笑)

江戸時代、貧しくて高額な診療代を払えない代わりに魚や野菜を持ってきた、そんなドラマを思い出します。

先生への現金ですが
「結構です、困りますから」と言いつつ
体はちゃっかり受け入れてました(笑)

身内の手術の際も、母は
親戚のババアたちに言われて
5万円、10万円と先生が部屋を出ていく際に
こっそり先生のポケットに入れて、
断らなかったのを
私はしっかり目撃していました。

「そんなの渡さなくてもいいのに」
と言っても聞く耳を持ちません。

「お金を渡せば、治療の対応が
少し違うんだから
丁寧にやってくれるはず。」
そんな盲信を抱いていた。

家族としてはお礼をカタチにしたいという
気持ちはわかるけれど・・・

〝絶対渡すべき〟だと、頑なに主張してた
親戚のババアたちの顔が
今では滑稽に思えます。

以前、得意先の営業マンの父親が
脳出血で入院した際も
この件で話したことがあるんだけど。
〝袖の下〟を渡したと。

「対応が違うんだから」と。
まだ30代ですよ、その方。
若くてもそんな慣習を
いまだに信じているとは。

「宇宙人はいる」とか、
「確実に幽霊はいる」と
頑なに信じているのと同様です(笑)

医師も人間ですから、
看護師にも誰にも見られてないし
「ラッキー」ぐらいに思っているのか?

申告しなくて済むし。
お小遣い頂き!
医者っていい商売。

対応が違うってどう違うんですか?
病室を見にくる回数をキモチ増やすとか?
命や回復経過に違いが出るのなら
とんでもない話ですな。

大谷翔平を見習いなさいよ!

袖の下をもらうなんて
医師としてのプライドはないのか?

医師としてイイ仕事をしてください。

「礼など結構です。
当然のことをしたまでです」
と言って断ったらカッコいいな。

サムライみたいな台詞だけど。

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