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プラズマか人魂か

あれは幻覚でも作り話でもなく
本当にこの肉眼で見た大きな火の玉🔥

ある夏の日の夜。
日中の暑さから幾分解放されて
涼しげな風が気持ち良かった。
母は台所でスイカを切っていた。

私は近所のお母さんたちと
チビっ子たちと一緒に
家の前で花火をして遊んでいた。

ふと前方(東に1km位)の空を見た。
そこには親戚の家がある。

漆黒の闇に包まれた空に
青々と燃え盛る大きな火の玉
放物線を描くようにスーッと
真下にある親戚の家に落ちて行った。

直径10〜20mはあったかもしれない。
家の敷地くらいの幅があった。

一瞬の事とはいえ、息を飲んだ。
初めて見た火の玉。
想像していたものとは違った。
不思議と怖さはなかった。

それを見たのは私だけでなく
向かいに住む道子ちゃんの
お母さんも目撃👀

お互いに「今、見たよね?」と
言葉を交わさずとも目を合わせて
事実を確認。

でも、「この事は誰にも言うな」
言わんばかりの、その目が怖かった。

でも、子供ですから、、
母には話した。
あまり相手にされなかったけど
子供の戯言だとでも思ったのか?

でも、なぜ、あの時
“火事になる〟と
思わなかったのだろう?
あれだけの巨大な炎が家に落ちたのに。

その1週間後くらいに
そこの家(親戚)の叔父さんが
家に帰る途中、バイクで走行していて
冷凍車(トラック)にはねられた。

救急車で運ばれたが、
治療の甲斐もなく
翌日の朝、亡くなった。
42歳という若さだった😭

朝早く連絡が来た時の事を
子供ながらによく覚えている。

あれは死神だったのか、今でも謎。

火の玉は“プラズマ現象〟だと
専門家は話す。

例えば、物理学者の大槻教授は
テレビでバトルを展開したあの人。
“非科学的〟な事を
バッサリ斬り倒してた🤣

叔父さんが亡くなった事とは
単なる偶然なのか。

幼稚園児の私に起きた
世にも奇妙な物語😱

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