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朝散歩を始めた理由

2〜3年程前に遡る。
芸能人が相次いで自ら命を絶った
ニュースが畳み掛けるように
報道された。

コロナ禍と合わさり、
仕事もほとんど止まるし
鬱々とした中でなんとも
やりきれない日々を過ごした。

そんな中でも、仲の良い友人たちと
表立って会う回数は減っても、
“憂さ晴らし〟と称して
飲み会や温泉同好会など、
こっそり楽しんでいた。

なのに、家に帰ると言いようのない
不安に襲われた。
突然、死にたくなるのだ。

これを一歩進んだら
死ぬんだろうなと思った。

自分が死んでも誰も悲しまない、
仕事は迷惑をかけるだろうなとか
考える余裕すらなかった。
心の中が二度と光の差さない
漆黒の闇に包まれた。
希死念慮というやつか・・・
その時の自分の心境が恐ろしかった。

きっと突発的な鬱だったんだと思うが
心療内科には何故か行かなかった。
“精神安定剤〟なんて効かないからだ。
“睡眠導入剤〟も飲みたくなかった。
薬に頼らない方法で克服したかった。

家族がいても、仕事があっても
お金があっても、死ぬ人は死ぬんだと
その時、分かった気がした。

亡き人を想う優しさや思いやり、
などという単純な話ではない。

私の場合は、その人に対して
何の思い入れもないにも関わらず、
その人が命を断つまでの流れや
命の炎を消す瞬間を
つい想像してしまう。

憑依状態みたいな感じだろうか。

そして、さぞかし無念であったろうと、
まるでそこにいるかのような
妙にリアルな
シュミレーションをしてしまう。

気持ちが引っ張られるという感じ。

想像力の間違った使い方だと思った。

それまで3秒で眠りについていたのに
段々眠れなくなった。
これではまずいと思い、色々調べた。

ある精神科医のYouTubeが
ヒントになった。

朝日を浴びることの重要性を説いていた。

大事なのは “朝散歩+運動+睡眠〟


バランスの良い朝食をとる事から始める。
お味噌汁は大豆の発酵食品なので
朝食に摂ると15時間後に
自然に眠くなるという仕組み。
朝食は体温を上げる食事がポイント。

できるだけ朝10時までに
太陽の光を浴びてセロトニンを
たくさん分泌しておくと、
体内時計がリセットされる。

夜にはメラトニンもしっかり
作られるので、睡眠の質が高まる。
紫外線を浴びることは
免疫機能を上げるビタミンDも
皮膚で合成される。

効果はすぐに現れて、嘘のように
よく眠れるようになった。
眠れるって本当に幸せなこと。

食事は高タンパク・低脂肪を
心掛けているが、
ピザもラーメンも好きなので
我慢せず時々は食べる。
カレーは週3は食べたい。
ターメリックなどの
スパイス系は私の必須栄養素だ。

よく眠れるようにはなったが・・

時々、自分と関わりのない人でも
有名人の失脚や遠く離れた地域の
災害や事故で亡くなった人などの
ニュースを見ると気持ちが
異常に落ちる事がある。

そんな時は大好きな
「北の国から」の動画を観たりする。
台詞の一言一句覚えているのに
毎回同じところで泣く😭

すると、その闇から抜け出せる。

いつでも瞬時に「新千歳空港」に行ける
“どこでもドア〟があったらいいのに🧡
いや、ダイレクトに「麓郷」に
行っちゃいたい🩵

新富良野プリンスに宿泊しながら
ニングルテラスで毎日お散歩したい。

雪子おばさん(竹下景子)が働く
「森のろうそく屋」で
新しいろうそくを買い直したい🕯️

↑ここ、蛍が妊娠して
お金を借りに来たとこ。

そこから、林の中を5分くらい歩くと
喫茶店「森の時計」がある。

自分がコロポックルになったかのような
錯覚と幸福感に包まれる。
これまたスバラシー!

大きな窓越しに見える緑の風景が
存分に楽しめるのだ。

一枚板の長いカウンターに座り、
自らコーヒーミルを回して
淹れてもらうコーヒーは絶品!
美味し過ぎて卒倒しそうだ。


苦しくなった時のために
“自分の逃げ道〟みたいな
心地よい居場所を作っておくと
いいよね。

以上です!

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