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火災保険料が高いと思ったら、やる事。

|保険料の仕組みを理解する

保険料は保険金等の支払いに使われる「純保険料
保険会社や代理店の経費と利益になる「付加保険料
「純保険料」と「付加保険料」の2つで成り立っています。
純保険料」は自然災害などの被害が発生したときに受取人に支払う保険金(原資)です。
純保険料」は純保険料率を基に決まり、事故の発生頻度や損害額など過去に蓄積されたデータに基づき算出されます。
付加保険料」は保険会社が事業を運営するための経費や保険代理店に支払う手数料や、保険会社の利益などから構成されています。
付加保険料は「料率三原則」に従って各保険会社が独自に算定しますので、契約会社に内容を確認する必要があります。
料率三原則とは
保険料率は、「合理的」「妥当」「不当に差別的でない」の3要件を満たす必要がある。
(損害保険料率算出団体に関する法律 第8条および保険業法 第5条)

|保険料を抑えるポイント

保険料を抑える方法はいくつかありますが、建物の構造や所在地は変えることは難しいと思います。
そのほかの部分を調整することによって保険料を節約することを考えましょう。保険料を抑えるポイントは以下の通りです。

①不要な特約を外す
特約を一つずつ吟味して、発生しにくいものを外すことを検討しましょう。例えば、高台にお住まいなら「水災」(浸水)、近隣の家との距離が十分であれば「類焼損害」(延焼)などは外しても良いでしょう。
②まとめて保険料を支払う
選べる支払方法は保険会社によって異なりますが、まとめて支払うと安くなる場合がありますので、各保険会社に確認しましょう。
長期契約を転居などで解約する場合は、残期間の保険料は返金されます。
③保険期間を長期にする
5年、10年などの契約期間がある場合、短い期間よりも契約期間が長い方が保険料は安くなります。

|補償内容によって保険料への影響は様々

車両保険や医療保険でも同じ事がいえますが、補償範囲を広くすればそれだけ保険料は高くなります。
本当に必要な補償か、保険料と補償となる対象被害が見合っているかなど、
様々な視点から検討する必要がありますので、無駄なく安心できる補償を
付けるようにしましょう。
補償の中には、雪害に対する補償があり、必要か否か判断しやすい
項目になります。
豪雪による被害が想定できる場合は、雪害補償を付けることを考えた方が
良いでしょうし、温暖な地域では必要の少ない補償になるかと思います。
お住いの地域が、どのような気候の地域で、どんな災害が
起こりやすいかを調べましょう。

火災保険についての質疑応答や、ご不明点及びご相談希望は下記 LINE にて無料相談窓口を開設しましたので、お気軽にご連絡ください。


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