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『企画のたまご屋さん』その9 なぜ有料セミナーを始めたのか

なぜ有料セミナーを始めたのか


私は、現在、企画のたまご屋さんの

セミナー担当スタッフの一人として、

有料のマンツーマンセミナーを行っています。


Zoomにより開催しています。

費用は、1時間で、 15,000円です。


これを高いと見るか、安いと見るか……。


その説明は、 後ほど。



さて、


企画のたまご屋さんでは、

これまで、積極的にセミナーはおこなっていませんでした。


過去に何度か、10人から20人規模のセミナーを開催しましたことはあります。

参加費は、ほぼ無料でした。


セミナーを担当するスタッフは、ほぼボランティアでした。
それが一転して、なぜ有料のセミナーを始めることになったのでしょうか。


無料から、有料へ、

その、プロセスをお話します。



まず、シンプルに説明すると、

近年、企画のたまご屋さんで配信した企画の、

採用率が、どんどん低下しているからです。


その反面、

他社の有料セミナーを受けた著者の企画、

採用率は企画のたまご屋さんよりも、高い場合が多いのです。


今までは、そのような状況であっても、

企画のたまご屋さんから、700冊近くの出版が可能でした。



ところが、ここ数年、 youTubeやKindleの影響で、

出版不況が加速しています。


確実に売れる企画でなければ採用されません。


採用される企画のハードルが、 とても高くなったのです。


体感的に、 ハードルの高さは3倍ぐらい高くなったと思います。


そこで、いろいろ考えた結果、

企画のたまご屋さんでも、

有料セミナーを始めるべきだ。

と言う流れになったのです。


視点を変えて、わかりやすい芸人さんの世界で例えます。


売れっ子芸人を目指す漫才コンテストの最高峰は、

皆さんご存知のように、M-1です。


そこで、チャンピオンのなっているのは、ほとんどが、

漫才を学ぶための専門学校、「吉本nsc」の出身者です。


「吉本nsc」の学費、ホームページを見ると、このように書かれています。


入学金  115000円(税込)

年間授業料 330000円(税込)

年間施設使用料 55000円(税込)


年間の合計が50万円です。(2023年6月時点)


もちろん、 これだけの学費を払っても、全員プロになれるわけではありません。 プロになれるかどうかは自己責任です。


それでも、プロになれる確率はともかく、

間違いなく、たくさんのスターを生み出しています。


もし、M-1に、まったくの素人が挑戦したら、どうなるでしょうか?

お笑いを勉強するため、自分に投資したお金は、ほとんどなし。

かたや、たくさんのライバルは、「吉本nsc」の卒業者。

50万円を自分に投資している人です。


素人の挑戦者が、超天才だったら別ですが、

勝負は、明らかです。


次回に続きます。


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