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「今の自分を知り、変わっていく」 〜なりたい自分へ変化し続ける為の鍵〜
今回は私が行っている「自己覚知」というスキルについてお伝えします。
自己覚知とは対人援助職の基本的なスキルです。
本来は専門職が、クライエントと会話をする時に「自分の感情をコントロールする為」に行う作業です。
簡単に言えば「自分を知る作業」です。
私はこれを「ストレス管理」をするために使っています。
こんな悩みを抱えていませんか?
「嫌な気持ちを頭から振り払いたくても消えてくれない」
「漠然とした不安があって気掛かりで仕方ない」
これはストレスに対して「嫌」という主観的な感情を持っている状態です。
自己覚知とは「自分を客観視する」ことです。
客観視するには可能な限り主観性を抜かなければなりません。
私が行っている作業をお伝えします。
1.紙を1枚用意する
2.自分が問題だと思っている事を書く
3.問題に対して自問自答を繰り返しながら書いていく
4.自分の納得のいくところで止めて自分の思考を分析する
例
問題:ADHDで辛い
何故ADHDで辛い?➡周りの人から責められる➡何故周りの人から責められる?➡ミスばかり繰り返すから➡何故ミスばかり繰り返す?➡自分がADHDだから➡何故自分がADHD?➡幼少期の頃に診断されたから➡何故幼少期の頃に診断された?➡医師に言われたから➡何故医師に言われた?➡診察を受けたから
という流れです。例の場合だと「ADHDで辛い根本的な原因は幼少期にADHDだと診断を受けたからだと自分は認識している」というのが読み取れました。
それではこの後の流れについて。
ADHDだという診断は大人になった今でも有効なのか➡有効だとしても周りの人を怒らせるのは周りの人の価値観も関係しているのではないか➡だとすれば「周囲から責められる」原因はもしかしたらADHDだけではないかもしれない。➡相手の主観が入っているなら、もう気にするだけ無駄だ。人には合う合わないがある。
というように自分を納得させることが出来る理由を紙に書き続けて自分に言い聞かせます。
※例なので「私の価値観」が入っていますので、影響を受けすぎないようにご注意ください。
「認識を改めれば自然にと行動も変化する」
ストレスの対処法はいくつかありますが、私は「楽しいことをして忘れる」ということが苦手ですのでこうやって自分の気持ちを見つめ直します。
大切なのは「自分の気持ちを誰よりも信じること」
それはあなたにしか見えないものです。惨めだと笑われても情けなくてやるせなくても。
それを大切にしてください。あなたが思っている以上に「大切なもの」です。
「今の自分を知り、これからの自分へ変化する」
ご覧いただき、ありがとうございました!
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