なるかみ"ダンガリー"軸(プレミアムスタンダード)/WGP,撃墜王を終えて

こんにちは。よっしぃと申します。

誤字脱字、読みにくさ等あるかもしれませんが、
初めて記事を書いてみました。
読んで頂けると嬉しいです!


【はじめに】
WGPシングル、撃墜王戦に向けて2週間を切る頃、
僕自身どのクラン、どのデッキで出るか決まっていませんでした。

なるかみ、もしくはバミューダ△を考えていくつか回しましたが、最終的にダンガリー軸での出場を決めた理由はいたってシンプルで、

"相手ターン17000ってやばくね"

って素直に思ったからです。

結果として

WGP予選4ラウンド全勝、
決勝予選ラウンド1勝2敗、
撃墜王9戦して初戦負けてしまいましたが、
そこからの8連勝で撃墜王取れました。

これは皆様にも共有したいと思い、
今回記事を書くことにしました。

以下、本題に入ります。


【デッキコンセプト】
序盤からバインドゾーンを増やすことを意識して回し、
スタンバース超越によりリソース差を広げ、
ダンガリーの☆2トリプルドライブでゲームエンドを狙いに行きます。



【デッキレシピ】
WGP(HX4Z)
https://decklog.bushiroad.com/view/HX4Z


撃墜王(6AB9)
https://decklog.bushiroad.com/view/6AB9

"征天覇竜 コンクエスト・ドラゴン"
↕️
"征天覇竜 エクスターミネイト・ドラゴン"

この2枚が違うだけで、他は全て一緒です。

新規Gガーディアンは入れ忘れましたが、採用しなくても回せました。
というか、"霊智創生 ブラフマー"を選択すべき場面が圧倒的に多かったです。


【採用カード解説】 
[グレード3]
・"封魔神竜 ダンガリー(D-VS03)"
このデッキのメインVであり、メインアタッカー。

なるかみってアクセルクランなのに、なんでフォースⅡ内臓してるんですか。
パワー17000、トリプルドライブアイコン。
えっ????(強い)
相手ターンのデメリットはZEROです()

[V]自分のバトルフェイズ開始時、相手がグレード3以上であれば自分のデッキトップ1枚をバインドすることができます→十中八九バインドします。

V/Rでアタック時、自分のバインドゾーンを全てドロップに戻し、その時の枚数により以下全ての効果が適用されます。

2枚以下→ダンガリー弱体化し、
パワー7000,シングルドライブ、☆1になります。

4枚以上→相手の手札を1枚バインドします。ドローはさせないので、純粋に1ハンデスになります。

5枚以上→自分のドロップゾーンから、
好きなカード3枚までをデッキに戻してシャッフルします。
超トリ、治、☆、好きなの戻しましょう!
この効果処理後にドライブチェックへ入ります。
強い。

弱体化のデメリットは、
ドラグヴェーダ捲った時くらいしか発動しません。
(下振れすぎると稀にあるけど…)


・"雷轟電撃のジン(V-BT12)"
自バインドと手札のリソースを増やしつつ、22000で殴れる優秀アタッカー。
コストの対象はマイティボルトやミウミウが多いです。


[グレード2]
・"呪禁道士 レンレン(D-VS03)"
最優先ライド先。
自バインド増やしつつ、パンプやリソース獲得を担うアタッカー。このデッキにおいて最大単騎24000は伊達じゃありません。起動効果な点も好評価。


・"ドラゴンナイト シャラフ(V-PR)"
ファイト中、とにかく1ターンでも早く可能な限り使いたいカード。
"R登場時"もしくは"Gに置かれた時"に、お互い手札を1枚バインドし1ドローします。

インターセプトは"Gに置かれた時"効果を誘発するので、
リアガードにコールして効果発動、
インターセプトして効果発動することで、
1枚で2バインド増やすことができます。

大ヴァンガ祭中、G2ターンで持ってたらほぼ確実にコールしてました。
令和のアンルーリー・ドラゴンと位置付けてもいいカードだと思ってます。

相手からしたら使われたくない為に結構殴られるので、いるだけでVパンチ1回わりと防げます。

いずれかのカードをバインドするだけで、
ターン中R/Gにおいて、14000アタッカー/10000シールドになるので、攻守の要となるカードです。


・"雷砲の抹消者 コーソン(V-BT12)"
後述のオウバンにブーストされることで23000アタッカーとなり、
アタック終了時に同じ縦列のリアガードを全てバインドし2ドローします。
選んでないので抵抗効きません。強い。


[グレード1]
・"呪禁道士 ミウミウ(D-VS03)"
最優先ライド先です。
ライドされた時の効果は大体バインドを選択します。

横を準備できる時は対面次第でトップにトリガー仕込んだり、たまにブラフで置いたりもしますが、
この1枚をバインドするかしないかで、
一度目のダンガリーの最大誘発"5枚以上"に到達できるか否かが変わってきます。
試合数をこなして、感覚を身につけてみてください。

起動効果を乱用するとソウルが足りなくなる点にも注意が必要です。


・"雷銃の抹消者 オウバン(V-BT12)"
前述のコーソンと並ぶことで11000ブースターになります。
登場時のCCはコーソンが先にいることが条件なので、大きな大会等で使う際はコールする順番にも注意が必要です。


・"マイティボルト・ドラグーン(V-BT12等)"
いわずと知れたシシルス互換。
前述のシャラフ同様、カードをバインドするだけで5000パンプするので、ダンガリーをブーストして30000ラインを作ったり、前列やアクセルサークルに置いて単騎13000や18000アタック後、前述のジンのコストにすることが多いです。


・"招雷の舞姫 アナスタシア(G-BT12)"
雷激4以上であれば、ガード後に1ドローしてコスト帳消しにできる守護者。
ガーディアンサークルから退却する事が条件なので、枚数同時コール制限アタック時等にも状況次第で一役買ってくれます。


[グレード0]
・"ハーブリンガー・ドラコキッド(V-BT12)"
VシリーズのFVをお好みでどうぞ。


・"凱旋の雷 レシェフ(V-BT12等)"
☆30000守護者です。27000超越アタックをこのカード1枚で2貫張ることができます。
対面クランによって、アナスタシアと上手に使い分けましょう。


・"ドラゴンダンサー バウリーナ(V-SS01等)"
・"ランブルダガー・ドラコキッド(V-SS07等)"
ドキドキ互換、シシルス互換です。大会中3:4での採用でしたが、ソウルがあと1枚欲しい場面もあった為、4:3になるかも…?


・"バーニングフレイル・ドラゴン(D-BT03)"
届かないV単騎のアタックをブーストし、横にいるユニットのパワー調整をし、なによりソウル1枚増やしてくれます。
SP買わなきゃ…(高いぜチクショー)


・"ブリッツナックル・ドラゴン(D-VS01)"
治ガーディアンです。純粋に強い。


・"再起の龍神王 ドラグヴェーダ(D-BT01等)"
ドラゴンエンパイアの超トリガー。
ダンガリーの効果は強制発動のため、相性があまり良くないようにも見えますが、僕は好相性だと思っています。

トリプルドライブ、もしくはシングルドライブで捲った☆を乗っけてしまえばいいので、
気合いで☆捲りましょう。
僕はVに1億振ります。

結果的に合計4ドライブしてるので◯


[Gゾーン]
・"征天覇竜 スタンバース・ドラゴン(V-SS07)"
現存するなるかみGユニットの中でも群を抜く強さを秘めたGユニットであり、メイン超越先です。
ゲーム中、ほぼこのカードに頼ることになるので3枚以上は積みましょう。

前述のシャラフやコーソン等と組み合わせて序盤から相手のバインドゾーンを貯めていき、ダンガリーのテキストと併せて初回超越で3ハンデス以上、
2ドロー以上を狙っていきます。

基本的に使えば使うほどバインドゾーンは貯まっていくので、相手の手札を確実に削っていくことができ、こちらのアタックが通りやすくなります。


・"征天覇竜 エクスターミネイト・ドラゴン(D-PS01)"
ジンや治に乗ってしまった時、
相手のバインドが無く、相手のリア+ドロップ合計が4未満の時、相手の前列がガラ空きの時など、
選択肢が稀に生まれる為、1~2枚採用しています。


・"征天覇竜 ドラゴニック・ヴァンキッシャー "VBUSTER"(G-BT12)"
ほぼ乗ることはないです。
だいたいスタンバース初回のコストにしてます。

初回スタンバース超越できるイコール、2回目以降もスタンバースの択を取ることが圧倒的なので、
この枠は好みで換えても全然平気です。


・"征天覇竜 ドラゴニック・ヴァンキッシャー "VOLTAGE"(G-BT05等)"
G初期最強カード。
仮に相手のバインドが20枚とした時、スタンバースのハンデスで剥ぎ取るガード値の期待値は30000~75000ほどです。

状況次第で、VOLTAGEのパンプによって剥ぎ取れるガード値がこれを超えてくる場合もあります。

実際WGPでもフィニッシャーとして使いましたので、僕ならコスト含め2枚投入をオススメします!


・"征天覇竜 クローザー・ドラゴン(G-FC04)"
なるかみのGB8ユニットです。
自分のユニット全てにバフが入るので、スタンバースのお陰で超越する頃には1体60000とか乗っかります。
上記VOLTAGEを遥かに上回る値が叩き出せるので、
1枚は絶対入れときましょう。


・"霊智創生 ブラフマー(G-BT12)"
ダンガリー軸における最良Gガーディアン。
次のターンの攻撃への布石を兼ねるので、
基本的にGガードはこれを使います。

相手ターンに自バインド2枚増やせるってマジ…?
ダンガリーの基礎値17000と併せると、普通のデッキに対して実質ノーコス30000シールド。
迷わず3投です。


・護天覇竜 ブルワーク・ドラゴン(G-BT09)"
雷激3以上で25000シールド、
雷激4以上でバトル終了時に相手のレストしている前列ユニットを"こちらが選んで"退却させます。

雷激8,12と増えていれば2枚以上同時退却にもなるので、アクアフォースやノヴァグラップラーなどに使ったりします。


・"護天覇竜 インピード・ドラゴン(G-FC04)"
スタンバースが出るまでは、おそらくクラン史上最も嫌われたカード。

1枚バインドさせた後、相手とのリアガード枚数差が自陣+2以上であれば追加で1枚退却させます。
これだけで強力な効果なので、シールド値の上昇はありません。
使うときは数値の計算に注意しましょう。

このカードを最大限活かすために、アタックの順番、盤面の残し方を考える必要があります。

相手の盤面がアタック終了時などの効果のコストなどに使われる場合、このカードをうまく使うことで効果の発動を不発にすることもできます。

その際は相手もインピードをケアした展開をしてくるので、打ち所は重要です。


・"ダークエレメント ディズメル(G-FC03)"
GB解放する必要は殆どないデッキかつ、ブラフマー1枚打てる分をわざわざ回す程ではないですが、僕は万が一に対応するために入れてます。
好みで新規のカウンタラクトと入れ換えても、
差し支えないと思います。


【採用検討カード】
・"ハードロッド・ドラコキッド(G-BT12)"
FV候補。毎ターン着実にバインドを増やすことができるため、相手の手札入れ換え等を牽制します。


・"ジャギーショット・ドラグーン(V-EB12等)"
"雷轟電撃のジン"枠との入れ換え候補。
条件が付くとはいえ1ドローできる部分は変わりませんが、こちらはCB使わない代わりにパンプもありません。
"アタックしながらこちらの盤面を減らせる"ジンを優先したため、僕は不採用でした。


・"抹消者 スパークレイン・ドラゴン(D-VS01)"
バインド増やしながら連パンできる要員として検討。


・"護天覇竜 カウンタラクト・ドラゴン(D-PS01)"
相手の前列リアを最大2枚バインドさせるか、相手に選択権を与えつつ、実質されないような場面が殆どだと考えると単騎35000シールド出せるGガーディアン。ディズメルと換えていいかもしれません。


まだ幾つか候補はありますが、
書き出すとキリがないので終わりにします。


ここまで読んで頂き、大変感謝申し上げます。
ここからは実際のマリガン、回しかた、展開例等を挙げていきます。
もう少しだけ、お付き合いください…!(まだまだ長くなりそうですが)


【マリガン】
ダンガリー、レンレン、ミウミウは優先して残します。
各グレードのライド優先順は
ダンガリー→ジン
レンレン→コーソン→シャラフ
ミウミウ→マイティボルト→オウバン→アナスタシア
です。

レンレン、ミウミウを引けていた時は、コーソン+オウバン、シャラフも残して、積極的にバインドゾーンを増やしていくマリガンも選択します。

例1
レンレン、オウバン、ダンガリー、☆☆
→☆2枚返します。

例2
コーソン、オウバン、シャラフ、☆☆
→☆2枚返します。この場合ミウミウが引けると◯

例3
ミウミウ、マイティボルト、ジン、治☆
→ジン、治☆は最低限返します。
マイティボルトはダンガリーへのアクセス手段にもなるので、お好みでどうぞ。


【実際のターンの回しかた】
[1ターン目]
→Vライドしてエンド、後手なら単騎殴って終了。

[2ターン目]
→ミウミウから乗れた時は、まず1枚バインドしましょう。コーソンライドでオウバン握ってれば迷わずV裏へ。理想はシャラフもコールしてテキスト使いつつ、V→Rの2パンです。
 
2.5ターン目(こちらG2ライド後の相手ターン)
シャラフが盤面にいる場合、積極的にガード札として使います。この時点でソウルが無くなりますが、ダンガリーに乗ることで最低限スタンバースのコストは確保できています。

[3ターン目]
→ダンガリーライドで迷わずアクセルⅡを取ります。
レンレンから乗れた時にCBが1以上ある場合、基本はレンレンに使用するのが優先です。

通常通り動かせていれば、この時点で大体バインド4枚ドロップは狙えます。
先3でノーコス確定1ハンデス、非情です…

5枚以上のドロップができた時は、状況に応じてトリガー3枚戻して相手のガードをガンガン強要しましょう。

超越は基本的にスタンバース一択です。
相手にはハンデス、自分はドローでリソース差を拡げ、ガンガン攻めていきます。
ライドスキップされた場合でもダンガリーの圧力は十二分なので、2日間やって一度も僕は2止めしなかったです。

このターン以降の展開は
アクセルサークルにはG2、マイティボルト、ミウミウが優先されます。
インターセプトできないジン、マイティボルトやミウミウは、ジンのコストにして盤面から離脱させます。
コーソン+オウバンは抵抗持ちもバインドできるので、除去したい縦列に置いてリソースに変換しましょう。
相手にターンを返す時、盤面に残るリアガードの枚数を最小限にするのがベストかと思います。

アタック順に関してですが、
僕は結構R→R→R→Vで殴ることが多いです。

リアのテキストをフルに使って5バインドドロップになる場合が多いため、この順番になります。

逆に6枚以上にできる余分がある場合、6枚目以降はダンガリーのアタック後にバインドゾーンへ送る形になるよう、アタック順を変更します。


勿論最後にトリガーを振る先がいるに越したことはないので、ハンデスされていく相手の手札を着実にガード札として更に掃かせて、次のターンでの息切れを狙って回してみると、意外と上手く回ります。

実際この回しかたでの勝率は、初めに記載した数字が証明してくれました。

この時点で相手のダメージは2点ないし3点が多いため、相手は守護者を持っていればリアの攻撃を受け、もしくは止め、Vを確実に止めてくることが多いです。
逆に守護者が無く、ダンガリーの☆2アタックを止めきれる自信がない手札の場合、相手は横をひたすら止め、割りきってVノーされることもあります。

前者の場合は着実に相手の手札を減らせますし、後者の場合は捲ったトリガー次第でそのままゲームエンドまで持っていけることもしばしば。

効果付きクリティカル、再ライドを活用してソウルが枯渇しないよう、常に意識しておくと楽になります。ダンガリー27000アタックなら、超越と同じ形に持っていけるので、相手に期待値35000以上のガード値を掃かせることもできます。
V裏にマイティボルトを置いて、30000でのアタックも◯です。


[4ターン目以降]
ダンガリーのパワーが17000であることが、ここから最大限活きてきます。
"マジェスティ・ロードブラスター(V-SS06)"の硬さを知ってる人、まさにそれです。
ダンガリーによるデッキ圧縮、トリガー率の上昇でダメージトリガーも出やすくなっていきます。

アクセルクランによる連パンなどは、ダメージトリガー1枚で26000以下をシャットアウトできるので、前半は極力ダメージを抑えましょう。
ブルワーク・ドラゴンやインピード・ドラゴンを活用し、うまくいけばガード札数枚でターンを返してもらえます。
(それでもブラフマー使いたくなります。デッキ回してみるとわかります。)

ここからはブラフマーによる相手ターン中の自バインド増加、次のターンに5枚以上貯める為のコストを確保することを意識して立ち回ってみて下さい。

やってること自体はシンプルなので、デッキを回すこと自体は難しくありません。(多分)



【終わりに】
まずはここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!!
初めて記事なるものを書きましたが、まさかこんな長くなると思わなかった…というのが正直な感想です。
ですが、これを読んで
"なるかみ組んでみたい!"、"Pスタンダードやってみたい!"と思ってもらえたら幸いです。

このデッキを組むのに、一番単価が高いのは
"再起の龍神王 ドラグヴェーダ"です(笑)

次点で"バーニングフレイル・ドラゴン"ですかね。

メインデッキのカードは殆どが直近、もしくは再録されているもので構成されている為、集めやすいです!
コモンカードも比較的新しいので、見つけるのは難しくないかと思います。

あとは収録パックも割と纏まっているので、カードも探しやすいかと思います。

(一番ネックなのはインピード・ドラゴンでしょうか…)

長くなってしまいましたが、これで終わりにしたいと思います。
僕自身、まだまだ調整していくつもりですし、質問等あればDMなりリプライなり、頂ければ可能な範囲でお答え致します。

ありがとうございました!


2022,5/4(Wed)             よっしぃ(@EtBE_Yoshi)











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