「食べログ」の星もチェックはします。でも、あそこに感想を投稿する人の気持ちって、いまいち理解できないんですよね。
本当のクチコミなのか疑問というか...。「誰かサクラが書いているの?」「何が目的で書いているの?」みたく思ってしまいます。
あと、偏ったマイナス意見が多くて。「店員の対応が悪かった」みたいに。偶然かもしれないし、やり場のないイライラぶつけてるだけじゃん。
ことしの調査結果全般について、WIPOは「全く新しい技術を1つ開発することよりも、複数の技術の組み合わせで新しいサービスをつくり出すことのほうが、経済の成長につながる傾向がある」と分析しています。
岡安:もちろん、各記事や情報によってメディアのかたちは変わると思います。例えば、エンタメ業界に近いオウンドメディアだと、クラウドソーシングを使って月に何百本のレベルで記事を高速に公開しています。誰もが知っているタレントやイベント情報だからそれは成立する。ただ単純にSEO対策をしたいのか、流入がほしいのか、ブランディングなのか、目的によって手法が変わる気がします。そこが見えないまま流行に乗ると悲しい結果になる。
柿次郎:でも、ライターにきちんと対価を払い、取材対象には敬意を払っていい記事を作るという循環は絶対に必要ですよ。誰かが割りを食っている状況のままではウェブメディア全体の底上げがされませんから。
あと、出典元を小さい文字で添えた画像引用の記事制作は法律でアウトにしてほしいです。写真一枚撮るために時間とお金をかけてる人たちに失礼すぎるので。「クラウドソーシングで安い記事を依頼→画像は全部引用→取材も行かずにネットで調べた情報をつなぎ合わせる→SEOまわして検索表示1位!」みたいな流れ……僕は本気でイヤだなぁと思っています。
岡安:確かに、作り方は重要ですよね。引用だらけの大量の記事を作って、何百万PVのオウンドメディアですといっても、メディアの代表記事は何? と聞かれたら答えられないケースもあると思います。そうなると、果たしてオウンドメディアの意味はあるのか、と。
多くの点で、NYT Nowアプリの苦境はニュース業界の全体的な趨勢を反映している。2015年、同アプリは月額8ドルのサブスクリプションサービスから無料サービスに移行した。これも、より若くて「モバイルに通じた」読者にリーチするための施策だった。しかし、NYTは今回、ソーシャルメディアプラットフォームでの存在感を最適化することに軸足を移そうとしている。
また、NYTの発表によると、NYT Nowの記事のトーンに関する決まり事(くだけた文体や箇条書きの多用)はアプリとともに廃止されるわけではないという。