news 2015.07.20-

Google、検索とYouTube広告が好調で2桁台の増収増益

検索と連動した広告の伸びを示すペイドクリック数は18%増加。Googleサービスのペイドクリックは30%増だったが、パートナーサイトのペイドクリックは9%減だった。
 モバイル端末の普及で下落が続いているクリック単価(CPC、クリックごとに広告主がGoogleに支払う単価)は4%のマイナスだった。
モバイルでのCPCは増加しており、モバイルとデスクトップとのギャップは狭まってきているとも語った。


iBeaconで山の遭難を未然に防止、北アルプスで“お守りビーコン”実証実験

今回の実証実験では、北アルプスの燕岳登山口および山小屋の燕山荘、大天井ヒュッテ、ヒュッテ西岳、ヒュッテ大槍、槍ヶ岳山荘、殺生ヒュッテ、槍沢ロッヂ、横尾山荘、徳澤園、上高地バスターミナルの11カ所にNexus 5を設置し、主にNTTドコモの回線を使用(一部ソフトバンク回線を使用)して移動実績などのデータを送信してデータベースに集約した。実証実験に協力し、実際にiBeaconを持って登山した人の数は計128名。実施期間は夏山の時期(2014年8月下旬~9月下旬)に行なった。


銀行窓口に接客ロボ「ナオ」 三菱東京UFJ

ナオは高さ58センチで、カウンターに立つ。来店客が口座の開設方法を尋ねると、印鑑など必要なものを紹介し、客の目を見ながら「申込用紙にご記入を」と案内した。「まいど」と話しかけると「まいど」と応じ、「ぼちぼちでんな」などの関西弁も発することができる。


訪日客が増えれば「儲かる」のに、なぜ日本はチカラを入れてこなかったのか

アトキンソン: 話がややそれましたが、日本経済が飛ぶ鳥を落とす勢いで成長するのは難しい。1950年代から70年代にかけて、なぜ高度成長を続けることができたかというと、人口がどんどん増えたから。しかし2060年に、現役世代は江戸後期並みになるので、いまから「観光業」にチカラを入れていかなければいけません。
 私は来日して25年も日本で暮らしているので、こうした対応には慣れました。しかし、初めて日本にやって来る外国人はどうでしょうか。会社を休んで、高い航空チケットを購入して日本に来たのに「できません」「対応していません」「それは無理です」「禁止です」ばかり言われると、なんだか融通の利かない国だなあという印象を持たれるでしょう。

土肥: 考えてみれば「おもてなし」をウリにしているのに、「できません」対応はおかしい。

アトキンソン: 私は日本の「おもてなし」を否定しているわけではありません。これまでのように日本人同士であれば理解できることなので、何の問題もありません。しかし、経済成長が難しくなっているので、これからは「観光立国」を目指さなければいけません。そうなれば外国人をお客として扱わなければいけないので、日本人同士で成立していた「おもてなし」ではある程度で限界があるんですよ。