news 2014.07.21-

調査報道メディア「プロパブリカ」のデータ販売額、3万ドルを突破

開設から5ヵ月が経ち、200〜1万ドルほどの価格帯で販売されるデータセットが500以上がダウンロードされています。その売上は3万ドル(約300万円)を超えているとのこと。

現状は、医療業界からのデータ購入が多いようです。


ペイウォールの“次”/NYTの模索から

ペイウォールの“次”/NYTの模索からペイウォール型メディアへと舵を切ったメディア事業体は、いかにしてライトな読者層を引き寄せるのかという難問を自覚し、施策を打たねばなりません。



朝日新聞、新ニュースサイト「withnews」立ち上げ--取材リクエストなどの試みも

専門の編集部が作成した記事やネット上の話題に対し、読者から「取材リクエスト」を受け付ける。依頼された内容はwithnews編集部で整理したうえで、朝日新聞記者が可能な限り取材し、記事を掲載する。


スマートニュース、今秋めどに北米版 英語で無料配信 

スマートニュース(東京・渋谷)は今年秋をめどに北米版の配信を始める。現地の有力メディアと組み、米国とカナダでニュースを英語で無料配信する。同社は国内利用者が400万人近くに増え英語を皮切りに多言語化、世界市場の攻略を進める。


ヤフー、6年ぶりにトップページ刷新--スマデバで「ポータルの進化形」目指す

新デザインを考える上で意識したのは「時間シェアを上げること」
新デザインのトップページは一見するとニュースが目立つが、「ストリームにさまざまなコンテンツを掲載することで、一般的なニュースサイトやニュースアプリのタイムラインなどとは異なるものを作ろうと考えている。ポータルを進化させたような形にしたい」(野崎氏)。


ソーシャルネット時代のニュース事業バブル、その実態は?

どうも今のニュースブームにおいては、ソーシャルサイトで受ける記事(米国ではフェイスブックのInteraction数の多い記事)を、皆で読むべきとみなす流れがある。若い人たちがSNSを介してニュース記事を読むようになったと言っても、命がけで取材した紛争記事(例えばガザからの記事)などがフェイスブックでバズったという話は殆ど聞かない。
ただ、ニュースブームも新しい第2波が押し寄せている。これまでの第1波では、バイラルメディアが中心になって、ニュースもどき記事も含めて面白くわかりやすく提供することにより、若年層を中心に多くの人がニュース記事に接触するように仕向けた。さらに次の第2波では、バイラルメディアなどの新興ニュースメディアも、ニュース記事本流の政治や経済分野も取り込んで、新しいテクノロジーを駆使してもっと面白くわかりやすく提供していこうとしている。コンテンツキューレーション技術、ビッグデータなどのデータジャーナリズム手法、インフォグラフィックなどのビジュアル表現技術・・・、これらをサポートするツールやサービスが次々と出てきている。また簡単な決算発表記事のような定型ニュースならロボット記者に任せられそうだ。


The 30 Most Viral Stories Of 2014 Will Make You Shake Your Fists And Scream, 'Why?!' 今年上半期のバイラル記事トップ30

Business InsiderがNews Whipの測定データを基に、今年上半期のバイラル記事トップ30(Interaction数の多い記事)をまとめてくれているが、リスト記事やクイズ記事が大半を占めている。リスト記事は日本でもよく見かけるまとめ記事。フェイスブックで話題になりそうなテーマを選び、ネット上からキューレートしたコンテンツを素材にしてまとめた記事である。笑い、愉快、畏敬などの感情に訴えた話が多く、テーマも可愛いペットや素晴らしい絶景などのように思わず「いいよ!」とクリックしたくなる内容が中心である。


サイバーエージェントがAmeba事業の大改革、人員を半減しネイティブアプリや音楽ストリーミングなど新領域に

今回の構造改革でCP事業本部(ゲーム、コミュニティ以外のネイティブアプリ事業。内製のほか提携やM&A含む)、コミュニティ事業本部(Amebaの既存コミュニティサービスおよび各サービスのフルネイティブ化)、新規事業(音楽、動画関連の新事業)の3つの事業部を設立。Ameba事業から離れる800人を3つの新事業にあてる。


ニュースアプリ利用者の約8割「Yahoo!ニュース」利用--キュレーションアプリに大差

スマートフォンを所有している20歳以上の男女565人のうち、350人(61.9%)がニュースアプリを利用しており、そのうち78.3%が「Yahoo!ニュース」を利用。次いで「LINE NEWS」が16.3%、「SmartNews」が15.7%、「Gunosy」が11.1%、「Antenna」が7.1%、「NewsPicks」が4.9%となった。サンプル数は少ないが、Yahoo!ニュースとそれ以外とで大きく差が開いた。