news 2015.06.23-

三菱東京UFJ銀行がFintech Challenge 2015のデモデイを開催、LucidrealとFreeeが大賞を獲得

子供に対するお金の教育を念頭に、子供がお金を使い始める年齢から、お金の価値を身につけることができるサービス


クックパッド、Pepperに料理動画を配信

 クックパッドでは、食材の旬や人気検索ワードなどから、毎日、おすすめレシピをピックアップして動画で配信している。Pepperは毎日、「料理動画をみますか?」と声掛けし、それらの動画を放映するという。


Pepper、発売から1分で1000台完売


Google、ニュースメディア支援の「News Lab」でツールやデータを提供


FacebookアカウントなしでもMessengerが使zえるようになった―普遍サービス実現への重要な一歩


手のひらサイズの“ITお守り”で山の遭難を防ぐ 長野県のチャレンジ (2/2)

導入に向けた課題も見えてきた。登山者の移動履歴の配信では、Android端末を設置したすべてのポイントでお守りビーコンの電波を検知できたものの、その精度にばらつきがみられた。お守りビーコンを持った登山者が集団でAndroid端末の付近を通過すると検知されないケースや、入り口が広い山小屋にAndroid端末を設置すると、端末から離れた場所を通過した登山者のお守りビーコンを検知できないケースがあったという。
 はぐれ防止アラートについても、はぐれた人がいないのにアラートが出たり、はぐれても通知されない場合があり、実用化するには電波強度や検知間隔の調整が必要なことが分かった。


スマホ普及でユーザーのニュース入手先は変化したが、ニュースメディアの収益性は不確実に (2/2)

「大半の人たちはニュースが好きで、ニュースをよく利用している。だが彼らはニュースにお金を支払うことやニュースと一緒に広告が表示されることは望んでおらず、通常記事とスポンサードコンテンツの混在を嫌う」。RISJの調査ディレクター、ラスムス・クライス・ニールセン氏は報告書とともに発表した声明でそう指摘している。
 「つまり今はユーザーの確保に成功しているサイトであっても、持続可能なビジネスモデルを構築できたわけではないということだ」と同氏は続ける。
 ニュースを入手し、共有したり、コメントしたりする場としては、10人に4人のスマートフォンユーザーが週1以上のペースでFacebookを使っている。この使用率は次点のYouTubeの2倍以上で、Twitterのほぼ4倍だ。


ディープラーニングと検索エンジン最適化の新たな時代

多くの企業はディープラーニングがこれから時代を形作ると捉えている。また、この新しい商業サイエンスを有効に活用するのに多額の資金やリソースも必要ないことを知っている。IBMのWatson Analyticsは、500MBまでアップロードでき、ディープラーニング用のリアルタイムのアプリケーションを無料で試すことができるフリーミアムサービスを提供している。Google Adwordsや他の販売に関連する数値をツールに入力することで、スタートアップ企業でも、データの中に関連性や予測するのに役立つ情報が得られるだろう。Watson Analytics以外にも、他社が開発していて、活用しているテクノロジーを見てみよう。

Google Research:Googleは、Forbesの「2015年、最も価値あるブランド企業」のリストの三位に入った。ただ、誰もが彼らは検索で一位であることに異論はないだろう。Googleは、この10年で機械学習能力で多くの進化を果たした。彼らは、画像、動画、言語の理解を深めるための開発に力を入れている。
Googleは調査、買収(2014年に買収したDeepMindなど)やImagenet Large Scale Visual Recognition Challenge(単語と画像を紐付けるデータベース)とのパートナーシップなどを通して、ディープラーニングの新しい分野での検証と適応に注力してきた。最近Googleは、初めて見る画像を説明するためのキャプションを自動で付ける機能を公表した。Googleの検索アルゴリズムにこのような画像認識と検索機能が実装された場合を想像してみよう。
そんなに遠い未来のことではないだろう。Geoffrey Hintonは、Redditの「Ask Me Anything(何でも聞いて)」のセッションで「次の5年で最も面白い分野は動画とテキストの内容の理解だと思います。次の5年内に、例えばYouTubeの動画から、何が起きている内容かを説明する機能が出来ていなければ、がっかりします」と説明している。

Facebook FAIR:世界で最も人気のSNSは、検索でも強いプレイヤーに成長した。今後もこの分野においてマーケットシェアを拡大していくだろう。Facebook AI Research (FAIR)はFacebookが人工知能とディープラーニングを未来のソーシャル、購買活動とメディアへの応用に注力していることを表すものだ。事実、彼らの顔認識ソフトウェア、Torch(ディープラーニングのための開発環境)のオープンソースモジュールへの貢献、最近ではMike Schroepfer (FacebookのCIO) がFacebook AIが 動画内の登場人物の動きを認識できるようになったことを発表したことを考えると、Facebookは、ディープラーニングによる学習能力を最も活用している企業であると言えるかもしれない。

Microsoft Project Oxford:最近発表したhow-old.netの顔認証プロジェクトで Microsoftの技術を多くの人が知ることとなった。しかしほとんどの人はこのプロジェクトは、Microsoftの機械学習研究チームによって製作されたことを知らない。Microsoftのブログによると「数人の開発者が、ウェブページと機械学習APIを統合し、リアルタイムでアナリティクスをストリームするこのソリューションを全て構築するのに、一日しかからなかった」と伝えた。これは始まりに過ぎない。このようなプロジェクトの他にも、近い内にProject OxfordとCortana(Microsoftの「パーソナルアシスタント」)がWindows 10とInternet Explorerの代替ソフトであるEdgeに実装されるだろう。

WolframAlpha:WolframAlphaは抜群の知名度があるとは(まだ)言えないが、ここ数年の人工知能の分野の有力なプレイヤーである。彼らの究極の目標は、何もかもコンピュターで処理できるようにすることだ。まずは、専門的な知識と能力が要求される分野に注力している。彼らは最近、画像認識、新たな問題の作成、言語認識と更にはFacebookの分析まで開発対象を拡大した。
画像でカスタマーのイマジネーションを喚起したり、注意を引くことが今後更に重要になってくると、検索を用いる企業は気が付いている。そのようなコンテンツが近い内に優先されるようになるだろう。