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「◎△$♪×¥●&%#?〜!!」

何て言ってるか聞き取れない雄叫びが、真夏の夜空に炸裂した。

この雄叫びを少しでも間近で感じたく、何時間もかけて一人最前列までたどり着いたいつかの夏の音楽イベント。

その日のヘッドライナーはだいすきなアメリカのロックバンドFOO FIGHTERS

一緒に来ていた友は「まだ他にも観たいバンドいるし、色々回って少し遠いけどビール片手にスタンド席からゆっくり観るよ」とのこと。

そうですとも、それも素敵な楽しみ方であります。

でもわたくし、間近でめちゃくちゃに音楽を感じたいっ、汗まみれになっておかしくなりたいっ!!

そうです。まだ他にも観たいバンドはいたのですがあきらめ、間近でど迫力の音を感じる快楽を選んだのです。

FOO FIGHTERSの始まる何時間も前にトイレでしぼれるだけしぼりだし、

美味しそうなフードなどありましたがお腹をくだしたら大変、口にはしません!

オシッコが近くなるビールなんて論外です!

わたくしは1本のペットボトルの水だけを握りしめ、いざ出陣!

いくつかのバンドが終わる度に、ジリリジリリ前に詰めていき、
最後のトイレから3時間はゆうに越えて、やっとこさ最前列あたりまでやってきました、、

そしていよいよステージが始まるという時、残りのペットボトルの水はあと一口程度に、、

「しぬかも、、」
そう思いながら最後の一口をゴクリ。

そうしてついに、FOO FIGHTERSがステージに現れ、
「◎△$♪×¥●&%#?〜!!」
というボーカルのデイブのなんと言ってるか聞き取れない雄叫びとともに客席のボルテージは最高潮に!

僕も後先のことなどお構いなしにイカれ。。

しかし途中で酸欠状態になり「自分しっかり、自分しっかり」と自分で自分を奮い立たせ、なんとか無事に生還。

終演後に急いで買って飲んだポカリスエットのおいしいこと、おいしいこと。。

まさに生きてることをダイレクトに感じる
灼熱のLIVEでございました♪♪



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