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基本のタンギング Op.143

日々の音階練習にそのまま活用できる基本のタンギング練習のレシピ。

・発音がよく不鮮明になる
・出たいタイミングでなかなか音が出ない
・後打ちでなぜだかすぐバテる
・息がすぐなくなる

そんな方はこのレシピはとても意味のあるものになります。

ロングトーンの間にタンギング練習をはさむ

タンギング練習というと、「ゆっくり→はやく」というパターンが多いですが、このレシピで大切なのは『タンギングをするときに息を吐くことをやめないやり方を覚える』です。

ロングトーンで息のスピードを聴き、タンギングしてもそのスピードがゆっくりになったり、詰まったり、新しく始めることのないよう、よく音を聴きながら取り組みます。

タンギングが苦手な人ほど音が細かくなると息のスピードが速くなりやすいですが、息のスピードはテンポに依存しているもので、音が細かくなったからといって息を速くしなくてもできます。

ロングトーンの息で舌で音を区切るだけ。それを意識して譜面をこなしていきましょう。

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