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息出しっぱなしタンギングでエコに吹く

どうもごんざです。
なんでもない音域の後打ちなのに連続して吹くとなぜだかすぐバテる。
そんな経験はありませんか?

ぼくは結構長らくそうでした。でもなぜだかわからない。スタミナが足りないのか、吹き方が悪いのか、なんなのか。

自分自身の奏法改善に取り組みようやくわかったのは「息の使い方」でした。

後打ちの音ひとつずつで息を吐いてやめてっていうのを繰り返していると、すごく疲れやすくなるし、毎回音の形が安定しないし、とっても遅れやすいんです。後うちを吹くに当たって遅れやすい、というのは致命的。吹きにくい疲れやすい吹き方で吹いているから遅れやすいのに、遅れやすいのはリズム感がないから。そう思っていた時期がありました。

当たり前にできている人も多いので、できている人からすればなぜできていないのかわからない。できない人にとってはできている人がなぜできているのかわからない。そういった類の細かな吹き方。そこを今回紐解き、必要な練習メニューを作成しました。

タイトルにあるようなエコな吹き方を知ると、グッと疲れにくくなり、あれだけ嫌だった後打ちがなんともなくなります。

それでは解説していきますね。


ロングトーンの息の流れ、吹き方、それが基本

後打ちを疲れにくく安定したクオリティで吹き続けるためのコツは「息出しっ放し」。これが何より大切。ということで楽譜の冒頭にロングトーンを載せています。

テンポの指定もあるので、まずは守って取り組んでみてください。

舌で息を止めても息は吐き続ける、それが大事

ロングトーンを吹いたら次はそれをテヌートタンギングの八分音符に分割して吹きます。

途中でタンギングは入りますが、舌を動かすだけでロングトーンの息のまま。これがポイント。息を吐き直したり、途中でやめたりするのではなく、息を吐き続ける。これがポイントなのです。
なんとなくでもそれができていると感じたら、どんどん先に進んでいきましょう。

なぜこの吹き方が楽なのか

音ひとつずつ息をON,OFFする吹き方は、息だけでなく口周りの筋肉も音ひとつずつセッティングしたり、ゆるめたりを繰り返すことになります。

それに対して息吹きっぱなしタンギングは舌を動かすだけ。工程がグッと少ないんです。舌を動かすだけで他はロングトーンを吹いているのと変わらない状態。なので疲れにくくなるんです。

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