テキストプレースホルダ__48_

なめらかな音のはじまりのための Op.72

どうもごんざです。
ブログでもいろんな角度で取り上げてきましたし、このnoteでもはっきりと、しかし美しい発音のタンギングにて取り上げた、音の出だしのタンギングについてのレシピです。

音の出だしはこれまでもぼく自身悩んできました。

試行錯誤の上ぼくに起きていた問題は、

音を出す時点ですでにアパチュアが開いていた
 →唇が閉じているところにマウスピースを当てる
 →息を吸い、楽器に息を通す直前にも唇を閉じる

出したい音に対して口の中が広すぎた
 →いつも口の中はできる限り広くあるべき、と思い込んでいたのでそれをやめた

プレスは足りなかった
 →どんな時もなるべくマウスピースは唇に押し付けるべきではない、と思い込んでいた→音によって適切なプレスがあることを知りたい体感し、いつも今までより密着するよう心がけた

これらの問題でした。
これらが改善されると格段に楽に恐怖なく発音できるようになったので、この経験を基にしたレシピをこれまで作成してきましたが、レッスンしていくうちに、他の要因で発音を苦手としている方がいらっしゃることを知りました。

今回はその際に利用した譜面を紹介します。
楽譜自体は非常にシンプルですが、意図を汲んで練習するのは意外と難しいはずです。


まずは隙間なくテヌートタンギングで吹く

パターン1の2小節間を、まずは譜面通り吹いてみてください。この時、タンギングをしてもロングトーンのように息を吐き続けなめらかにタンギングしてみましょう。

よくわからなければ楽器を置いて息だけ吐いてそれを聞く

意外と息だけで試して聞いてみるとわかりやすいのでオススメの方法です。息だけで最初の2小節をやってみてください。

舌で一瞬息を遮っても、その後は息を遮る前と同じスピードで息が流れ続けていれば成功です。

休符があって舌で息を止めている間も、息を吐こうとするのをやめない

休符があると息が詰まってしまって、発音が遅れてしまったり、不明瞭になりやすいです。

このレシピの場合休符はお休みではなく、息は吐こうとし続けているけれども舌でその息を止めているだけ、と考えてやります。

そうすると音が離れていても同じ発音で吹き続けることができるからです。

様々なパターンで

様々なパターンで取り組んでみましょう。
最初に八分休符があろうがどんなパターンであろうが、基本は舌で息を遮っているだけ。

様々なパターンを用意したのは、曲を演奏しているとどこかで必ず出てくるリズムパターンに無意識に取り組むことで、これまでのクセから少しずつ離れていくためです。

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