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自分にとってのスウィートスポットで吹くために
スウィートスポット、聞き慣れない言葉ですよね。
ぼくも先日初めて聞いた言葉でした。スポーツに関する用語です。
これを勝手に楽器を吹くことに置き換えてみました。
簡単に言うと「息を入れてすぐ音が出る(唇が反応する)吹き方」。
なんだそんなの簡単だよ。当たり前にできている。と思うかもしれません。確かにmfやfで吹くときは、多くの人は当たり前にできているるでしょう。
でもそれがpやppだった場合は
1オクターブの不思議
※このレシピはTwitterにて、『冒頭の1オクターブが吹けるなら普通にできるはずシリーズ』の1から15をつなげて整理し、見やすくアドバイスを新たに書き込んだものです。あらかじめご了承ください。
このレシピで出てくる音域はFからFの1オクターブのみ。
ホルンを始めて、早い人は3ヶ月くらいで出るようになる音域かもしれません。
いわゆる、多くの人にとってなんでもない音域。
なんですが。
ホルン
シンプルだけど、意外と手強いタンギング
タンギングが凸凹してしまったり、音によって吹きにくくなる人向けのタンギングレシピ。
一見、3段目は難しく見えますが、1、2段目がなめらかなスラーで吹けて、つぶだちのよいタンギングで吹けていれば吹けるはず。
コツは積極的に口を動かすことです。
慣れてきたらいろんな調で取り組むと、自分の苦手音域がわかります。
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閉じたところからの低音域開拓その2
ごく限られた方向け、のレシピその2。
人によりますが、音域によっていくつか違う吹き方を持ってる人は多いです。ぼくもそうでしたし、今でも必要に応じて低音用の吹き方を使うこともあります。
ただ基本は、吹き方を統一できればいろいろ便利。なのでそれを目指すレシピ。
1段目が最も大切になります。
五線の中のFからオクターブ下まで下降した際の下のFの吹き方と、いきなり下のFを吹いたときの吹き方が同じか
閉じたところからの低音域開拓
ごく限られた方向けのレシピです。
唇が開いているところにマウスピースを当てて吹いていた方が、唇が閉じているところにマウスピースを当てる吹き方に変えると圧倒的に高音域は吹きやすくなりますが、デメリットととして低音域が吹きにくくなります。
ですので、低音域を新しい吹き方で吹けるやり方を模索していくことになります。そのきっかけ作りにご利用ください。
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おしゃべりップスラー(※Euphonium用)
※こちらはユーフォニアム用のレシピですのでご注意ください。
作ったぼくでさえびっくりするような効果が出ることも多く、数あるホルニストのためのレシピの中でもTOP3に入るオススメのレシピ。
それを今回、ユーフォニアム奏者の方に協力いただき、ユーフォニアム用に作成しました!
今よりハイトーンが楽に吹けたら、楽器が楽しくなりませんか?
ハイトーンが苦手な人は、シラブルがうまく使えていないか、アパ
後押しとさよならするための
自分ではなってるかどうかわからない事さえある、後押し。
なっているのがわかっていても直し方がわからない人も多いですよね。
ポイントは、出したい音量に対しての息と舌のバランスと、息を舌でせきとめておく感覚。 シンプルな譜面ですが、解説と併せて取り組むと、後押しが解消できます。
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演奏後のケア「クールダウン」
楽器を吹き終わったあと、クールダウンはしていますか?
運動後ってストレッチしますよね。あれは筋肉の緊張を和らげ、血流を良くする効果があります。
それと同じように楽器も吹き終わったあとのクールダウンが、次吹くときの楽器の調子に影響するのでとっても大切。
クールダウンの考え方
ただほぐすというよりも、
高い音ばかり吹いた日だったら→低い音を吹く
大きな音ばかり吹いた日だったら→小さな音を吹く
その曲のテンポにあった息のスピードで演奏するための
音程が合わないとき、ついチューナーを見て正しいピッチを得ようとしがちですが、まずは曲のテンポに合った息のスピードで演奏してこその正しいピッチです。
ではその、曲のテンポに合った息のスピード演奏するにはどうしたらいいか、を簡単にですが解説しました。
できている人にとっては当然のテクニックかもしれませんが、これができると周りとピッチが合いやすくなりますし、スタッカートのついた音は軽やかに演奏しやす
ベルトーンを解剖する Op.151
記憶が確かならば、中学一年生の定期演奏会で演奏した「サウンドオブミュージック」。
最初がホルンのベルトーンから始まって、当時とっても難しかった記憶があります。
「鐘のように吹いて!」と言われるものの、どうやったら吹けるのか当時はよくわからなかったので、ただただイメージして吹いていました。
今になって思うと「鐘のように」は、
・どの音も均等に聴こえるように吹くこと
・音の出だしはっきり
・音
ハイトーンのタンギングをディミヌエンドで疑似体験し応用する Op.149
「ハイトーンはスラーなら出るけど、タンギングがうまくいかない」
こんな声を結構聞きます。
ポイントは、スラーなら出る、ということです。
こういったケースのほとんどは、『舌をつける位置』の理解が深まると解決していきます。
見えない部分の話なので、イメージしずらいかもしれませんが、音域が変わると口の中の広さも変わります。
低い音にいくにつれ口の中は広くなりますし、高い音にいくにつれ口の中は狭くな
2オクターブの音階を同じ音色と吹き方で様々なアーティキュレーションで吹くための
先日公開した無料版のレシピから、さらにテヌートタンギング、スタッカートのアーティキュレーションで、長調すべてを網羅して作成したものを有料で公開します。
ホルンて2オクターブの音階練習をしようとすると、開始音がついつい低くなりがち。
そんな時、(普段は出るんだけど、音階練習だと上の音出にくいんだよなあ)ってことありませんか?
それには理由がちゃんとあります。
ある程度吹ける方でも、吹き始めの音
2オクターブの音階を同じ音色と吹き方で吹くための
ホルンて2オクターブの音階練習をしようとすると、開始音がついつい低くなりがち。
そんな時、(普段は出るんだけど、音階練習だと上の音出にくいんだよなあ)ってことありませんか?
それには理由がちゃんとあります。
ある程度吹ける方でも、吹き始めの音が低いとき、ついつい口の中やアパチュアを開けすぎちゃうんです。
そうなると、出だしはしっかり出るものの、途中から上がりにくくなり、苦しくなったりくもった
半音階を使ったタンギング
速いタンギングが苦手な方って、
「音によって息のスピードが違う」
「音がかわるときに運指が不安で息が指を待ってしまう」
この二つが原因なことが多いです。
過去のぼくがまさにそうでした。
ですのでこのレシピでは、
・息のスピードをまずは確認し、それを維持しながら音域をひろげること。
・少しずつ音域をひろげることで半音階の指づかいをやりやすくする。
こんな狙いをもって取り組みます。
速いフ
チューナーを効果的に使ったピッチの取り方
正しいピッチが体に染み込む、効果的なチューナーの使い方を紹介します。
一般的によくあるのは、
チューナーをつける →吹く →チューナーを見る →針を真ん中に合わせるように吹く。
ですね。実はこれ、正直あまり意味がありません。
なぜかというと、『目を使って』ピッチを調整しているからです。
ではどうすればいいか?
詳しく書きました。 ホルンに限らずすべての楽器に有効です。
ダウンロー
いつものリップスラーをハイトーンの練習に
いつものリップスラーをたったひとつの工夫でハイトーンの練習に。
やり方は簡単です。いつものリップスラーに強弱(><)をつけて頂点の音を「p」で吹くだけ。
音量小さくして吹くには息の通り道が狭くならないと吹けないので、その感覚を覚えたら次はその通り道にmfの息を入れてひとつ上の倍音にチャレンジ。
とは言え(考えてやるのめんどくさいな)という方向けに、譜例も載せましたので、ダウンロードするなりス