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【K-1】林健太「ライト級で外国人とも打ち合えるのは俺だけ。自分も見る人も鳥肌が立つような試合をしたい」vs ニコラス・ギャフィー「俺のパンチはどんな相手にも効く。林は技術が高い選手だけど、気になる相手じゃない]=12月8日(土)「K-1 WORLD GP」大阪

12月8日(土)「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」エディオンアリーナ大阪(第1競技場)大会のライト級世界最強決定トーナメント・一回戦で対戦する、林健太とニコラス・ギャフィーのインタビューが主催者より届いた。(記事・写真提供=(C)M-1 Sports Media)

◆林健太、トーナメント3試合とも打ち合ってファンを興奮させる!「地元・大阪でゴンナパーと再戦してリベンジしたい」

――9月の安保瑠輝也戦はスリリングな打ち合いの末にKOで敗れるという結果でした。まずはあの試合を振り返っていただけますか?

林健太「やっぱりパンチだけで戦うのと、パンチと蹴りを使って戦うことの差を感じましたね。自分はパンチだけになっちゃっていて、蹴りも使ってのパンチでいかないとダメですね。あとは気持ちが前のめりになりすぎて、相手をちゃんと見ていなかったです。相手が途中でサウスポーになったのも終わってから気づいたんで(苦笑)」

――林選手のパンチも入っているように見えましたが、ただガムシャラに殴っていただけなのでしょうか?

「そうですね。もっともっと冷静にならなアカンなと思いましたね。負けたことは悔しいですけど、自分に足りないものがいっぱい見つかったし、次のトーナメントが本番やと思っているんで、いい経験になりました」

――今回のトーナメント出場のオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?

「今年は2月からずっと試合が連チャンで続いて『12月にトーナメントが決まって、もっと練習せなアカンな』と思いました。でもファイターとしてこんなに幸せなことはないんで頑張ろうと思いましたね」

――それだけ試合が組まれるということは試合結果だけでなく内容も評価されてのことだと思います。

「僕は熱心にSNSをやる方じゃないし“林健太”を表現できる場所は試合しかない。自分は試合で魅せるタイプだと思っているので、試合をたくさん組んでもらえる=多くの人に自分のことが伝わったと思います」

――トーナメント一回戦で対戦するニコラス・ギャフィーにはどんな印象を持っていますか?

「ガツガツ来るタイプで、自分としてはやりやすいですね。自分はテクニックのあるファイターじゃないので、テクニシャンが相手だと上手いことやられて負けちゃいますけど、ギャフィーみたいなタイプだったらバチバチにやれると思います。気持ちと気持ちでぶつかれば、自分も興奮するし、観る人も鳥肌が立つような試合ができると思います」

――今回は一日3試合のトーナメントですが、ワンマッチと同じように会場を沸かせる試合をしたいですか?

「ライト級でこれだけ気持ちで戦って、みんなが興奮するくらい打ち合ってるのは、たぶん俺しかおらへんのちゃうのかなと思いますね。外国人とも正面から殴り合えるのは俺だけでしょう。トーナメント3試合とも打ち合って、みんなを興奮させて鳥肌を立たせたいですね」

――トーナメントには林選手がリベンジを熱望しているゴンナパーも出場します。

「今年の目標がゴンナパーと再戦することと、K-1大阪大会に出るということなんで、このトーナメントでゴンナパーと戦うことになったら一気に両方叶うことになるんですよ。だから地元・大阪でゴンナパーと再戦してリベンジしたいっすね」

――それでは最後にファンのみなさんに向けてメッセージをいただけますか?

「自分はずっと見ている人が興奮するような、見とっておもしろい選手になりたいって言ってたんですけど、やっぱり勝たなアカンなって思いますね。勝って、みんなで笑って…っていうのが一番なんで。これからは負けへん選手になって、応援してくれる人たちをガッカリさせたくないですね。興奮する試合をしても、負けは負けですから。勝ってみんなを興奮させます」

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◆ニコラス・ギャフィー、観客が求めるエキサイティングな試合をして勝つ!「試合は50%の気持ちと50%のパワー・フィジカルで決まる」

――K-1出場が決まった時の心境を教えて下さい。

ニコラス・ギャフィー「最初にオファーを受けた時は何のことか信じられなかった。K-1を見て育った自分にとって、K-1のリングは憧れの舞台だ。その夢見ていたK-1に出場出来るなんて本当に嬉しいよ」

――K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか?

「K-1は世界で最も価値のある舞台であり、自分の階級で戦うトップレベルの選手が集まる場所だと思う」

――ギャフィー選手が格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。

「自分はずっとサッカーをやっていたんだけど、偶然、今のジムのコーチと知り合って『格闘技をやってみないか?』と誘われたんだ。それがきっかけでジムに入った。だから今の自分がいるのはコーチのおかげと言っても過言ではない」

――今の練習環境・状況を教えてもらえますか?

「家族とも言える仲間と厳しいトレーニングを積んでいる。皆それぞれ刺激し合い、切磋琢磨してお互い学び合っている。有名な選手と練習はしていないけど、自分にとってはジムのコーチや仲間たちが全てで、彼らから色んなことを学んでいるんだ。自分には昔スペインでファイターとして活躍した2人のコーチがいて、2人とも凄く厳しいけれど、全て自分の為にやってくれている。全力でぶつかってくれるし、どんな時でも必ず力になってくれる。大きなトレーナーと仲間と共にこれからも自分はまだまだ成長し続けるよ」

――これまでどんな国・大会で試合をしてきたのですか?

「スペインを中心に試合をしていて、アブダビ、ベルギー、ポルトガル、モロッコ等で試合したことがある]

――自分のどこをK-1のファンに見てもらいたいですか?

「俺はパンチも蹴りも全てのバランスがとれているファイターだと思う。だからどんな相手だろうと、その相手に合わせた戦略で戦い、そして必ず勝つ。自分がライト級のトップファイターだと言うことをK-1ファンに見てもらいたい」

――その中でも自信を持っている武器はなんですか?

「直近の試合も左のカウンターでKOしているし、俺のパンチはどんな相手にも効くと思う」

――ギャフィー選手の現地でのニックネームがあれば教えてください。

「地元では "The Tasmanian Devil"(タスマニアデビル=オーストラリアに住む肉食動物)と呼ばれている。理由は、自分は常に動いていて誰も捕まえられないからだ」

――ギャフィー選手は22歳で50戦も経験していますが、どのくらいの頻度で試合をしているのですか?

「その年にもよるけど、普段は毎月試合をしていて、間隔が空いても2カ月に1回は試合している。基本的に出来るだけ多く試合を組むようにしている」

――対戦相手の林健太選手の印象を教えてください。

「健太は動きが機敏でパンチ・蹴りともに技術が高いと思う。でも正直言って全く気になる相手じゃない。自分の方がテクニック、パワー共に上回っていると思う」

――林選手との一回戦はどんな試合になると思いますか?

「観客が求めているようなタフでエキサイティングな試合になるのは間違いないと思う。だが、自分は勝つことしか考えていない」

――トーナメントで対戦したい選手・興味がある選手はいますか?

「怪我で欠場してしまったけど、K-1チャンピオンの卜部功也選手と戦いたいね」

――トーナメントで優勝するために必要なものは何だと思いますか?

「常に思っていることは試合は50%の気持ちと50%のパワー・フィジカルで決まるということ。トーナメントで大事なのは出来るだけ少ないダメージで決勝に上がることで、俺はリングに立ったら気持ちでは誰にでも負けない」

――K-1・日本で戦う上での目標を教えてください。

「勝利、そしてファンの記憶に残ることだ」

――それでは日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本のK-1ファンの皆、ぜひ会場で会おう。 スペインから来たニコラス・ギャフィーが一体何者なのか、その目に焼き付けてくれ!」

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◆「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」12月8日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)

・「K-1×Krushモバイル」会員先行入場 12:45
・一般開場 13:00
・プレリミナリーファイト開始 13:30
・開会式/本戦開始 15:00

<表彰式/閉会式>

▼第14試合 株式会社メインステージPresents K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
武尊(王者/日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
皇治(挑戦者/日本/TEAM ONE)

▼第13試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・決勝戦 3分3R・延長1R
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者

▼第12試合 スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
武居由樹(日本/POWER OF DREAM)
ヨーブアデーン・フェアテックス(タイ/フェアテックス)

▼第11試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R・延長1R
野杁正明(日本/K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
松岡 力(日本/K-1ジム五反田チームキングス)

▼第10試合 スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R・延長1R
山崎秀晃(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
安保瑠輝也(日本/team ALL-WIN)

▼第9試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・準決勝(2)3分3R・延長1R
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者

▼第8試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・準決勝(1)3分3R・延長1R
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者

<休憩> ※10分予定

▼第7試合 スーパーファイト K-1スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
安保璃紅(日本/team ALL-WIN)
朝久泰央(日本/朝久道場)

▼第6試合 スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R・延長1R
玖村修平(日本/K-1ジム五反田チームキングス)
林 勇汰(日本/ K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

▼第5試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・一回戦(4)3分3R・延長1R
大沢文也(日本/TANG TANG FIGHT CLUB)
リュウ・ウェイ(中国/深 争途格闘クラブ/CFP)

▼第4試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・一回戦(3)3分3R・延長1R
恭士郎(日本/士魂村上塾)
インディゴ・ボイド(豪州/Beast Fight Club)

▼第3試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・一回戦(2)3分3R・延長1R
篠原悠人(日本/DURGA)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

▼第2試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・一回戦(1)3分3R・延長1R
林 健太(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ニコラス・ギャフィー(スペイン/Marbella fight school)

▼第1試合 K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R・延長1R
東本央貴(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
川﨑真一朗(日本/月心会ラスカルジム)

<開会式>

▼プレリミナリーファイト第3試合 K-1フェザー級 3分3R
倉崎昌史(日本/GET OVER)
TETSU(日本/月心会チーム侍)

▼プレリミナリーファイト第2試合 K-1ライト級 3分3R
SEIYA(日本/MAD MAX GYM)
鈴木孝司(日本/K-1ジム蒲田チームキングス)

▼プレリミナリーファイト第1試合 K-1スーパー・バンタム級 3分3R
蒼士(日本/昇龍會)
黒田勇斗(日本/隆拳塾)

【大会概要】
主催・著作  K-1実行委員会
企画・制作  株式会社M-1スポーツメディア
運営     株式会社グッドルーザー
後援     大阪観光局/日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社

アクセス
大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36 tel. 06-6631-0121
※地下鉄各線「なんば」駅より徒歩5分
※JR「なんば」駅より徒歩10分

当日券
前売り指定券は完売。12月8日(土)会場正面入り口横・当日券売場にて、スタンディング(立見)券のみ販売。

※当日ひる11:30からモバイル会員優先発売、12:00より一般発売。
※200枚の限定販売。一人2枚までの販売。

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◆K-1大会日程
12月8日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」
2019年3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~」

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