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【RIZIN】浜崎朱加「藤井惠さんから『世界チャンピオンになった朱加の力を見せる義務がある』と言われました」=5月6日(日)「RIZIN.10」マリンメッセ福岡

「RIZIN.10」(5月6日・マリンメッセ福岡)に出場する元INVICTA FC世界アトム級王者の浜崎朱加(AACC)が4月25日、都内で公開練習を行った。

DEEP JEWELS参戦中のアミバをパートナーに3分間のグラップリングスパーリングを行なった浜崎は、柔道出身らしく大内刈テイクダウンから肩固め、腕がらみなど、軽快な動きを披露。約1年1カ月ぶりとなる試合に向け、順調な仕上がり具合を見せた。

「世界」と冠されたベルトを巻いていたメジャーリーガー浜崎は、3年5カ月ぶりの日本での試合にどんな想いで臨むのか。公開練習後の一問一答は以下の通り。

スクランブルになったときの一発に気を付けたい

──日本での試合は2014年の大晦日(V.V Meiに判定勝利)以来です。ホームでの調整は海外とは異なりますか。

「日本で調整できるのはかなり大きくて、今までアメリカでは時差ボケが治らないまま試合をすることもあったので、その分、有利かなと思います」

──練習状況は?

「いつもと変わらずしっかり調整できているので問題ないかなと思います」

──久しぶりの日本での試合で気持ちも違ってきますか。

「全然違いますね。知っている人もいっぱい観に来てくれるので、その分“いいところを見せないと”じゃないけど、しっかり勝てるように。いつもそう思っていますが、もっと気合が入っています。地上波に映るかもしれないし、(故郷の)山口から両親も観に来て生で観てもらえるのはすごく嬉しいです。大学(福岡・東和大学)の懐かしい柔道部の先輩たちも観に来てくれますし、絶対に一本を決めて勝ちたいと思っています」

──RIZINの女子部門をどう見ていますか。

「今すごく女子格闘技が盛り上がってきているなかで、このタイミングで私が参戦できるのは大きいのかなと自分でも思っています。レベルもだんだん上がってきているなかで、もっと世界からも強い選手が集まってくれれば嬉しいなと思います」

──まだまだ甘いという気持ちも?

「いやいやそんなことは思っていなくて、INVICTAも世界中から強豪が集まっていたのでかなりレベルが高かったんですけど、RIZINも若い選手が多くて伸び率が大きくて、1年、2年で急成長することが多いので、ほんとうに油断はできないなと思ってやっています」

──世界レベルの力を見せつけたいと思う?

「もちろん世界チャンピオンになってベルトを持っていたので、その自覚を持って、しっかりすべての試合で一本を狙っていきたいと思っています」

──UFCからBellatorの移籍組が「Bellatorジッター」といって、環境が変わって初戦で苦しむ現象がありますが、海外メジャーから国内メジャーに移ることで、そのような危惧はありませんか。

「試合間隔が空いてしまった(前戦は2017年3月「Invicta FC 22」でストロー級に初挑戦し、リヴィア・ヘナタ・ソウザに敗れる)ので、少し気になる部分はあるんですけど、緊張はすると思いますけど、いつも通り、しっかり自分のパターンに持っていけば大丈夫だと思います」

──対戦相手のアリーシャ・ガルシ選手の動画もチェックされたのですか。

「まだあまり見てなくて、いつも試合近くになったらちょっとだけ見るかな、という感じです。あまり対策を練るというよりは、いつもどんな相手でも自分のやりたいことをやっていくタイプなので」

──浅倉カンナ戦を見た印象としては?

「イメージ的には結構、アグレッシブというか。レスラー出身ということでタックルとかも気を付けて、隙をついて、しっかり一本を取りたいと思います」

──互いに際の攻撃に長けていて、寝技らしい寝技もやるという意味では「手が合って」しまってペースを握れないことも想定しますか。

「そうですね。一発に気を付けながら、スクランブルになったときとか、ちょっと怖いかなという部分もあるんですけど、そこは気を付けながら、阿部(裕幸・AACC主宰)さんらと相談して対策を練っていきたいと思います」

(練習仲間のRENAに)RIZIN参戦は言いづらくて……

──打撃に関してはどんな練習を?

「基本的には阿部さんにミットを持ってもらって、時々、野木(丈司)先生に見てもらっています」

──いまは女子練習という形も?

「たまに藤野(恵実)さんらが練習に来てくれますが、ほとんどはAACCのクラスでやっています」

──リングでの試合は久しぶりになります。ケージとの感覚の違いは?

「リングは……もう忘れたくらいやってないですね(2014年8月「DEEP JEWELS 5」でスギロックに1R TKO勝利)。初めてケージで試合をしたときもあまり変わったという感覚がしなかったので、今回も特に。気になるのはお客さんが見えやすい、ということくらいだと思います」

──ガルシアのセコンドにAACCとも縁の深いジョシュ・バーネットがいることは気になりますか。

「私がINVICTAで試合をした直後にも(ジョシュが)控室に来ていろいろアドバイスをしてくれましたし、AACCとも交流が深いので、ちょっと複雑な気持ちもありますけど、勝負なので100%で倒しにいきたいと思います」

──「RIZINに出る」と練習仲間でもあるRENA選手に言ったときの反応は?

「決まってすぐには言わなくて……言いづらくて(笑)。阿部さんが会話のなかでパッと言ったときに、『あっ、出るんですか!?』って。『出ます』みたいな感じでした(笑)。そのあとだったかな、私が会見で『RENA選手と戦うことになったらどうしますか?』という質問をされた時に、『誰とでもやります』と言ったことに関してはちょっと、いじられましたね(笑)。『えー、やんないですからね』みたいな感じで。冗談っぽくですけど」

──それ以来、互いに態度が変わったりは?

「いやいや、それはないです(苦笑)」

──会見で榊原委員長が言っていた「浜崎選手は“女版・堀口恭司”として階級にこだわらずに戦う」という発言は、浜崎選手の気持ちのなかにもあるのでしょうか。

「やれと言われれば、どの階級でもやる覚悟はできています。希望としては適正体重で戦うことですが、ひとつ上でも全然、戦う準備はできています」

──中井りん選手とも、という報道もありましたが。

「2階級上ですか? まあ、やれと言われれば……厳しいですけど(笑)。52kg(ストロー級)でも挑戦していたし、RIZINという大きな舞台で上の階級にしか相手がいないよ、と言われればやります」

──先輩の藤井惠さんからアドバイスも?

「RIZINに出ることを応援をしてくれています。『日本人で世界チャンピオンになったのは朱加だけだから、その実力を見せる義務がある。しっかり見せて来なさい』と言われました」

【関連動画】
2015年7月10日、Invicta FC 13で王者エリカ・チブリシオに判定勝利。Invicta FC世界アトム級王座獲得(※UFC FIGHT PASS)。

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◆「RIZIN.10」
5月6日(日)マリンメッセ福岡
開場13:30 開始14:30

【チケット】
VIP席<特典付> 100,000円
SRS席 20,000円
S席 10,000円
A席 6,000円
※全席指定・消費税込
※1歳よりチケットが必要
http://jp.rizinff.com/_ct/17141092

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