【K-1】安保瑠輝也、ここからK-1スーパー・ライト級の下剋上が始まる！「ゲーオ選手や山崎選手の試合を見て格闘技の道に進もうと決意した。感慨深い相手ですが、試合が決まった時点で勝つ自信は80％です」＝12月8日（土）「K-1 WORLD GP」大阪

　12月8日（土）「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN～K-1ライト級世界最強決定トーナメント～」エディオンアリーナ大阪（第1競技場）大会の［スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R］で、山崎秀晃と対戦する安保瑠輝也のインタビューが主催者より届いた。（記事・写真提供＝（C）M-1 Sports Media／試合写真＝GONG KAKUTOGI）

――K-1大阪大会への出場、そして山崎秀晃戦が決定しました。試合が決まった時の心境はいかがでしたか？

「記者会見前にはオファーをもらって試合は決まっていたので、早く発表してほしくてウズウズしていましたね」

――大阪での対戦カード発表会見にもたくさんのファンの方たちが集まりました。

「東京の会見とは雰囲気が全然違いましたね。もちろん武尊選手とタイトルマッチをやる皇治さんが先頭に立って、あれだけの人を集めてくれたと思うのですが、大阪には格闘技を好きな人がたくさんいると思うし、僕は大阪のファンのみなさんにワクワクして感動してもらえる試合を見せたいですね」

――今回からスーパー・ライト級に階級を上げることになりましたが、ライト級時代はかなり減量が厳しかったのですか？

「まず6月にゴンナパー（・ウィラサクレック）選手にKO負けした時は計量後のリカバリーが上手くいかなかったという反省点があったんですね。それで9月の林健太戦は減量からリカバリーまで気をつけて慎重に取り組みました。実際、試合当日はちゃんと体重も戻っていたのですが、自分の持ち味である足運びやジャンプする動きなどは練習の時とは違っていたのかな、と。最終的にパンチでKOできたことは良かったのですが、自分の武器である蹴りは出せなかったです」

――数字的にライト級まで体重は落ちるし、計量後に体重も戻るけど、いいパフォーマンスを見せられるのはスーパー・ライト級だ、と。

「そうですね。スーパー・ライト級の試合自体は中国で経験していて、その時はトーナメントでオーストラリア人、ロシア人、中国人、タイ人と戦ったんですね。技術的にはまだまだだったんですけど、4試合中2試合で倒して勝っているし、身体の感覚としてもスーパー・ライト級の方が動けるかなと思います」

――そして対戦相手の山崎選手は安保選手にとって想い入れがある選手だそうですね。

「僕が19歳の時、当時も格闘技はやっていたんですけど、本格的に格闘技の道に進むかどうかを悩んでいた時期だったんですね。ちょうどその頃に今のK-1が旗揚げして、ゲーオ・ウィラサクレック選手や山崎選手の試合を見て、自分もこの道に進もうと決意しました。だから山崎選手と戦うことには感慨深いものがありますね」

――なるほど。一ファイターとしても山崎選手と戦うことが楽しみですか？

「う～ん……強い選手だと思いますが、正直、試合そのものはあまり面白いとは思っていません。ロングの距離のパンチ、近い距離でのラッシュ、掛け蹴り…そういう技はありますけど、展開によってはクリンチを使う印象もあるし。試合までに対策を練って練習を続けますが、試合が決まった時点で勝つ自信は80％です」

――これからは新階級での戦いがスタートしますが、やはり目標はK-1のベルトですか？

「はい。スーパー・ライト級はK-1の顔と言える選手が多い階級ですが、僕が新たなK-1の顔になるつもりで上の選手たちを倒していきます。ここからK-1スーパー・ライト級の下剋上ですね」

―――――――――――――――

◆ K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ～K-1ライト級世界最強決定トーナメント～
2018年12月08日（土）エディオンアリーナ大阪（第1競技場）
13:00開場／15:00開始

【K-1 WORLD GP 2018ライト級（62.5kg）世界最強決定トーナメント】

▼一回戦（1）3分3R・延長1R
林　健太（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST／Bigbangスーパーライト級王者）
ニコラス・ギャフィー（スペイン／Marbella fight school）

▼一回戦（2）3分3R・延長1R
篠原悠人（DURGA／Krushスーパー・ライト級王者）
ゴンナパー・ウィラサクレック（タイ／WSRフェアテックスジム／Krushライト級王者）

▼一回戦（3）3分3R・延長1R
恭士郎（士魂村上塾）
インディゴ・ボイド（豪州／Beast Fight Club）

▼一回戦（4）3分3R・延長1R
大沢文也（TANG TANG FIGHT CLUB）
リュウ・ウェイ（中国／深土川争途格闘クラブ／CFP／2015年中国英雄伝説-64kg級アジア王者）

▼リザーブファイト 3分3R・延長1R
東本央貴（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
川崎真一朗（月心会ラスカルジム）

▼K-1ライト級世界最強決定トーナメント準決勝（1）3分3R・延長1R
一回戦（1）勝者
一回戦（2）勝者

▼K-1ライト級世界最強決定トーナメント準決勝（2）3分3R・延長1R
一回戦（3）勝者
一回戦（4）勝者

▼K-1ライト級世界最強決定トーナメント決勝 3分3R・延長1R
準決勝（1）勝者
準決勝（2）勝者

【スーパーファイト】

▼K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級（60kg）タイトルマッチ 3分3R・延長1R
武尊（王者／K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）※初防衛戦
皇治（挑戦者／TEAM ONE／ISKA K-1ルール世界ライト級王者）

▼K-1スーパー・バンタム級（55kg）3分3R・延長1R ※ノンタイトル戦
武居由樹（POWER OF DREAM／王者）
ヨーブアデーン・フェアテックス（タイ／ラジャダムナンスタジアム・ミニフライ級王者）

▼K-1ウェルター級（67.5kg）3分3R・延長1R
野杁正明（K-1 GYM EBISU FREE HAWK）
松岡 力（K-1ジム五反田チームキングス）

▼K-1スーパー・ライト級（65kg）3分3R・延長1R
山崎秀晃（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
安保瑠輝也（team ALL-WIN）

▼K-1スーパー・フェザー級（60kg）3分3R・延長1R
安保璃紅（team ALL-WIN）
朝久泰央（朝久道場）

▼K-1スーパー・バンタム級（55kg）3分3R・延長1R
玖村修平（K-1ジム五反田チームキングス）
林 勇汰（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）

【プレリミナリーファイト】

▼K-1ライト級（62.5kg）3分3R
SEIYA（MAD MAX GYM）
鈴木孝司（K-1ジム蒲田チームキングス）

▼K-1フェザー級 (-57.5kg) 3分3R
倉崎昌史（GET OVER）
TETSU（月心会チーム侍）

▼K-1スーパー・バンタム級（55kg）3分3R
蒼士（昇龍會）
黒田勇斗（隆拳塾）

【大会概要】
主催・著作　K-1実行委員会
企画・制作　株式会社M-1スポーツメディア
運営　　　　株式会社グッドルーザー
後援　　　　大阪観光局/日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社

アクセス
大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36　tel. 06-6631-0121
※地下鉄各線「なんば」駅より徒歩5分
※JR「なんば」駅より徒歩10分

チケット
大阪大会の前売りチケットは完売。新たな販売がある場合は改めて発表。