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【RIZIN】ダロン・クルックシャンク「左ハイは離れ際だったし、相手には見えてなかったと思う」×松本光史「もう一つ上の作戦を遂行しないとダメ」=5.6『RIZIN.10』

5月6日、マリンメッセ福岡にて開催された『RIZIN.10』。修斗世界ライト級王者として参戦した松本光史を、元UFCファイターのダロン・クルックシャンクは離れ際の左ヘッドキックでKOに下した。1R3分52秒の攻防で、両者が考えていたこととは? 勝者と敗者のコメントから試合を振り返る。(試合写真=RIZIN FF・Sachiko Hotaka/GONG KAKUTOGI・Kamijima Yuji)

試合リポート

◆ダロン・クルックシャンク「自分の番が来るまで避けていた」

「とても良い試合だったと思う。右のパンチをヒットさせようとして、最初はあまりうまくいかなかったけど、だんだん攻められるようになった。最後はいい形で勝つことができた。

序盤はマツモトの方が詰めてきたけど、自分の番が来るまで避けていたんだ。それで最後に当てることができた。あのフィニッシュはクリンチから離れたと同時に左ヘッドキックを打った。

(左手の前手を松本の顔の前に残したまま打った?)そう。離れ際だったし、相手には見えてなかったと思うよ。

(RIZIN2連敗から復活できた?)みんなに連敗のことばかり聞かれるな(苦笑)。まあ、次はRIZIN側が指定した相手と誰とでも戦うよ。いまのところRIZINでは3勝2敗だけど、結果は全てフィニッシュするか、フィニッシュされているから、エンターテインメント性の高いショーとしての試合を見せていると思うよ。

(ヤチにもリヴェンジしたい?)そういう機会があればぜひ戦いたいよ。誰と戦うことになっても勝つ準備ができているよ」

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◆松本光史「もう少し衝突があるかなと思っていた」

「(試合を終えて)いやー及ばなかったな、っていう感じですね。最初、自分が前に出て相手が退いたので、あまり来ないのかなって思っていました。(フィニッシュの蹴りは?)まったく見えていなかったですね。最後以外は覚えているんですけど、もらったときはもう覚えていないです。

(最後のハイキックまでは松本選手が作戦通り、圧力をかけていたように見えましたが?)打撃の勢いがある選手なので、前に出させないようにと。もう少し衝突があるかなと思っていたのですが、意外と退いていたので、もう一つ上の作戦を遂行しないとダメだったのかなと思っています。最後はまったく見えていなかったので、さすがだと思いました」

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