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【Krush】愛鷹亮、これからもヘビー級にこだわって世界の壁を壊す!&プロ無敗の瑠久が“オジサン退治”を宣言!=8.5「Krush.91」

8月6日(月)東京・新宿区にあるGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.91」の一夜明け会見が行われた。(記事・写真提供=(C)Good Loser)

◆愛鷹亮「みなさんヘビー級で勝っていくことは無理と思うかもしれませんが、その壁を壊すのが自分の役目です」

▼第2試合 Krushヘビー級 3分3R延長1R
○愛鷹 亮(力道場静岡/Bigbangヘビー級王者)
[KO 2R0分53秒]
×俊雄(PAL-GYM/元SKKBスーパー・ヘビー級王者)

 第2試合で行われたヘビー級の一戦で俊雄を2RKOで下し、ヘビー級らしいド派手なインパクトを残した愛鷹。しかし一夜開け会見では「結果はKO勝ちで、KOで勝つという目標は達成できたんですけど、会長から(100点満点中)2点という採点を受けました」と苦笑い。

 続く質疑応答でも「練習ではミドルキックも蹴り込んでいたのに1発も蹴れませんでしたし、試合内容には納得していません。サウスポーと初めてやらせてもらったんですけど対策が甘かったかなという点がありました。映像で何度か俊雄選手の試合を見たんですけど、その時よりも身体を絞ってきていて、ミドルも蹴りも思ったよりも(威力が)あって。そこで1Rは流れが上手くつかめていなかったのかなというところでした」と反省しきりで、唯一「ずっと左ストレートは練習していて、それが出てKO出来たことは良かったかなと思います」とフィニッシュにつながる左ストレートには手応えがあったようだ。

 9月のK-1さいたま大会からヘビー級の一つ下にあたるクルーザー級(-90kg)がスタート。これまでヘビー級で戦ってきた多くの日本人ファイターが階級を下げる傾向にあるが、愛鷹は「90kg以下というのは日本人の重量級の体系にあった階級ですし、外国人相手に勝つ可能性の高い階級になってくると思います。でも自分が格闘技を始めたきっかけは大きい外国人が戦っている姿を見てかっこいいという憧れを抱いたからです。僕自身ヘビー級でデビューして。単純な考えですけどデカい中で一番強いやつが強いというポリシーがあります」とこれからもヘビー級で戦っていくことを明言。

「僕は日本人の中でも背が小さい方だし、外国人の中に入るともっと小さくて、オランダのメジロジムで練習したときも圧倒されました。でも不可能な世界ではないのかなと感じてきました。今の状態では厳しいかもしれませんが、今のままでいるつもりはないですし、これから練習して強くなります。みなさんヘビー級で勝っていくことは無理と思うかもしれませんが、その壁を壊すのが自分の役目なので応援よろしくお願いします」とヘビー級の日本人ファイターとして世界の壁を壊すと宣言した。

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◆瑠久「元チャンピオンでもキャリアのあるオジサンたちでも全員ボコボコにして、自分の時代にしていきます」

 8月6日(月)東京・新宿区にあるGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.91」の一夜明け会見が行われた。

▼第1試合 -68.5kg契約 3分3R延長1R
○瑠久(K-1 GYM横浜infinity/第2回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -65kg優勝)
[KO 2R2分38秒]
×迅也(北斗会館浅科道場)

 対戦相手の交通事故による負傷欠場で急遽、K-1アマチュア全日本王者の迅也と対戦した瑠久。1Rこそ動きが硬かったものの、2Rにストレートで迅也をKOし、プロ無敗・4連勝を飾った。

 一夜明け会見で瑠久は「最初に安東選手との対戦がなくなったって聞いて、その時に一気にモチベーションが下がったんですけど、相手が迅也選手に決まって、相手がプロデビュー戦で、その相手が俺って聞いて、ぶっ倒さないと思って一気にバイブスが上がりました。最初のラウンドはけっこう距離感とかが分からなくなって力んじゃいましたけど、2ラウンドにしっかりパンチ当てて倒すことが出来て良かったです」と試合を振り返る。

 続いて木村“フィリップ”ミノルが新王者となった昨日のタイトルマッチの感想を聞かれ「フィリップ選手、マジでハンパないなって思いました。リングの上ではフィリップ選手とやれるぐらいになってやるって言ったんですけど…でも言ったことは絶対実現させて、フィリップ選手からベルトを獲ってやろうと思ってるんで。俺もどんどん強い相手と宮田さんに組んでもらって、それで俺は絶対強くなっていくんで」と強豪とのマッチメイクを宮田プロデューサーにアピール。

 宮田プロデューサーが「ウェルター級は休んでいる選手もいたり、木村くんと同門の松岡(力)くんも面白い。当然キャリアが上の選手とやらせてみたいですね。すぐに試合を組みたいです」と返答すると「安東選手と試合が決まっていた時は“オジサン退治”がテーマだったんで、元チャンピオンでもキャリアのあるオジサンたちでも全員ボコボコにして、自分の時代にしていきます」とビッグマウスを炸裂させた。


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