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チューリップ賞【G2】

◎ドゥーラ
ナミュール、メイケイエール、マルターズディオサ、ダノンファンタジー、ラッキーライラック、ソウルスターリングと阪神JF組が6連勝中。また1番人気は7年連続馬券圏内で過去10年で見ても1番人気且つ阪神JF組は馬券圏内100パーセント。
今年はリバティアイランドの1強は間違いなくそれ以外は混戦。阪神JF組の1~5着馬が不在なら当然6着のドゥーラが浮上。

その阪神JFは大外枠で出遅れと最悪な状況からスタート。前半5F57.0の超ハイペースの中、一応上がり最速を記録し直線だけで6着まで差してきた。
前哨戦であるチューリップ賞は過去10年で前半5F平均59.19。阪神JFよりも確実に遅くなるのは必須で本来の前目ポジションが確保出来る。

新馬戦は微妙な内容だったがきっちり絞れた2戦目や札幌2歳Sは共に牡馬相手に強い内容だったから牝馬限定でG2のここは強気に推せる。ただ、距離適性はもう少し長めだと思うのでマイラーに掬われる可能性も一考。


○レミージュ
先週までの馬場は明らかに内有利。阪急杯も2番手追走のアグリが押し切り、3.4番手がそのまま2.3着。今週も馬場が継続しているなら相手にはこの馬が面白そう。

前走きさらぎ賞の敗因はレース前にイレ込んでいたとの事だが、2走連続で逃げている点にもこの気性面に関しての課題がありそう。
また、レースや追い切りの動きを見るにネコの様な低重心の走り。最近だと脚質は違えどイルーシヴパンサーが近いイメージ。
この2点から距離は短い方が良さそう。

スタートが遅いのが課題ではあるものの、5戦目にして初の牝馬限定戦という点にも注目して。


△コナコースト
新馬戦とエルフィンSを見る限り外から被されたり、馬群を嫌う馬っぽい。そう考えるとこの13番枠はプラス。
またコーナリングは得意では無さそうで、毎レース末脚を余しているような乗り方だから阪神外回りに変わるのもプラス。
この人気なら面白そうな1頭。


△アリスヴェリテ

ここ2戦はパッとしないが、2走前のつわぶき賞が実はかなりメンバーが揃っていてこのレースにも上位4頭が出走。5着のユリーシャはその後エルフィンSを快勝。
そのハイレベルなつわぶき賞組からは1400mの方に適性がありそうな1.2着馬よりも4着に負けた本馬と後述モズメイメイを拾いたい。

共同通信杯勝ち馬ファントムシーフ相手の野路菊賞2着や、桜花賞最有力候補のリバティアイランドとクビ差のアルテミスS3着は強い内容で、当時の力を出し切れればここでも充分通用する。


△モズメイメイ
新馬戦は進路が狭くなりまともに追えたのはラスト1ハロンだけだが非凡な瞬発力を見せた。
前述のつわぶき賞の3着や逃げ切りのこぶし賞を見るに使える脚はそこまで長くなく、結果的に新馬戦もハマった感じが強いのだが、ここも豊先生の乗り方ひとつでなんとか。


阪神 11 R
◎8 ドゥーラ
○6 レミージュ
△13 コナコースト
△10 アリスヴェリテ
△9 モズメイメイ


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