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中山記念【G2】

◎ソーヴァリアント
今年の大阪杯馬。もはや何も言うことは無い。今年の大阪杯馬。

2022年 チャレンジC
12.6-10.6-11.6-11.6-11.3(57.7)
11.9-11.9-11.6-12.2-12.2(59.8)

2021年 チャレンジC
13.3-11.9-13.0-12.5-12.2(62.9)
12.4-11.7-11.6-10.8-11.6(58.1)

昨年、一昨年と全く異なるペースとなったチャレンジCを連覇した訳だが本質的には2021年のレース質が合うタイプで、ラスト2F目で最速を刻んで一瞬で抜け出し、ラスト1Fは少し垂れる形の瞬発力に優れた馬。

全体のラップは違えど2022年も最後の直線は同様のレース運びで、レースラップには現れていないが自身はラスト2F目が速い形。このレースでは単純に前半の高速ラップに対応出来た事自体がかなりの収穫。

なので今回の1800mへの距離短縮も何ら問題ないはずで、コーナリング性能抜群の馬だからコーナー4回の中山は当然歓迎。

メンバーは強いものの大阪杯に向けてここは負けていられない。


○ヒシイグアス
最強メンバー相手の2年前の天皇賞秋で大外枠から5着した1戦からG1でオール掲示板。
前走のタイトルホルダー相手の宝塚記念2着がベストパフォーマンスと言えるだろうか。

こちらもコーナリング性能高い馬で、上記の宝塚記念2着や2年前のこのレースを勝っている様にコーナー4回の舞台は得意中の得意。

宝塚記念の後に熱中症で生死をさ迷ったとの話や宝塚記念好走馬のその後が…等の話が出ているが、1週前の追い切りが抜群で仕上がりに問題は無さそう。


▲ラーグルフ

人気所がこのレースから始動する中、1度中山金杯を使われているのは強み。
新潟と東京で条件戦を勝ち上がった馬ではあるが中山は(2.0.1.3)
追い切りを見ても前脚強めの走りで、直線急坂のある中山はベストコースくさい。

恐らく金杯から更に上げてこないとこのメンバー相手には厳しいが明け4歳馬の成長力も加味して。


☆ショウナンマグマ

穴で狙いたいのはこの馬。
久しぶりとなるマイル戦で前に行けなかった前走東京新聞杯の大敗は致し方なし。
ラジオNIKKEI賞ではフェーングロッテン相手の2着だから、ただ単に能力が低い訳では無さそう。

中山1800mはディッセンバーS勝ちを含む全2勝の舞台。同型のドーブネやトーラスジェミニは距離短縮となるからここは主張したらハナを取れそうで、強敵相手に展開が向いてどこまでやれるか。


✔シュネルマイスター
昨秋はマイルG1を取る為に1200mから始動したが結果裏目に?マイルCS5着、香港マイル9着と本来の競馬を見失う形。

前半は出来るだけゆっくり走りたい本馬にとって1ハロン延長となる1800mの距離や、コーナー4回の中山コースは悪くないと思うが、状態面が戻っているのか分からない中、この人気かつ他馬よりも1キロ重い58キロなら見送り。


✔ダノンザキッド
前走は使い分けの影響もあってか2000mの香港カップに挑戦し2着。こちらもシュネルマイスター同様1800m型とみており、マイルばかり使われているが折り合いさえつけば距離延長は歓迎。
その香港カップや今週の追い切りを見るに気性面はかなり改善されてきたように思う。
ただここは昨年7着に大敗したレースでもあり、元来コーナリングに難のある馬だから強気には推せない。


✔イルーシヴパンサー
こちらは参戦の意図が読みづらい。大目標は昨年敗れた安田記念になるだろうがここに来ての距離延長ローテは疑問。昨年の東京新聞杯からだと間隔が開きすぎるのか?

徹底して左回りの直線が長い、東京、中京、新潟を使われてきていて、本馬の末脚も上記コース向きなだけにここは買いづらい。


中山 11 R
◎6 ソーヴァリアント
○11 ヒシイグアス
▲13 ラーグルフ
☆9 ショウナンマグマ

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