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BAに出る時に知っとくと困らない話(と、9thの感想)
どうも、全国8位です(迫真)
はい、みなさんこんにちは。
チームCREST所属のゴンブリーです。
今回はBA前に知っとくと困らない話ということで、まぁこれは僕が本戦に出るにあたってこれはどうなるんだ?と思ったことと、その答え合わせを伝えられる内容の範囲で書いていこうと思います。(※あくまで9thではこうだったよ、というだけです。本当に気になったらその都度スタッフさんに聞くことをおすすめします。優しく答えてくれます。)
あと一応僕も本戦出場者ということで、構築と気をつけたことをざっくり書こうと思います。
そこまで長くはならないと思うので気軽に読んでください。(フラグ)
構築だけ見たい方は目次(トピック?)から飛んでください
予選トーナメント決勝に上がった時の準備
さて、ここでは予選トーナメント決勝戦に上がった時までにこちら側のできる準備について書こうかと思います。
まず一つは個人情報が示せる物を用意しておきましょう。細かくはスタッフさんから指定があるので、そういったものは事前に何種類か置いておくと変にパニクることはありません、未成年の方はあらかじめそういったものを運営に見せなければならないと親御さんに伝えておくといいと思います(僕はここでお説教が入りました)。
あとはこの時点で意気込みについてのアンケートを打ち込みます、優勝者予想の時のアレです。
そこで他の人に差をつけたい方はここまでにある程度考えておきましょう。
ここまで打ち込んでから決勝が始まります。運命の一戦です、頑張りましょう。
本戦が決まってから準備すること
さて、決勝をついに切り抜けて本戦出場ということで、当日までにやることを書いていきます。
まずは宿泊等に関してアンケートを打ち込みます。遠方から行きたいけど…みたいな人でも恐らく旅費、宿泊場所が出るので大丈夫です。ここでしっかりと意思表示をしましょう。
あと保護者の方、パートナーやお子さんを連れて行きたい場合はスタッフさんにしっかりと相談しましょう。
あとは優勝者予想キャンペーンのために友人や家族に顔写真を撮ってもらいます、私みたいに失敗しないように気をつけて。大体みんなポーズを取ります。
あと本戦はPCを使っての試合になります。その練習用として希望者にはパソコンが貸し出されると思うので、パソコンやネット回線が繋がっていない方は意思表示をしつつ、気になることがあればその都度細かい事情を伝えると良いです。
現地に行く時に気をつけること
遠征する方は交通費の領収書を忘れずに。
着いたらご飯は出ると思うので、移動距離によりますが、持っていくとしても軽食くらいで大丈夫だと思います。
気になる方はスタッフさんに細かく聞いてください。(定期)
楽屋に着いたら
ご飯が出ます、飲み物が出ます、お菓子もあります、楽屋間を移動して隙間時間に色んな人と交流ができます。はっきり言うと最高です。楽しみつつ、折角の機会を良い結果にできるようベストを尽くしましょう。
お化粧もしてもらえるのでメイクは事前にしなくても大丈夫です。
以上です、何度も言いますが
困ったらスタッフさんに聞け
です。本当に丁寧に答えてくれます。
あくまで参考までに。
今回の構築と対面
さて、まさかのしおり分だけで1000文字近くなってしまったということで短めに書こうと思います。
構築
![](https://assets.st-note.com/img/1674635925209-a7bVHzvuqB.png?width=800)
まずは構築を適当に紹介します(新弾前かつ自分はこの構築に自信が無いので…)。
この構築のコンセプトは「16弾Nエクス」です。
ぱっと見でわかる通り、このデッキは序盤からビートをしかけつつアンタッチャブルを展開、最終的にエクスやGENJIでトドメを狙うといった16弾ごろによく見たNエクスの型をそのまま17弾に移した形になります。
さて、正直時代遅れなパーツがたくさん入ったこの構築、それなのに僕はなぜこの型を使うに至ったのか、その衝撃の理由は…!
正直ノリですね、ハイ。
と言うのも、当時の僕はデッキ選択でとても迷っていました。
実は今回、最初の頃はトリーヴァで出ようと思っていたものの、いざ様々な場所で回してみると、ランクマでは平均してほどほどの強さだった刃が、大会では圧倒的な出力を見せつけてくるのです。もちろん、ただでさえトリーヴァは刃が不利ですが、自分が力を入れている公認大会で当たった時の刃はそのレベルではありませんでした。
練度を極めれば明確な不利対面が速攻しか存在せず、しかもかなり安定する刃は絶対にBAで当たるだろうと僕は予想しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1674637012200-yIN7m16pdr.png?width=800)
そこで僕は「この大会のどこかで必ず当たることになる刃は、絶対に対策しなければ大きな壁になる」と思いました。
しかしトリーヴァで対策しようとしても、そもそも刃に勝つために設計されていないこのデッキでは限界がある…。
そこで僕が探したのは
・スイスを突破するためにどの対面にも安定して勝つためのルートが存在するデッキ
・刃、MRC、ルドルフのように分かりやすく対策の対象にされないデッキ
これらに該当するデッキがトリーヴァ以外で無いのか探しました。
そんなこんなでデッキ登録の数日前、ふとチームのDiscordを覗くと…
![](https://assets.st-note.com/img/1674637590277-364LFlInzV.png?width=800)
なんかおるー!!!
出力安定して拡張性高くて16弾の頃回してたからある程度わかるし、なんならこの構築チャブル軸じゃねーか!!
というわけでリーダーが使っていたのはチャブル軸のNエクスにサンバーストを加えた型という今ではなんとも珍しい構築。そして目を引いたのはタッチスパーク、確かにこれならビート対面や刃にもワンチャンが作れる!
![](https://assets.st-note.com/img/1674643774145-bLGIbPm26p.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1674643751531-Nk1VnLKYk8.png?width=800)
一応自分なりにその手のビートは研究していたのですが(上記画像)、確かにこの型なら中盤が安定して最後はサンバーストでゴリ押せるな…。
と、思いましたが、まだ自分は何かできるなと考えました。
「確かにチャブルでのばら撒きは刃やその他の対面にも強い、だけどスコップの回避やそもそもアンタが持つ攻撃までのラグを考えると、事前にある程度殴るカードが欲しい…。でもハチ公だと出るのが3ターン目で対応されやすい。どうすれば…?」
と、今度はたかし組の最終到達デッキリストまとめを見ていた時のこと。ここのNエクスから何かアイデアは…
![](https://assets.st-note.com/img/1674644577710-EwNSHPylOu.png)
いや、神かお前は。
というわけで、これが2つ目の出会い。
ちなみにこのカードを採用する分ライフを抜いたのですが、できるだけ刃対面でのトップを強くするためにクリーチャー濃度を上げたかったのと、フェアホを使うので無理に2ターン目のブーストをしなくても3ターン目にブーストさえできれば理想の動きができたので抜きました。
さて、そんなグレンニャーによってチャブル前の安定した展開+スコップの的を導入したNエクスは、デッキ単位でMRCに有利でありながら、刃すらも微有利対面、あとは天門さえメタればこのデッキなら行ける!
と思いつつ刃使いの人と調整していた時、ふとあることに気が付きました。
「あれ?押し込めない…!?」
そう、刃に対して安定して勝つためには押し込むための打点があと少しだけ足りないのです。
とはいえこの基盤はチャブル軸、ボルホの部分の差し替え候補であるシューティングガイアールは枠の都合で採用できませんし、そもそも速度こそ出るものの次のターンにほぼ処理されて次のターンエクスに繋がらないその組み合わせは、Nエクス的にはあまり採用したくありませんでした(SAってだけなら生姜もいますし)。
さて、そんな時調整相手がこんなことを言いました。
「これ刃出る前に勝てそうだからサンバースト要らなくね?」
それを聞いた僕は目から鱗滝左近次(?)
早速その枠でエクスから繋がるガイアール以外のS A打点を探してみたところ…
![](https://assets.st-note.com/img/1674646374299-E79kXJZasa.png)
呪文メタ貫通、ブロッカー対策、SA2点…
お前、100点だ(岸辺感)
こいつが最後のピースでしたね(KONAMI)
というわけで完成したリストがあちらになります。
理論上tier1デッキ全てに対応でき、特に刃にはある程度安定して押し込むことができるようになりました。
苦手なのはミラーのフォーエバーと永遠リュウ、あとはトリーヴァやドロマーエイリアンに微不利(ゴーゴン入りなら死)といったところでしょうか。
BA本番の対面
さて、BA本番の気になる対面は
1戦目 1bye
2戦目 4cカチュア(白抜き) 勝ち
3戦目 4cΛ(黒抜き) 勝ち
4戦目 シータババンディメンジョン 勝ち
5戦目 刃 勝ち
6戦目 刃 負け
7戦目 刃 勝ち
衝撃の刃3連戦を乗り越えて、ついに決勝トーナメントに辿り着きました、さてその後の対面は…
1回戦 5c天門 勝ち
2回戦 赤緑ハンター 勝ち
準決勝 5cコン 勝ち
決勝 刃 勝ち
というわけで、トリーヴァ、天門、ミラーは全回避、そして刃に当たりまくるという
要はメタ読み(と運勝ち)大成功!!
BA初出場での決勝トーナメント進出…正直今でもなぜ勝ち抜けたのか、運勝ちと言われればそれまででも、やはりどこかで勝ちを確信していた自分の自信、そして大会で学んだメタ読みの感覚がこの結果に導いてくれたのかな、と思います。
終わりに
さて、そんな僕のBA決勝トーナメントですが…
あまり大きなミスは無かったものの、デッキ相性でほぼ完封される白Nエクスに1-2で敗北、ベスト8で終わりました。
とはいえ、楽屋では他の選手やささぼー軍団、スタッフさんとの交流を楽しみながら、今後のモチベーションを高めることができました。やっぱりオフで話せるのめちゃくちゃ楽しいな!!
![](https://assets.st-note.com/img/1674648238007-vi2i5CCp86.jpg?width=800)
さて、そんな僕の感想ですが…
みんな一回本戦行こうぜ!!
です。「そりゃ行けたら行きてぇよ!」と言う人はいるでしょう、ごもっともです。
そうではなく、
BAにはあなたが目標にするだけの経験が手に入る唯一無二の場所である。
ということです。回りくどいな!
とにかく…あなたの目指すその目標にはそれだけの価値があります。あなたがこのゲームを楽しんでいるうちは、是非この舞台を目指して欲しいなと思います。
そのための準備、勝つための一例はここに書き残せたと思っています。
この記事が皆さんに何かメッセージを残せたのなら筆者としてはとても嬉しいです!
それではまた〜。
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