見出し画像

バトルアリーナベスト8、元ランクマッチ最終3位による「環境の穴を突く構築」の作り方

というわけでどもども、こんにちは。

新弾のアシッドが楽しみすぎて夜も眠れない男、ゴンブリーです。
いやー、久しぶりにおじさんが好きなカードだよ…楽しみだなぁ。

そんなことは置いておいて、今回は環境の穴を突けるデッキというわけで、僕の得意分野である環境へのメタデッキの作り方をできる限り簡単に説明していこうかと思います。

実績はタイトルに書いてあるものと、160人規模の公認大会を優勝2回、準優勝を1回しています。
上記の実績は、全てがほとんど環境に存在しなかったデッキの型、または様々な理由で誰も使っていないデッキタイプに特殊な改造をして獲得しています。

今回はそんな自分が結果を出した時の構築の共通点を、いくつかのポイントに分けてまとめてみました。恐らくは拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それでは早速れつらごー!!

1,まずは色んなデッキを見よう

というわけで1つ目、環境に溢れる様々なデッキをよく観察しましょう。

そもそも論、対策する対象がわからなければメタデッキというのは作れません。
まずは何のデッキが流行っているのか、何ターン目にどんな行動をしてくるのか、受けは何を使っているか…。
そんなことを考えながら、まずは環境によくいる無難なデッキでランクマッチに挑んでみましょう。
その手のデッキであれば最低限の勝率は担保できますし、そのまま勝てるようであれば極めてしまってもいいですからね!

2,相手のデッキに刺さるカードを探そう

さて、相手のデッキをよく観察したら、そのデッキの対策になるカードを探してみましょう。

今の環境で例えると、「MRC」には「刃」や「Nワールド」などの墓地リセット、「刃鬼」には「キクチ」や「ジェットドリル」などのマナ加速を妨害するカードが刺さることがわかります。
こういうカードは基本的には低レアリティに多く存在するので、カードリストをしっかり全部見て対策になるカードを探しましょう!

3,それが入るデッキタイプを探そう

さて、環境によく刺さるカードが見つかったところで、次はそのカードが無理なく入るデッキを探してみましょう。

例えば「N」なら「刃鬼」のデッキに、「キクチ」なら「祝門」のデッキ(緑抜きの構築の場合)に入ることがわかります。
まずはメジャーなデッキに入れられるならそうするのが無難です。大体のメタ要素というのはここで終わる場合がほとんどです。

ですが、それが難しい、例えば「ジェットドリル」のようなカードを使いたい場合はどうすればいいでしょうか…?

そういった場合は、既に環境では見かけない、またはデッキパワーが足りない昔の構築に目を向けてみましょう。

その中には、最近のカードで地味に強化されているデッキもあります。
例えば、「メイ様」の登場によってリソース確保の部分が地味に強化されていた「赤緑ハンター」デッキがこれに該当しますね!

4,しばらく回してみる

そうしてデッキが出来上がったら、早速ランクマで回してみましょう!

環境というのは水物です、時間が経てばすぐに移り変わってしまいますし、そもそもその構築は他の人が既に研究していて、いつか公表してしまうかもしれません。
なので、「無理のない範囲でしばらく回してみる」のが良いでしょう。

もちろん、安全なのは環境デッキを回せる友達に先にお試しの相手になってもらう方法ですが、結局は対策したデッキ以外にも様々なデッキに勝たなければいけないのがランクマッチです。頭が凝り固まる前に先に動いた方がデッキ構築を練り直しやすいと思います。

5,バランスを調整する

さて、少しランクマッチでぶつけたら一度デッキを調整し直しましょう!

本当にそのメタは刺さっていたのか、そもそもデッキ自体が環境的に有利でメタは少なくてもいいのではないか、他にも対策するべきデッキは無いのか…などなど
そのデッキの根幹たる部分さえ消さなければ、意外とデッキというのは回るものです。時に大胆に調整してみましょう!

そうして循環させることで、稀に環境を破壊するレベルの優秀なメタデッキが完成します。そこまで辿り着いたら、あとは試行回数をこなして自分の目標を目指しましょう!

成功した例

最後に、自分がガロウズゴクドラゴンカップで最終3位に入ったデッキ「ネクラセラフィナメンチ」を見ながら今までの理論を確認してみましょう。

僕はもう、これ以上のデッキは作れないと思ってます…笑

解説2より、当時流行っていた「4cメンチ」に刺さる「ファンク」、「ルドルフ天門」に刺さる「ベルリン」。
解説3より、それらを活かしながら「ヨーデル」によって、メンチ完成という新たな戦略を手にしていた「セラフィナコントロール」。

他にも、自分が当時強かった「リースエクス」の対策に作った「デストラーデ入りNエクス(公認大会優勝)」や、例にも出した「メイ様、ドリル入り赤緑ハンター(ND1600,ADマスター到達)」など、一見シンプルなこの理論は、初見殺しも相まって、成功すればかなり勝ちやすくなりますよ!

おわりに

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!
「みんなと違った構築で勝ちたい」「憧れのYouTuberに面白いデッキで実績を取って提供してみたい!」と思う方は、ぜひこの理論を頭の片隅に入れていただけると嬉しいです!
それではまた、よろしやす〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?