君たちはどう生きるかの感想考察徒然書きして一晩明けて
いやもう止まらなくてですね。
寝て起きたけど
君たちはどう生きるかをまだ噛み砕ききれていない
ということを噛み締めさせられただけなんですが。
昨日かけていなかった部分について
追記しよかなと。
ただ、元の記事長すぎるので
分けたくなった次第です。
どっちが先とかもないですが、
クソ長いこちらの書きなぐったやつも
気が向いたら見ていただけると幸いです。
ストーリーについて
昨日の感想を書いていて、
眞人の成長を追った物語だと認識しているけれど、
よくわからんストーリーだったという人も
一定数は存在してることを思い、
ストーリー部分について考えてみようかと。
そもそもの話、ストーリーではないと思うのです。
成長物語ではあるけれど、
本来人生って小洒落たタイトルの付いた
誰もにもてもらえるような起承転結のある物語
ではないわけではないですか。
あれは眞人の人生の一部を切り取った映画とすると
そもそもストーリー性ってあるのか?
から疑問になる気もしています。
もちろん事実は小説より奇なり
なんてことも言われるわけですから、
人生だって面白いことがいっぱいとは思いますが。
また、宮崎駿氏の言いたいこと考えていることを
伝えてくれていると考えると
それは「お話し(語りかけ)」であって
「お話(物語)」ではないな
と納得できたりもします。
塔の中で起こった出来事は、宮崎駿氏が
「経験し学びなさい」
「生と死から目を背けてはいけない」
「自分の意志を持ちなさい」
「なにか掴んだら自分で歩きなさい」
など伝えたいことを
「例えばこういう事があって、
僕はこう考えているけれど、あなたはどう思う?」
とポツポツ語っているように感じます。
自分が作ってきた映画のワンシーンを見せながら
ポロポロ語る。
そういえばここはこうなんだけれど、
どうかなぁと。
映画のワンシーンを繋げたものに
ストーリー性もなにもないですよね。
商業目的で作られたものではない
と言い切るのは簡単だと思っているのですが、
じゃあなんで商業目的じゃないのかを考えたとき
私はこうかなぁと思ったところです。
それではまた。
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