毎日続けられそうなこと-逆さまに見る

何事も毎日続けている方が力になる。と言われてる。それができないのは根気がない。などとあるので、気がコロコロと変わる僕としてはそのことで随分と心苦しい思いをしてきた。

今最たるものは手帳・ノートで、ほぼ毎日変えて過ごしてる。

始まりはplotterというシステム手帳で、軽くて革が心地よくて良い気分になるのだけど、軽さが仇となりページ数が少なくてたまらず他のものに変えた。

その次はA4のフラットファイルをあれこれ工夫して使えるように変形させたりした。それは最終的に横型のA4ファイルに、システム手帳のリングを取り付けて、360度ページをめくれるようにして、穴あけ機械もあるので、さまざまなリフィルを作って取り付けている。
これはかなり気に入ってる。

ただ、いかんせん、紙がコピー用紙になっているので、書き心地が良くない。紙を買うかどうかしないとな。ということを今は考えてる。

この他にも、過去使っていたほぼ日手帳の空いてるページ(やっぱり空いているところがある)に、今日の振り返りメモと明日のやることピックアップをしている。トモエリバーの紙質はやっぱり良いですよね。

こうやって、スケジュールをいくつもの手帳に書いていると、そもそもスケジュールを手帳で管理しなくてもいいんじゃないか?と、いうことで今はスマホでスケジュールでアイデアなどの書き出しをA4ファイルでやってこうかと思ってる。

と、ここらへんでそろそろ思い悩む。「あぁ、こうやってコロコロ変えて、弱いなぁ」と。
「手帳、続かない」ということでやっと検索してみた。どうやって続けれるかなぁ。と、調べてみようとしました。

そこで良い言葉がありました。
1つの手帳を続けれる人は目標を定めて進んでいく「ゴール型」。
手帳をコロコロ変える人は気分や瞬発力を大事にする「テーマ型」。
と、2つにわけてそれぞれに名前を与えてくれたことで、だいぶ落ち着きました。

思えば自分はテーマが好きでした。
演劇企画でも「ワンコイン実験シアター」という、実験性を最重視した企画を10年くらい続けていたし、40文字くらいの詩を分解して再構成して1時間の舞台にしたり、記憶を組み合わせて劇にしたり。思えばずっと1つの物事に対して、様々な方向から取り組むことが好きでした。
色々な活動に対して「これは、自分を救うかな?」と考えるようにしていたことにも気づきました。これは、昔一緒に創作していた人から「あなたのしていることは、自分のためにしていることが、結果として人のためになってるよね」と言われたことが影響している。その時はありがとう。

手帳の悩みから、自分の考え方の癖や、大切にしていたことや、苦じゃなく出来ることが見えてきました。

僕が愛している表現のプレイバックシアターは、1つの記憶をどのような方法で劇化するかがとても大切な表現方法です。その場の人から話を聞いて、その場で形を見つけていく。物事に対していつも空っぽの頭と心で向かい合うことが求められます。楽しい記憶、苦しい記憶、どんなものにも一切の批評性を持ち込まないように心がけたいと思っています。記憶を覗き込みながら、記憶の方からも今の自分を覗き込んでいるような、視線の交差する1地点にしたいと思います。

そして、今日の日記の「逆さまに見る」ということなんですが、これは、今ぼくが思う続けられる(と考えてる)ことです。
1日の振り返りに、自分が何をした。ではなくて、自分が何をした。の時に一緒にいたモノの視点からみたぼくを描写していこうかな。と思ってます。記憶からの解放、というか、客観的に自分を見ることになるかな。と、楽しみです。

ということで、今日の逆さまに見る。
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ずいぶん熱っぽく触ってくる。きっと嬉しいことがあったんだろう。ワクワクしながらとまることがない。指をいつも舐めてるのに、今は舐めないな。あれはやめてほしい。身体中がベトベトになるからな。菌がこっちにも入ってきそうになる。
それにしても今日はいい気分だ。

深夜のスマホ

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