未来という言葉の年齢

奇想の20世紀という本を読みました。
20世紀の発明などがたくさん紹介されていました。

その中で驚いたのが、
「未来」という言葉は19世紀に生まれた。と書かれていました。
その頃は、科学や技術の革新で、新しく生み出すものが、より素晴らしい明日=未来を創る。と信じられていたそうです。

「未来」という言葉は、たかだか100歳ちょっとの年齢。
そう思うと、なんだか随分と可愛らしいですね。

そして、「未来」が生まれてから、自然災害や科学技術による被害によって、必ずしも、「未来=より素晴らしい明日」とはかぎらない。ということになってきたようです。

このほか、20世紀には、エンターテイメントという考えが生まれたり(綱引きが見世物になっていたり) 、旅行ツアー・観光が生まれたり。
今ある当たり前と思ってたものが、まだまだつい最近のことだったなんて!と、大いに驚きました。

観光・ツアーがとっても気になって気になってワクワクしました。やりたいことも膨らんできました^_^

過去を知って、今のことをもう一度見直して、未来を考える。
至極真っ当な、考えの整理になりました。

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