FTK(先行ワンキル)恐竜
前置き
このデッキを組んだ理由
この項目はデッキ内容には関係ない与太話なので飛ばして貰って構いません
2021年7月の制限改訂が個人的に思わしくなかったので10月の改訂が出るまで普段とは違うデッキを使って遊ぼうと考えました
短期間しか使わないデッキを作るならコントロールではなく派手なビートダウンがいい
→展開系使ってGで止まって捲られるのが嫌
→ならばGを克服出来るデッキを
と考え、その結果辿り着いたのが先行ワンキルでした
先行ワンキルということで最初メガリスが浮かびデッキを組もうと思ったのですが、宗教上の理由で「魔救の探索者」をデッキに入れることが出来ずに断念
その後、海外の構築で "先行ワンキルをする恐竜デッキ"というのを見つけ興味を持ち
海外プレイヤーの動画等を参考にOCG環境でも使える用に弄ったのがこのデッキです
概要
ということで、このデッキの目標は先行ワンキルです
主に「卵」+「卵を破壊出来るカード」or
「ロストワールド」+「ラプター」で
最終盤面の
ビシバールキン&マシュマック→8000バーンへ行きます
2021年7月制限時の構築
ロストワールドで相手にトークンを送り付けることで「PSYフレームギアγ」「無限泡影」の発動を止めることができ
展開途中に「エヴォルカイザー ドルカ」を出すことでモンスター効果を2度止めることが出来るので理論上2回誘発をケアすることが出来ます
相手のニビルに対してドルカ効果→無限泡影と合わせられると崩壊してしまうのでメガリスのカオスMAXには敵いませんが
ドルカ自体は基本展開で難なく出すことが出来るので、相剣やふわんだりぃずの台頭で増えつつある泡影&ヴェーラーケアも兼ねてロストワールドを増やすことも視野に入ります
採用した誘発は
・増殖するG ・灰流うらら ・PSYフレームγ の3種類
Gは抹殺用かつ通った時のリターンを求めて2枚採用
2枚初動のデッキなので1:1の手札交換でも価値があり、リトスアジムの追加効果に対応する地属性なので先行で手札に余らせても使い道があります
うららとγは相手への妨害 兼 こちらの先行展開に対するGやその他誘発を弾けるため採用
その他の誘発は先行展開で役割を持てないため事故が懸念のこのデッキでは採用しませんでしたが、相手への妨害 兼 抹殺で無効に出来る範囲を広げる為に採用してもいいと思います
※10月制限以降の構築は採用理由等を一通り書き終えた後の追記なので、カード効果や展開の説明をすっ飛ばしている箇所があります。
その場合は先に採用理由と展開の項目にざっと目を通してください
2021年10月制限時の構築
オヴィラプター2枚目採用に関しては言うまでもなく
PSYフレームγは1枚+ドライバー1枚だと割りに合わないので不採用
ロストワールドは噛み合いで初動 兼 泡影ケアにはなるがデッキ枚数を削りたかったので1枚減らし
γを減らした分誘発が減ったので、ドルカでケア出来ない泡影を抹殺で飛ばす選択肢としての役割を含めて1枚採用
ラギアは後手で魔法罠を止められるので欲しい場面はあれど、レベル4×2で出して相手のカードを止めると結局2:1交換になり、そもそもラギア召喚成功している時点で相手の妨害がそこまで脅威ではないパターンが多いため不採用に
先の妥協点としては一滴がメイン採用されている環境なのでそこまで信用してません
代わりに入れた深淵は素材縛りがないのでスクラップ展開のキマイラだけで出す事ができ、仮想敵への効果適用範囲が広いので採用
先行で出すことはほぼなく、相手の盤面を捲る際に出して破壊時効果やフリーチェンの墓地効果等を事前に阻害or吐かせる用途が多いです
ライフを取りきれない場合でも盤面処理した上で次の1ターンを縛る妨害になるのでそこそこ頼りになりました
この構築で大会に出て運良く6-2することができたので、構築には割と満足しています
準々決勝での対戦動画では2本とも後手で、この日唯一先行ワンキルを行うことが出来ませんでしたがマシュマックによるバーンキルは成功しました
さすがに次の改訂ではマシュマックは許されないと思い覚悟を決めていましたが、あろうことか展開パーツ無傷でオヴィラプター3枚目が帰ってきました
フュージョンデステニー禁止で対面相性が良かったデスフェニックスが相対的に環境から消えてしまったのは痛手でしたが
そのデスフェニと相性がよく前期環境トップだった幻影はメインギミックに幻影霧剣を備えており、その霧剣はミセラサウルスの耐性では躱すことが出来ないため、後手捲りの難易度が他テーマより高かったので環境から消え少し戦いやすくなりました
また、幻影が環境から消えたことで長い間サイドカードの誘発枠として必須レベルで採用されていたアーティファクト ロンギヌスの採用が目に見えて落ちたことで、
今までサイドチェンジ後はほとんどのデッキ相手に意識せざるを得なかった致命的メタカードが減り、尚の事こちらの展開を通しやすくなりました
2022年1月制限時の構築
オヴィラプター3枚目については割愛
・屋敷わらしのメイン採用について
まず大前提として7月制限及び10月制限の構築において屋敷わらしはサイドカードに必ず採用していました
10月制限の所であげた動画でも2本目にスモールワールドで屋敷わらしを加えてから展開しています
屋敷わらしを採用していた理由は、、長くなるので効果説明&採用理由の欄に投げました
前期の時点で採用理由自体はあったのですが、環境相手及び0ターン目の妨害としての期待、デッキの枠との兼ね合いを考慮するとメインではなくサイド枠になっていました
今回メインに持ってきた一番の理由はデスピアの台頭です
言わずもがなストラクの登場で一気にパワーを得た烙印 もとい デスピアは次期環境トップと持て囃され、実際環境に躍り出ました
最初期の頃はその注目度から烙印融合を使った展開ルートが広く伝播し、その対策として赫の烙印を阻害出来る屋敷わらし及びDDクロウが増えると予想しました
基本の烙印展開自体はデスフェニックスと時と同じように躱すことができるためそこまで懸念していませんでしたが、ネックなのは前述の屋敷わらし&DDクロウでした
このデッキはミセラの墓地効果、オヴィラプターの蘇生効果と墓地を多用するため、墓穴ほど致命的では無いにしろ妨害になり、それを乗り越えるためには追加で手数が必要になってしまいます。
そのため前期からの採用理由に加えて
・DDクロウの効果を止めるができる
・抹殺で屋敷わらしの効果を止めることができる
・シェアの増えそうなデスピア対策
と優先度が増したため今回メインから採用することにしました。
・盆回し&ロストワールドの追加
環境が変わりデスフェニックスもいなくなったため、以前の一滴メイン採用など後手カード増量の流れから一転、ヴェーラー泡影などの単発誘発をメインサイド含めてフル投入するデッキも珍しくなくなりました
このデッキではミセラの存在から初動に対して泡影ヴェーラーを投げられることは少なく(先にミセラを構えてから動くので投げられてもでケアできる場合が多い)
ドルカの存在からGツッパ以外の展開ならヴェーラーはほとんど無視できるのですが、泡影はケアしづらくGツッパの際はこれ1枚で破綻してしまいます
ロストワールドはその点、最初のスタート時に相手の場にトークンを置くことで泡影ヴェーラーをケア出来るので、Gツッパ時も安全に展開できる上、破壊効果で展開の補助にもなります
その点を買い最初の7月構築では2枚採用していましたが、枠の都合や環境における泡影等の流行り具合、それらの枚数とこちら側のロストワールド&抹殺の枚数を鑑みるに、それほど必要性を感じなかったので10月制限では1枚採用としました
今回また採用が増えてきたことに加え、こちら側の抹殺の指名者の枚数が減ったことで泡影に対する回答の数が減りクリーンヒットする恐れから対策を増やす必要があると思い2枚目&盆回しを採用しました
ロストワールドには先述の通り展開補助の効果もあるので仮に相手が泡影を持っていなかった場合でも無駄になることは少なく、
初手でこれ以外に初動が揃っている状況なら、定石だと思われているミセラのリクルート効果に対するうららを貫通して展開することも出来ます
7月構築の時点ではロストワールド2ドラゴニックD1テラフォーミング1のみで盆回しは採用していませんでした
フィールド魔法は2枚初動のパーツ 兼 貫通札になり、盆回しならその他の手札によって好きな方を選びつつ泡影を発動不可に出来るため制限カードに相応しく強いカードではありますが、
このデッキは他のデッキと違ってフィールド魔法だけでは初動にならないため優先度自体は低く、
ドラゴミックDが制限カードである都合、組み合わせが大事なこのデッキにおいて初手で不要牌になりえるため、パワーより事故を懸念し不採用としていました
再び採用した理由はロストワールドのかさ増し 兼 ふわんだりぃずの地図やアンデットワールドをギミックで除去する手段になりえるためです
別に無くてもいいと思います
・エクストラのスカルデット→ヴァレル・S・への変更
最初の7月構築の時点では展開や構築を共に考える人がおらず、専ら雛形としたTCGの構築と自分自身で回して得た経験だけを頼りに構築していました
スカルデットはその顕著な例です
その後、このデッキを考えてくれる方達が出てきたおかげで既存の展開ルートの精査、新しい展開ルートの開拓などが進み、今までとある展開で必須だったスカルデットを途中の手順を2,3手入れ替えることで使用しなくても最終盤面に到達することが出来るようになりました。
もちろんこのカードがあることで展開の幅は広がり、他展開に応用することも出来ますが、空いた枠に他の役割をもつカードを採用できるようになったことはとても貴重です
代わりに採用したのがヴァレル・S・ドラゴンで、こちらも他の方からのアイデアです
このカードを採用した理由は、、長くなるので効果説明&採用理由に投げました
以上の点から構築を見直した結果、元々許容範囲までオミットしたうえでデッキ枚数42だった所に、新たに採用したカードが加わりデッキ枚数45となりました
出来ることなら42辺りでまとめて起きたかったのですが、オヴィラプターの枚数が増えたことで卵orロストワールドの2通りの展開に繋げやすくなり
事故率自体はそこまで増えていないと感じたため、この構築を使いました
この環境時は某オミクロンやマスターデュエルのスタートでモチベが地に落ちていたため数えるほどしか使っておらず15-6という何とも言えない終着でした
主な負け筋は、やはり2枚初動ゆえの初手の事故が大きかったため、わらしや盆回し等必須以外の枠はもう少し削った方がいいと思います
2022年4月制限は大した変化がなく、その後に出たスプライトでモチベもなくなったので割愛
2022年7月制限の話
ハリファイバーが使えなくなったため既存のルートでワンキルを目指す際の既存ルートが使えなくなり、展開の要求値が上がりました
具体的にはドルカを立てる展開のあと、リンク2のスクラップワイバーン+レベル5のスクラップゴーレム+レベル4のスクラップラプターからレベル8チューナーを出す必要があり、
今までハリファイバーを経由してうらら+スクラップゴーレム→炎斬機マグマを出していた展開が使えなくなりました
改訂判明直後は既存の要求値で同じ展開の再現が思いつかず当分更新することもないかと思いましたが、改訂翌朝にはリペアプランを教えてもらい即解決しました
メインデッキにギミックパーツが1枚必要になったため、以前に比べるとどうしても弱体化してしまいましたが、先行ワンキルのルートはほぼそのままで使うことが出来るようになりました
環境の話
前改訂終盤からイシズギミックを搭載したティアラメンツが猛威を振るいはじめ、7月に餅が消えて環境の中心から退いたスプライトに変わり環境の中心となりました
ここで書くまでもなくデッキパワーは飛びぬけており、このデッキとしてはフリーチェーンで墓地漁ってくるムドラケルドウがとても厄介でした
半面デッキの性質上、先行展開を妨害してくる誘発の絶対数が少ないので、こちらが先行取れた場合ワンキルが成功する確率は他デッキより勝っていました
(新弾でルルカロスが追加され、人賭けハゥフニスから召喚無効構えられる可能性が出たため途中から難易度が上がりました)
また新弾で追加された深淵の獣が対ティアラメンツ性能が高くメインサイドの採用が増えたため、それまでのDDクロウの枠が入れ替わり恐竜としては刺さるメタが減り棚ぼたでした
(このデッキの光闇はアルゴ、究極伝導恐獣、オヴィ、リンクリボーのみであり、刺さる場面がアルゴスタートで墓地に置いたアルゴが飛ばされる→ミセラ効果のコストが1枚足りなくなることだけ)
効果説明&採用理由
魂喰いオヴィラプター
①効果でサーチor墓地落としが選べる
基本サーチ効果を使用するが超雷龍などでサーチ出来ない状況の場合でも墓地に送る方を選択すればミセラを落として墓地除外効果から恐竜の数を増やすことも出来ます
サーチの範囲にレベル制限等がないので下級だと所謂「卵」であるベビケラ、プチラノ、展開補助 兼 妨害ケアが出来るミセラ
上級だと制限のパンクラや壊獣のドゴラン、出しやすくフィニッシャーになれる究極伝導恐獣などが選べる
②効果では下級恐竜と墓地の恐竜の配置転換が出来ます
この効果で場の「卵」を破壊し墓地から恐竜を蘇生しつつ「卵」の墓地効果でデッキから任意の恐竜をリクルートするのが基本戦術です
蘇生対象にもレベル制限はないが守備表示限定なので上級出してそのまま打点とはならないので、上記の「卵」や同じレベル4を蘇生してエクシーズに繋げることが多いです
破壊対象の範囲が自分の場だけではないので後述するロストワールドが存在すればロストワールドの効果で召喚時にトークンを送り付け、そのトークンを発動コストに墓地の恐竜の蘇生効果を起動出来るようになります
(デッキから破壊する効果を適用する場合、蘇生処理は行われない)
参考にしたTCGの構築だと無制限なので当然3枚入っていたがOCGは未だに制限なので1枚採用
2021/10の改訂で2枚に、2022/01の改訂で3枚使えるようになったので手札にくる確率が上がり自ターン以降にも使え、各種コストにしやすくなりました
幻創のミセラサウルス
①の効果は手札から墓地におくることでそのメインフェイズ中は自分の恐竜全てが「相手が発動した効果」を一切受けなくなるという破格の性能
先に発動すれば永続や召喚無効以外は無視して突っ走ることができ、逆に手札に抱えたまま恐竜を場に出し相手がミセラを割り切って妨害を投げて来た場合に相手の妨害を躱しつ展開へと繋ぐこともできる
更に相手ターンでも発動可能といった弱小種族にのみ許されたオーパーツレベルのサポートカード
ちなみに②には名称ターン1がついていますが①には発動制限がついていないので、墓穴等で同名効果まで無効にされていない限り1枚目の①効果に発動無効をくらっても2枚目のミセラがあれば再度①効果を使い恐竜への耐性付与を行うことが出来ます
②効果では自身を含む恐竜を墓地から除外し枚数と同じレベルの恐竜をデッキからリクルート
基本1枚除外でレベル1のアルゴザウルスか2枚除外でレベル2の「卵」を呼んでくることが多いです
このデッキの手数は大体【召喚権】【卵のリクルート】【ミセラ】【進化薬】が主で、卵から卵に繋げてコストを踏み倒しつつ展開していく手前、下級を出せるベビケラの効果は出来るだけ「卵」リクルートに使いたいので、レベル1のアルゴorレベル2の「卵」を選択してリクルート出来るミセラ効果は展開の要です
また手札から切って墓地効果で動き出すことで召喚権を温存出来るのでγを警戒させつつ、例えその展開に妨害を受けた場合でも後から召喚権に使うモンスターを選び直すことで展開の修正が出来ます
例に上げるとこのデッキの基本展開は「卵+アルゴ(ミセラ)」「ロストワールド+ラプター(オヴィorスクラップ)」なので
ミセラスタート→アルゴリクルート→手札の「卵」破壊→「卵」効果 < ここまでに妨害を受けた場合、化石調査等でラプター展開に持ち直すことが出来るのですが
召喚権から入る場合そこを止められると次のギミックがミセラになり、その召喚権でアルゴの効果を使用した上で展開を止められている場合ミセラでアルゴを出す選択肢がなくなるので、出来ることがアルゴ→リンクリボーに変換し2体除外で「卵」リクルートのみになりリカバリーが難しくなります
これに追加でテラフォーミングやドラゴニックDがあったり そもそも手札の状況的に選択肢がない場合は仕方ありませんが、このデッキは展開さえ最後まで通れば負けないのでケア出来る余裕がある場合はプレイが歪まない範囲で考慮したいです
またミセラスタートとアルゴスタートでは開始地点は同じものの、ミセラスタートでは無視できていたはずのアルゴに対するヴェーラーや泡影などの誘発(うららは後の卵に打たれても同じなので無視する)で展開が止まってしまう恐れがあるのでその点でも優秀です
逆を言えば「卵」+ミセラ+アルゴと持っている場合には
①ミセラスタートでγ警戒させつつ展開 ②アルゴスタートでアルゴへ誘発を誘導させつつミセラで躱して展開 の2パターンが選べるので状況に応じて使い分ける事ができます
先述した通り①効果は破格の種族サポート②効果は貴重な展開手段なので最大枚数の3枚採用です
ちなみにTCGではついこの間制限カードになりました
オヴィラプターよりミセラの方が重要度高いのでOCG様々です
ベビケラサウルス
「卵」その①
破壊された時に「レベル4以下」をリクルート出来るので展開の要であるオヴィラプターやミセラ、進化薬をサーチしつつ次の「卵」を破壊できるアルゴから選ぶことができ
なにより「卵」→「卵」に繋げることが出来るので破壊効果による処理を踏むことで発動コストや展開素材になるモンスターを供給し続けることが出来ます
新ルールによって以前は出来たオヴィラプターの②効果で「卵」破壊し、その「卵」を蘇生&破壊時効果処理 が出来なくなった点だけ注意
もう片方の「卵」であるプチラノドンでリクルートした恐竜には出たターン攻撃出来ない制約がつきますがこっちは制約がないのでバトルフェイズ中に破壊してリクルートから追撃等を行う事も出来ます
「卵」→「卵」でリソースを伸ばせるこのデッキのキーパーツなので最大枚数の3枚採用です
プチラノドン
「卵」その2
破壊されたときに「レベル4以上」をリクルート出来るのでオヴィラプターやミセラは勿論のこと攻撃出来なくても妨害になるパンクラが出せますが、なによりドゴランを自分の場に出すことが出来るので仮に勅命等で進化薬が適用出来ない場合でも8000バーンの最終盤面まで行けるようになります
「卵」に繋げられない点と攻撃出来ない制約のせいで追加でライフを取りに行ったりは出来ませんが、初動としてならここからオヴィラプターでベビケラに繋がるので申し分なく最大枚数の3枚採用です
珠玉獣 - アルゴザウルス
レベル1なのでミセラの墓地効果で特殊召喚でき、手札か場の恐竜を破壊して進化薬をサーチする役割
アルゴ+「卵」で初動になるほか、展開途中にミセラやベビケラの効果でリクルートし更に「卵」を割りつつ進化薬をサーチ出来るので基本展開に欠かせない恐竜です
ミセラの項目でも載せましたがレベル1なのでミセラの墓地効果で出しやすく、逆を言えばこのカードを召喚するよりミセラの墓地効果から出す方が融通がききやすいので他の初動がある場合アルゴから出すことは少ない
初動なので最大枚数の3枚採用ですが、このデッキだと専用カードと化すワンフォーワンやピリレイスは不採用に
究極伝導恐獣
召喚条件が緩く高い打点と全体攻撃効果で頼りになるフィニッシャー
メインフェイズ限定で使える裏守備効果は破壊ギミックを有するので「卵」を起動することもでき、モンスター並べて展開するデッキや召喚権に依存する相手には妨害にもなるので使い勝手がよく
自身の全体攻撃効果&守備墓地送り効果と合わせるとリンクモンスター以外壊滅させられるパワーがあるので無類の強さを誇ります
究極進化薬でアクセスできたり展開パーツが揃っている場合のオヴィラプター①効果でサーチして追加の頭数として先行でも使うことが出来るのでとても優秀
先行展開において必須ではなく後手でもオヴィラプターorアルゴor進化薬からアクセス出来るためデッキに1枚あればいいカードなので1枚採用です
怒炎壊獣ドゴラン
オヴィラプターでサーチできる恐竜族の壊獣
主に進化薬かプチラノドンで手札orデッキからリクルートしてビシバールキンの素材にします
スモールワールドで各種恐竜からアクセスできるので雑な盤面処理として使いやすいです
1枚採用
ダイナレスラー・パンクラトプス
説明不要の制限カード
恐竜族なのでドゴランと同じくサーチができプチラノの効果でデッキからリクルートできるのがこのデッキならではの強み
地属性なので後述のリトスアジムとも相性が良い
スモールワールドで各種恐竜からアクセスできるので雑な盤面処理として使いやすいです
先行での役割はないが最悪地属性恐竜族としてコスト活用には困らないのでメイン採用 1枚
スクラップ・ラプター
他のデッキだと1枚初動にもなるカード
このデッキだと1枚では3ウーサぐらいにしかならないので基本2枚初動のパーツです
①効果で召喚権を増やす際に「卵」を破壊することでギミックを回すことができます
②効果でキマイラをサーチしてスクラップワイバーンに繋げるのが基本展開です
2枚初動のパーツですが他の恐竜に触れることはできないので初手に来る必要性は低く
このカードスタートの場合デッキにもう1枚欲しい、展開中に「卵」でデッキからリクルートしたいため1枚なら引いていても支障がないよう2枚採用です
スクラップキマイラ & スクラップゴーレム
スクラップラプターからのギミックで触れる2体
全部地属性なのでリトスアジムと相性が良く御前試合下でも動ける利点がある
旧石器時代の遺物なのでキマイラに謎のシンクロ縛りがついてますがゴーレムに名称ターン1がついてないので使い回すことで展開を伸ばすことができます
キマイラは後手の時、適当なモンスターと並べてスクラップワイバーンを出し相手の場に触れつつゴーレムを出して盤面を広げたり
ワイバーン展開の後に召喚しラプターを蘇生することで2体でワイバーンの下にフェニックスorデュガレスで盤面に干渉することが主な仕事です
出張パーツとしてのスクラップではゴーレムが採用されてないこともありますが
このデッキだと『ゴーレムでラプターを蘇生→ラプターとレベル1でレベル5シンクロ→ゴーレムとレベル5シンクロでマシュマック』まで行くのが全ての先行展開の終着点なので必須パーツです
増やす意味はないので両方1枚採用
真竜皇リトスアジムD
主に手札から「卵」を破壊するために使用
召喚権を使わずに破壊処理を行えるため妨害を受けても展開修正しやすく「卵」+地属性を破壊した場合の追加効果で相手のエクストラに触れられるため、ピン挿しのキーカードを先に除外したり展開途中で相手に畳まれても相手のデッキを把握することができます
恐竜ではないのでミセラで守られる範囲からは外れますが究極進化薬の発動コストに「恐竜以外」が必要になるので展開の素材として墓地に送っておくと重宝します
また恐竜以外の地属性なのでスモールワールドで増殖するGから「卵」やパンクラにアクセスしやすくなるので割と貴重です
噛み合うギミックが「卵」だけであり、このカードをサーチできるドラゴニックDが制限なのでこのカードと被ると役割がなくなり、優先して手札に欲しいわけでもないので1枚採用
屋敷わらし
最近だとGうらら泡影ヴェーラーの次にメインから採用されがちな手札誘発
メインに採用している他誘発の採用理由については別段取り上げていないのに、サイド採用しているこのカードだけ個別に説明付けるぐらいには優先度高く相応の理由があります
相手の展開を阻害する手札誘発としての役割もありますが、主な採用理由は
何よりこのデッキが後手で気にしなければいけない最大の難所である「墓穴の指名者」への対策という点です
現環境において墓穴の指名者は極端なデッキ以外殆ど採用されているといっても過言ではありません
こちらが後手で誘発を持ってなかった場合、または相手が事故って1~2伏せで返してきた場合、伏せられるカードのうち多くはこのカードです
このデッキへの墓穴の指名者のメタ性能は物凄く、
1.手札のミセラ効果に使われると、耐性効果を付与できない&リクルート効果が使えなくなるので貴重な手数が1つ完全に遮断される
2.卵に使われると、そのターン同名カードの効果が軒並み使えなくなる
3.墓地の恐竜族を除外されることで墓地に恐竜が無くなると究極進化薬のコストとして必要な恐竜族が賄えなくなり、展開が弱くなる or そもそも発動できない状態になる
と適当に打たれた場合でも被害は多く最悪の場合展開がストップします
そのため後手の場合メインから入っている抹殺の指名者に加え、サイドからこのカードを投入することで墓穴2 vs 抹殺+わらしとして対策札を増やしていました。
また、スモールワールドで「卵」or 増殖するGを持ってきたい場合、増殖するGと卵が地属性&レベル2&ATK500で増G ⇄ 卵と繋がらないため
(経由対象にリトスアジムが存在するが、展開ルートで使用する場合や後手サイドチェンジ後は残しているか怪しい)
この2枚を繋ぐ地属性かつ非恐竜族のカードを欲しいこともあり、他誘発より優先度は高く
以上の理由から環境によってはメイン採用候補にもなるカードだと思います
化石調査
貧弱種族が故に許される広範囲版増援
発動にターン制限がないので乱発して展開パーツを揃えたり、妨害受けた後で必要なパーツを選択出来るのでデッキの安定性に貢献してくれます
初動が揃っている場合はあえて発動せず、スクラップワイバーンの破壊対象としてセットすることもでき使い勝手が良いです
「ラプター」「ミセラ」「卵」のうち足りないパーツを選んで持ってこれるこのカードは事故率が懸念されるこのデッキにおいて減らす理由もないので最大枚数の3枚採用
究極進化薬
デッキから最上級の恐竜をリクルートできる魔法
効果は強力ですがデッキ内のこのカードを全て引いてしまうとアルゴザウルスが完全バニラになるので破壊処理を行うことも出来なくなり展開難易度が爆上がります
そのため展開で使うためなら1枚で十分ですがデッキに残せるよう2枚採用
ロストワールド
効果が4つあり①は恐竜以外の攻守が500下がる効果
自分の場も適用されるので恐竜以外を出すと相手のライフを取りづらくなりますが相手モンスターが軒並み下がるので戦闘破壊しやすくなります
②は場に恐竜を出したときターン1で相手の場に恐竜族のトークンを送り付けられる効果
先行時に相手の無限泡影の発動を止めたり、召喚時効果にチェーンして起動することで恐竜の召喚時効果のタイミングをずらし相手の誘発効果を透かすことができます
③の効果は相手の場にトークンがある限り相手はトークン以外対象に取れなくなる効果
②効果でトークンを作れば即適用でき、こちらが更にトークンを生成しない場合、相手は対象取る効果でこちらのモンスターに干渉できなくなるので既に霧剣等があった場合でもトークン生成時以降モンスターへ妨害を打たれなくなります
また、相手は自身のモンスターも対象に取れなくなるので思わぬところで妨害になります
相手にヴェーラー等がある場合トークン生成を許すと以降打てなくなるのでチェーン1で効果を発動した恐竜相手に打つことが求められますが
恐竜には前述したミセラがある為 相手にミセラを割り切って発動するか、その場面では腐らせるかの2択を迫ることが出来ます
④効果は場の通常モンスターが破壊される代わりにデッキから恐竜を破壊できる効果
トークンは通常モンスター扱いなのでオヴィラプターやスクラップワイバーンの破壊効果、後手なら戦闘破壊で起動してデッキから「卵」を破壊することで展開に入ることができます
通常モンスターに指定はないので相手のニビルで送りつけられたトークンを利用することも出来ます
出来る事が多く、ケアしにくい無限泡影を自然に不発にでき、各ラプターと絡めると2枚初動になるため優秀な貫通札です
最初はロストワールド、ドラゴニックD、テラフォーミング、盆回しの4種類を入れていましたが、選べる事が強みの盆回しに追加で残りの3種類どれか引くと急に手札の質が落ちるうえ、盆回しでの無限泡影ケアはロストワールドでも出来るため代わりにこちらを2枚採用
魔鍾洞が以前みたいに流行ったらまた検討
ドラゴニックD
テラフォーミングでのロストワールド以外の選択肢
「卵」+ドラD or ロストワールド+ラプターのどちらでも展開できるため、持ってる恐竜によってテラフォーミングで欲しい方を選ぶ事ができる
ドラDの効果で1破壊、サーチしたリトスアジムで更に破壊処理ができる
展開中にスクラップワイバーンの効果で自分の場のカード1枚を破壊する必要があるので、ロストワールドがない場合に効果使い終わったこのカードを破壊対象にする事で消費を減らす事ができる
ミセラ効果処理後にロンギヌスを投げられた場合でも最後まで展開できるようになる貴重な貫通札です
制限カードなので1枚採用
スモール・ワールド
新しく出た魔法カード
山手線ゲーム感覚でデッキからモンスターをサーチ出来ます
このデッキは基本「卵」+「卵を破壊するカード」 スタートを目指すデッキで、卵破壊の役割を持つカードは採用してない中でもいくつか存在しているのですが
「卵」に直接触れる手段が「ベビケラ」「プチラノ」「化石調査」の9枚以外存在していなかったので、その両方を任意でサーチすることが出来るこのカードの登場は画期的です
このデッキには「地」「光」「炎」の恐竜が存在するので
と繋げることで不要な恐竜を欲しい恐竜に変換することが出来ます
また展開札が揃っている場合にうららを持ってくることで最低限Gをケアすることも出来ます
攻撃力0のアルゴ or 炎属性のミセラを経由することで触れられるのでほとんどのモンスターからうららに辿り着くことが出来るはずです
手札は1枚減りますが手札2枚でワンキルなので気にしないで下さい、ロンギは知りません
安定性を求めるなら3枚採用するべきだと思いますが、名称ターン1ゆえの被りの懸念+この効果を使う場合絶対にモンスターカード1枚使わないといけないためデッキ内のモンスター以外の割合を増やしたくなかった為2枚採用
例え被ってもドルカ展開の時に必要な "破壊される場のカード" 役として魔法罠は優秀なので3枚同時に来なければどうにかなります
エクストラデッキ
HSRチャンバライダー
アルゴ+スクラップラプターで作れる
2回攻撃できるのでアルコンがいなくても横並びの相手や後手のワンキルに貢献し後述のデュガレスで攻撃力を倍にする事で容易に8000削れる
主な仕事はマシュマックの素材
ヴァレル・S・ドラゴン
構築を精査していくにつれEXの枠が空いたので、ドルカに次ぐ誘発対策として採用した汎用シンクロ枠
ドルカの基本展開とおおよそ同じ流れでドルカの代わりに出すことができ
利点は
・ドルカでは止められない泡影まで止められる
・装備したリンクモンスターによって盤面にカードが1枚増える
の2点です
まず1番目の理由として、基本展開だとロストワールドがない限りケア出来ない泡影を止められる点です
ドルカはターン1がないモンスター効果止めとして2度の妨害から展開を守ることが出来ますが
その分、魔法罠には無力でありこのカードを出していても泡影1枚でストップすることはそう少なくはありません
・S・を出すタイミングはスクラップワイバーンを出した後になるため、召喚時こそ無防備ですが、ドルカと違い全ての妨害を一度だけ止めるので後の泡影に対処でき
このカードの効果成立前にワイバーンに泡影を当てられる→効果未使用のサベージは残る
このカードの召喚成功時効果に泡影を当てられる→それ以降の展開に飛んでくる妨害を一つ踏んだことになり
わらし等ワイバーンにしか当てられない妨害を事前に解決するとともにレベル8としてビシバールキンの素材に流用することも出来ます
2番目の理由が本命なのですが、基本展開のうち誘発ケア(ドルカ)を立てる展開にはスクラップワイバーンの破壊効果対象となるカードが追加で必要になります
こちらの先行なので盤面にあるカードは基本すべて自分で用意しなければならず、・展開札・貫通札・墓穴&抹殺・手札誘発・展開上必要なパーツ のうち毎回望んだ通りにくるとは限らず、どうしてもコストを算出できない場合があります
その場合、事前ケアを諦めて展開 or 構築段階で補助輪を増やすことで基本最大値を上げる
のどちらかが問われるのですが、このデッキの構築の大前提として事故率の軽減が挙げられるため「単体で展開に関与できない、いわゆる”不要牌”になるパーツは必要最低限にしたい」という考えから後者はなくなり、前者しか選択肢が無くなります
かといって毎回2枚初動+貫通札や墓穴抹殺を引けるわけでもないので、1番目の理由であげた通り隙はあるものの
基本展開で妨害ケアを構えてから本展開に向かうことが出来るようになるため、このカードは登場回数こそ少ないもののエクストラに選択肢として存在するだけで価値のあるカードです
基本アルゴを素材にしたリンクリボー+スクラップでワイバーンを出し、その後・S・を出し素材に出します
リンクリボーはその後の展開でも必要なので装備のままだと展開出来なくなりますが、ワイバーンの破壊対象にすることで墓地に戻すことができ
・S・の妨害効果は・S・自体にのせたカウンターを使用して使うのでリンクリボーが場から離れていても何ら問題なく無駄が少ないです
炎斬機マグマ
PSYフレームγを採用してるので、自分のターンに出た場合に活用できるようのレベル8シンクロ枠
スクラップラプター+レベル4恐竜でも出せて後手で機能する
戦闘での相手モンスター破壊をトリガーに相手の場に触れる事ができる
相手のバックに触れるカードがメインにないので条件つきとはいえ2枚破壊は重宝する
主にビシバールキンの素材
パワーツール・ブレイバー・ドラゴン & ライフストリーム・ドラゴン
ハリファイバーが禁止になったため、いままでの展開を再現するためにレベル9シンクロブレイバーから専用装備魔法をもってきてレベル8シンクロチューナーを出すためだけのギミックです
いまのところそれ以外の役割はありません
究極幻神アルティミトル・ビシバールキン
②効果で相手の場に最大5体の守備表示トークンを送りつける事ができるので、ロストワールドを適用したりこちらはリンク素材等に使いつつ、アルコンで全員殴ることで最大5000ダメージを与える事ができる
追加でもう一体いればビシバールキン自体も攻撃力3000になっているのでそのまま8000削りきる事ができる
主にマシュマックワンキルのパーツ
エヴォルカイザー・ラギア
レベル4恐竜族×2で出せる 生きる神の宣告
先行で出して妨害の一つに加えたり、後手で妨害を踏みに行く際ミセラ適用中に立てることでカウンター罠以外の妨害を先に一つ潰す事ができる
エヴォルカイザー・ドルカ
レベル4恐竜×2で出せる コアキメイルガーディアン
ラギアと違い素材一つで効果発動できてターン制限もないので1ターンに2回モンスター効果を止める事ができる
「卵」+ミセラの展開だと恐竜のみの展開中に立てることも出来るので、モンスター効果を2回止められる状況から展開をスタートできます
スクラップギミックでアポロウーサを立てられるのでワンキル出来ない場合は役割被るこのカードよりラギアを優先したりします
No.60 刻不知のデュガレス
任意のモンスターの攻撃力を倍にできるので7000のアルコンで総攻撃したり、4000のチャンバラで2回攻撃、蘇生効果でモンスターを並べたりと後手で頼りになる
主な仕事はマシュマック成立へのパーツ
No.33 先史遺産 - 超兵器マシュ=マック
圧倒的ワンキルパーツ
それ以外の仕事はありません
リンクリボー
アルゴからの展開の際、アルゴをリンクリボーに変換する事で即座に墓地に恐竜を用意できるので
ミセラの効果でミセラ+アルゴの2体除外して「卵」をリクルートし展開に繋ぐ事ができる
またリンクリボーを更にリンク素材等に使う事で墓地に恐竜以外を用意できるので究極進化薬のコストを賄いやすくなる
スクラップ・ワイバーン
スクラップラプター1枚から繋ぐ事ができ、ロストワールドがあれば破壊効果で「卵」にアクセスすることができる
ラプター、キマイラ、ワイバーン、ゴーレムの全て地属性かつ恐竜,獣,ドラゴン,岩石と種族が分かれているので御前試合やセンサー万別がある場合でも展開でき破壊効果でその永続を除去して動く事ができる
ワイバーンでゴーレムを出すことで墓地のラプターを蘇生、そこからハリファイバーに繋ぐ事ができる
水晶機巧 - ハリファイバー
スクラップラプターがチューナーなので出す事ができ、そのままアウローラドンに繋げる事でVFDを出す事ができる
このデッキにアウローラドンは入ってないので主に【スクラップワイバーン+スクラップゴーレム+スクラップラプター】の盤面から
ラプター+ワイバーンでハリを出し効果でうららをリクルート→うらら+ゴーレムで8シンクロマグマに繋げる役割しかありません
転晶のコーディネラル
リンク先のモンスターに破壊耐性を持たせる事ができるので、ミセラの効果が適用されないメインフェイズ以外でも恐竜を守る事ができる
大概相手は知らないのでテキスト見せた上で破壊効果使われることもあり、朱雀やデスフェニ相手に結構暗躍しました
主な役割はビシバールの押し付け
トロイメア・フェニックス
汎用リンクモンスター
後ろに触るカードが少ないので本命のアルコン等を通しに行くために先に使う事が多い
後手の場合スクラップワイバーンでゴーレムを出しゴーレム効果でスクラップを蘇生することで、ワイバーンのリンク先にフェニックスを出せるので、1ドロー付きで相手の魔法罠に触れることができ、同じようにアルゴをリンクリボーに変換しその下にフェニックスを作ることで1ドローつきで効果を使用する事ができる
ビシバールキンの効果で出したトークンの数を調整するために召喚条件の緩いモンスターが必要なので採用
トロイメアユニコーン
汎用リンクモンスターその2
フェニックスと同じく召喚条件の緩いリンクモンスターであり、ワイバーンで処理出来ない破壊耐性持ちやアルコンで寝かせられないリンクモンスターの除去が出来るので重宝する
ワイバーン→フェニックスと繋げたあとにワイバーンとモンスターでフェニックスの上に出すことで1ドロー付きでデッキバウンスが使える
ロストワールド展開だと恐竜以外の攻守が500下がるのでビシバールキンが7500になりワンキルに届かなくなる場合があるので、展開途中に出してロストワールドを自分でデッキバウンスすることで滞りなく展開出来るため採用
召命の神弓 - アポロウーサ
先行展開で使う妨害でスクラップラプター1枚で3ウーサは出せるので出しやすい
デュガレスで攻撃力を変動させるとエンドフェイズに元々の素材数×800に戻るので再度効果を使えるようになる
主に先行で盤面のモンスター数を調整する場面や後手捲りの際の締めに使える
鎖龍蛇 - スカルデット
基本3体素材で出す
素材条件が緩いので出しやすく打点上昇、特殊召喚、マリガン全て使いやすい
ドルカ立てる先行展開だとモンスター数が1つ足りなくなるので手札からモンスター追加する為に、このカードの3体以上の効果が必要になり、
先行展開で絶対必要なスクラップゴーレムを素引きしてしまった場合に吐き出せるので唯一無二の役割がある
後に素引きしても展開できるルートが開拓されたので絶対必須枠ではなくなりました
先行展開
冒頭でも述べましたが、このデッキの先行の終着点はマシュマックによる8000バーンです
後手は各々頑張ってください
マシュマックとビシバールキン以外のエクストラは後手でも単体で機能するものが多い上、先行展開をなぞればモンスター数は自然と増えるので8000取るだけなら先行より楽です
先行展開をざっくり説明すると
で8000バーン出します
①卵(ベビケラorプチラノ)+ミセラ
②卵+ミセラ(途中でドルカorサベージ出すパターン)
③ロストワールド+(オヴィorスクラップ)ラプター
の3つの基礎展開を書いていきます
①卵+ミセラ
1. 手札のミセラ効果、自身を墓地送り→墓地のミセラ効果コスト自身のみ除外してデッキからアルゴサウルスss
2. アルゴサウルス効果、手札の「卵」を破壊して究極進化薬をサーチ
3. 破壊された「卵」効果、デッキからオヴィラプターss
4. オヴィラプター効果、デッキから「卵」をサーチ
5. 4でサーチした「卵」をns→オヴィラプター効果で場の「卵」を破壊し、墓地の「卵」を蘇生
6. 破壊された「卵」効果、デッキからスクラップラプターss
7. スクラップラプター効果、「卵」を破壊しスクラップの召喚権を追加
ここから分岐
・卵(ベビケラ)ルート
1. 破壊されたベビケラ効果、デッキからプチラノドンss
2. スクラップラプター+アルゴでスクラップワイバーンss
3. ワイバーン効果、墓地のスクラップラプター吊り上げそのまま破壊
4. ワイバーン効果、デッキからスクラップゴーレムss +場のプチラノ破壊 & 破壊されたスクラップラプター効果、スクラップキマイラサーチ
5. 破壊されたプチラノ効果、デッキからドゴランss
6. スクラップゴーレム効果、墓地のスクラップラプター吊り上げ
7. スクラップラプター+ワイバーンでハリファイバーss
8. ハリ効果、デッキから灰流うららss→ゴーレム+うららでマグマss
9. マグマ+ドゴランでビシバールキンss(左端か中心の位置)
10. ハリ+オヴィラプターでコーディネラルss(ビシバールキンの右上の位置)
・ビシバールキンからマシュマックまで
1. ビシバールキン効果、お互いの場に4体ずつトークンss(ビシバールキンの対角線上にトークンが出るように)
2. コーディネラル効果、ビシバールキンとトークンを交換
3. トークン1体でリンクリボーss、リンクリボー+トークン1体でトロイメアフェニックスss、トークン1体リリースして墓地のリンクリボー蘇生
4. コーディネラル+トロイメアフェニックス+リンクリボーでアポロウーサss
5. スクラップキマイラns &効果、墓地のスクラップラプター吊り上げ
6. スクラップキマイラ+スクラップラプターでデュガレスss
7. デュガレス効果、墓地のゴーレム吊り上げ→ゴーレム効果、スクラップラプター吊り上げ
8. スクラップラプター+トークンでチャンバライダーss
9. ゴーレム+チャンバライダーでマシュマックss
相手の場 トークン3体
自分の場 ウーサ、デュガレス、マシュマック、トークン
8体いるので8000バーン
・卵(プチラノ)ルート
1. 破壊されたプチラノ効果、デッキから恐竜(ドゴラン以外)ss
2. スクラップラプター+アルゴでスクラップワイバーンss
3. ワイバーン効果、墓地のスクラップラプター吊り上げそのまま破壊
4. ワイバーン効果、デッキからスクラップゴーレムss +1で出した恐竜破壊 & 破壊されたスクラップラプター効果、スクラップキマイラサーチ
5.スクラップゴーレム効果、墓地のスクラップラプター吊り上げ
6.スクラップラプター+ワイバーンでハリファイバーss
7. ハリ効果、デッキから灰流うららss→ゴーレム+うららでマグマss
8.究極進化薬 コストうらら+恐竜(スクラップラプター以外)、デッキからドゴランss
9. マグマ+ドゴランでビシバールキンss
10. ハリ+オヴィラプターでコーディネラルss(ビシバールキンの右上の位置)
以下略
②卵+ミセラ(途中でドルカ出すパターン)
※破壊コスト用に魔法罠が1枚必要
(序盤展開)から分岐
③ロストワールド+ラプター
・オヴィラプタールート
・スクラップラプタールート
応用展開
・スクラップゴーレムを素引きした場合
(序盤展開)から分岐
・ロンギ適用中の卵+ドラDルート
(ミセラの墓地効果と究極進化薬が使えない)
・ベビケラ+ミセラのスクラップキマイラなし展開
(スモールワールド等で飛ばした想定)
(序盤展開)から分岐
・スクラップラプター+ミセラ+リトスアジム(ドラゴニックD)+モンスター
・卵+ミセラのドゴランなしパターン
(ハリファイバーなしパターン)
上にある③卵+ミセラのサベージ展開でサベージ+マグマでビシバールキンを出すことで最終盤面までいけます
2022年7月改訂でハリファイバーが禁止になったため現時点でドルカorサベージを出す展開は出来ませんが、上記展開のサベージの代わりにマグマを出し、マグマ+ドゴランでビシバールキンを出すことで最終盤面まではいけます
後手の基本展開
後手はまずミセラ+卵からスタートし、ミセラを墓穴やうららで止められた場合はアルゴを召喚し卵破壊から動きます
先行展開の際の(序盤展開)が基本の盤面になり、ミセラからスタート出来ている場合相手のデスフェニやミラジェイド等の盤面に触れる妨害の一切を無視できるため盤面解決が容易になります
基本はオヴィ+アルゴ+スクラップラプター+ミセラを場をベースとして
1.スクラップラプター+アルゴでスクラップワイバーンss、効果でスクラップゴーレムss&相手の場1枚破壊+スクラップキマイラサーチ
2.ゴーレムでラプターを蘇生し2体でトロイメアフェニックスss、効果で相手の魔法罠を1枚破壊(手札1枚切って1枚ドロー)
3.ワイバーン+ミセラでトロイメアユニコーンss、効果で相手のカード1枚デッキバウンス(手札1枚切って1枚ドロー)
4.キマイラns効果でラプター蘇生し2体でデュガレスss、進化薬で究極伝導恐獣を出しデュガレス効果で攻撃力を倍に
結果として相手の場を
・対象取らずに一枚破壊 ・魔法罠1枚破壊 ・1枚デッキバウンス
を行ったうえで攻撃力7000になった究極伝導恐獣を出すことができるので大抵の場合8000取ることができます
アクセスコードを採用すると上記に追加して地、闇、炎で3枚破壊した上で5300を叩き込むことができますが、上記の展開が通っている場合そのターン中に基本ライフと取り切っているので必要を感じず採用していませんでした
相手の場に泡影等ある場合ミセラ適用下では恐竜が妨害を受けないため、その先に出すリンク等まで待たれがちです
そのため恐竜のみの展開中にパンクラトプスを出すことで事前に伏せに触ることが出来ます
・相手の場にセットカード(魔法罠)がある場合(モンスターなし)
1.オヴィの卵入れ替え効果を使う際プチラノドンを蘇生できるようにする
2.破壊された卵効果でスクラップラプターss、効果でプチラノドンを破壊
3.プチラノドンでパンクラss
・相手の場にセットカード(魔法罠)がある場合(モンスターあり)
同じ状況で相手の場に裏守備にできるモンスター(リンクやすでに裏のモンスター以外)がいる場合は
1.オヴィの効果でベビケラ蘇生(プチラノドンでも問題なし、その場合上のルート)
2.スクラップラプターでベビケラ破壊&プチラノドンss
3.進化薬で究極伝導恐獣ss効果でプチラノドン破壊して相手のモンスターを寝かしつつパンクラss
この場合はオヴィで蘇生する卵の種類がどちらでもよく、かつ究極伝導恐獣のコストも踏み倒せるので得なのですが、進化薬で出す場合 墓地か手札に恐竜以外の種族を用意する必要があるので誘発等ない場合少し難易度が高いです
相手の場に応じて
・アルコンで盤面を寝かし先にラギアを出して誘発をケアしてからワイバーン展開
・先に深淵を出し、墓地効果を封じた上でフェニックス等で安全に盤面に触れたり、ドラゴンメイドのお片付け等のバトルフェイズ中にも効果を使えるカードをメインフェイズ中にシャットアウトしてバトルフェイズ中に阻害されないようにする
・ゴーレムでラプターを蘇生しラプター+@でハリssうららssしゴーレム+うららで2カウンターサベージを立てる
などその時に応じて妨害を構えてバトルフェイズに向かうことが出来るのでおおよそライフを取りきることが出来ます
リンク以外のモンスターは究極伝導恐獣で寝かすことで無力化
リンクモンスターもパンクラの対象破壊、ワイバーンの対象取らない破壊、ユニコーンのデッキバウンスで処理することができ
最終手段としてオヴィで持ってこれるドゴランがいるので理論上どんなモンスターも処理に困ることはないはずです
【スモールワールド】
恐竜FTKを組んで10日目
数多のカードを試しても「卵」が引けずに動けない初手の事故がどうしようもなく
数日後に出る新弾に恐竜新規の可能性を祈っていた所、フラゲでスモールワールドが判明し衝撃が走ります
デッキの性質上、展開に必須のカードがメイン&EX内に存在するため強貪や強金でのランダム除外はパーツ飛びのリスクにより先行ワンキル成功確率を著しく損ない
金謙で選択して飛ばす3枚分なら余裕はあるものの、今度はダメージ半減の制約が重くのしかかり端的に言うと10000以上のダメージはまず出ないのでこちらも先行ワンキル出来なくなります
そうした経緯もあり初動の事故率に困っていたこのデッキにとってスモールワールドの登場は衝撃的でテキスト読んだ瞬間に採用を決める程でした
効果に関しては採用理由の所で載せた通りで「卵」or「卵を破壊するカード(主にミセラ)」のいずれか、ロストワールドのみ持っている場合はオヴィラプターをサーチして展開補助
展開パーツが揃っている場合はうらら等を持ってきます
メインにドゴラン&パンクラが入っているため後手の際デッキから持ってきて基本展開以外の要素で捲りに使うことができ、特にこのデッキは下級を回して展開する都合インスペクトボーダーが異常に重いのでモンスター効果を介せずドゴランで強制退去させられるようになるのはかなり偉いです
サイドカードに入っているニビルやロンギヌスなども光属性参照でアルゴ経由してほとんどの恐竜から持ってこれるので、その要領で動けないハンドの際に相手に刺さりそうな誘発を選択して最低限の妨害で耐え凌ぐことがあります
スモールワールドでのサーチルート
※オヴィラプターが守備500なので2枚目卵経由してサーチ出来ないこと、パンクラが守備0なので2枚目アルゴ経由でサーチ出来ないことを忘れがち
・オヴィラプター、ドゴラン、スクラップゴーレムは先行展開に必須なので使いづらい(オヴィ無制限になったので関係ないです)
以前のは間違ってる箇所もあり見辛かったので表にまとめました
誘発のケア、貫通
展開パターンに載せた通り、展開途中でドルカやサベージを立てることで誘発等をケアしながら8000バーンへ向かうことが出来ます
しかし、それはあくまでドルカ成立までの初動の動きに何も妨害を貰わなかった時の話であり、そもそも最初の動きを止められた場合、先出しドルカどころかそもそも8000バーンに辿り着けないことも
オヴィラプターが3枚になったこともあり、化石調査含めて2枚初動自体は集まりやすくなりましたが
初動を止められた場合、手数が限られているので恐竜パーツだけが集まっても展開を続けることが出来ず、極端な話オヴィ+ミセラ+化石調査×3でもこの構築だとミセラ止められた時点で展開が止まります
俊足のギラザウルス等を増やして強引に手数を増やしたり、ジェットやオライオン等を入れハリ単騎アウローラドン展開で逃げ道作るプランもありますが、それはこのデッキのコンセプトと相反するので無し
ダラダラほざきましたが、ようするに恐竜パーツ以外の攻め手がないと相当運が強いか環境9割エルドリッチにでもならない限り、先行取れても常にうらら1枚で展開が止まるリスクを背負います
このデッキのコンセプトは「Gで止まらない先行展開」のため、1番スタンダードなミセラへのうららを貫通するorミセラを止められても展開を続けられるようの貫通札としてフィールド魔法2種を採用しています
1枚目ドラゴニックD
役割が分かりやすいです
ミセラを無効にされた場合でも、効果で手札の卵を破壊することでほぼ同じ展開を続けることができ
サーチ先のリトスアジムで更に卵の破壊を起動出来るためドラゴニックDではなくリトスアジム素引きでも展開の貫通札となります
リトスアジムの追加効果で相手のEXを確認出来るため、1本目の先行展開が通り相手の手札が1枚も見えない場合でも相手のデッキを
予想してサイドチェンジを行うことが出来ます
この展開ならば除外ギミックを使わずに最終盤面に行けるため、展開ルートの項目にも載せましたがロンギヌスを投げられても貫通することが出来ます
2枚目 ロストワールド
効果が複数あり2枚初動のパーツかつ、オヴィ+ミセラor卵が揃っている場合ミセラへのうららを完全にケアすることもできます
②効果でこちらが恐竜を出したときに相手の場にトークン1体を生成
この効果によって発動条件のある無限泡影やPSYフレームγを発動不可能に
さらに③効果によってトークンが存在する場合、相手はトークンしか対象に取れなくなるのでエフェクトヴェーラーやその他対象をとる効果を自然と機能不全にできます
④効果でトークンが破壊される場合、代わりにデッキから卵を破壊できるため、ベビケラを破壊して展開補助 or プチラノを破壊してドゴランを出すことで進化薬を温存でき
ビシバールキン効果で出したトークンに対してトークンコレクターを起動された場合に破壊されるトークンと同じ数の恐竜がデッキに存在している場合破壊を耐えることもできます
ドルカ展開+ロストワールドが揃った場合ほぼ展開を止められることがないためGツッパしても負けることはないと思います
ロストワールド+オヴィ+初動のうららケア展開について
1.ロストワールドを発動しオヴィ召喚
2.相手の場にトークンを出し、ミセラか卵のうち足りないほうをサーチ
3.ミセラの効果を発動し、オヴィ蘇生効果をトークン対象に発動
4.ロストワールドの効果を適用し、デッキからベビケラを破壊&アルゴss
5.アルゴ効果で手札の卵を破壊し、進化薬サーチ&スクラップラプターss
ここまでの展開のどこかでうららを打たれた場合、ミセラ効果でアルゴssから展開 or スクラップラプターを出すことで最終盤面にたどりつくことができ
この後のミセラ効果にうららをうたれても盤面のオヴィ+アルゴ+スクラップラプターだけで最終盤面に行けます
ミセラ効果をスルーされた場合、卵ssしスクラップラプターで破壊することでドルカ展開に繋がるので結果的にうららのケアができます
ミセラ+卵展開のミセラにうららを打たれた場合の最低保証
ドラDや指名者がある場合は除く
ミセラにうららを打たれ貫通札や指名者がない場合、先行だとワンフォーワンを使用しない限り、最終盤面に行くことは出来ませんが
追加で化石調査かアルゴがあることで最低限の妨害はたてることができます
そのためできるだけ召喚権ではなくミセラからスタートしたいです
①アルゴ効果卵破壊→オヴィss効果でミセラ落としアルゴとミセラを入れ替え2体でドルカss
②アルゴ効果卵破壊→オヴィss効果でスクラップラプター落としアルゴとラプターを入れ替え
ラプター効果で自身破壊してキマイラサーチ、キマイラns効果でラプターss
キマイラ+ラプラーでスクラップワイバーンss効果でスクラップゴーレムssワイバーン破壊
ゴーレム効果でラプター蘇生、オヴィ+ラプターでサベージssワイバーン装備、進化薬でキマイラとアルゴ除外して究極伝導恐獣ss
①パターンだと最小の動きで一応モンスター効果無効の2妨害を構えることができ、素材のミセラが次ターンのリソースに使え
②パターンだとスクラップのパーツを使うためリソースを消費してしまいますが、サベージを出せるのでドルカに比べ打点負けしにくく、ドルカで止められない魔法罠も止めることができるので、うららと墓穴両方に対応してこちらの誘発を通すことも出来ます
また②展開ではキマイラが墓地に貯まるので進化薬のコストに困りません
①展開でも進化薬経由ではなく究極伝導恐獣を素引きしている場合は墓地の卵アルゴを除外することで出すことができます
追記思いついたらします
――――――――――――――
11/4 新規来たクシャトリラがデッキとしてかなり気に入ったので多分もう追記しません
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