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豊洲しか知らないんですが 2

 2020年8月デビューの豊洲市場の寿司大、その年は空いてて入りやすいこともあり調子に乗ってたかもしれない。同じ6街区の「高はし」や人気の「大和寿司」にも足を運んだから豊洲狂いだった。それが2021年は半年に1回程度、2022年は1回に留まることとなった。
 行動制限もなくなり国内旅行に出かける機会が増えたので、寿司大は東京へいらっしゃる方どうぞ☆という気持ちになったのである(何様だ!)
そうしているうちに2022年10月の外国人の入国緩和がきた。街なかですれ違うたくさんの外国人観光客をみて、寿司大は今どんな状況だろうか?と興味がわき約1年ぶりに訪問してきた。

予約開始 05:00
開店時間 06:00 
 理想は前泊だがホテル代が高騰していてあっさり却下(そういや建築中だったラビスタベイも開業しましたな)。有給休暇をとって平日の始発で行くことにした。到着時刻は05:50
 シャッターが下りたままの店前には、受付済で開店を待つワクワク組とアタシのような受付待ちが混じって約30人ぐらいの人だかり。9割方インバウンド客である。やっぱりな!
勝手に08:00前後を予想していたが目論見甘く案内予定は09:20。およそ3時間半待ちが告げられた。

ぷぎゃー、でも食べられるだけマシ! 
 寿司大のある6街区では長い行列が禁止されているため携帯番号を告げていったん退散するわけだが、いったい皆はどこで時間潰しをしてるのか?すぐのセンリ軒?喫茶店多そうな7街区まで遠征? アタシは都バスで築地に逃げたのだった。市01系統で本願寺近くまで約20分だし暖をとれる店も多い。小腹が空いたので胃慣らしでラーメンまで食べてしまった(小声)。

 若葉で一杯

 豊洲の寿司大には案内時刻5分前 09:15に戻ってきた。どうやら当日の受付枠は埋まりキャンセル待ちの並び列ができていた。待っている間に心変わりして放棄したくなる気持ちも分からんではない。近くのホテル泊でもない限り見所のない市場付近での時間潰しは日本人でもキツいものがある。
 09:20きっかりに案内アリ。アタシの右横は若い女性、左隣はキャンセル待ちがまわってきたらしい男女(やっぱりキャンセルあるんだな)、偶然にも両側🇭🇰香港からのお客さんだった。なぜわかったか?店員さんが最初にWhere are you from?と尋ねるからだ。アタシは豊洲の、しかもコロナ禍以降の店しか知らないけど、きっと築地時代からのお決まりの声掛けだったんだろうな、ようやく戻ったコールなのだろうとひそかに胸熱。

今回もお好み注文で。1年分のご無沙汰を取り返すようにバクバク食べて飲んで帰った。頻繁には通えないだろうけど最低でも年1、可能な限り訪問できたらいいなと思うのだった。完

お通しで鰤が出てきたので握り回避
あん肝
牡蠣ポン酢
ぶりっぶりホタテの磯辺巻き
イワシは刺身で
太刀魚
ほっき
肝付かわはぎ


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