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DOCアクセラエルフマスターガイド

はじめに

こんにちは、Garbageです。
アマチュアチームiDeal所属で主な実績はTwitterプロフィールに書いてあります。

本記事は筆者が第18期後半戦でRatings杯を決めた際に使用していたアクセラエルフについての解説記事です。

アディショナル後のRatings for シャドウバースは3日しかなくレートでの対戦回数は少ないですが、終わった後もルームマッチで見識を深めております。
個人的には非常に難しくプレイが繊細なデッキだと思っているので、JCGダブルス大会やミリオンカップで使おうという方は是非。

初めてのnoteなので読みづらいところ等あるかもしれません。
無料部分のみでも読んでくださると幸いです。

アクセラエルフとは

基本的に《万緑の回帰・ラティカ》に《妖精の開花》を付与して超打点を出すことを目指す。
アクセラレート6回を達成することと上記2枚のようなパーツを手札に集めることがデッキ構築やプレイングの焦点となる。

アクセラレート回数を重ねることにより大きくなる《フォレストレンジャー・ウェルダー》のエンハンス効果で決めきるサブプランも存在する。

DOCのアディショナルカードで《アイヴィーキング》が追加され、パワーアップしたアクセラエルフが環境に台頭した。

デッキ構築

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確定枠


確定枠について特筆すべきことはないが、新カードのアイヴィーキングについてだけ。

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既にローテ落ちしてしまった《深謀の獣人》に似た能力だが、デッキに同名カードを加えアクセラ枚数を底上げする能力はありがたい。
アクセラエルフにとってカードを1枚引くことの価値はかなり高く大幅な強化になっている。

自由枠

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今弾で追加されたこのカードは守護を無視する効果はもちろんのこと、エンハンス効果もアクセラエルフと相性が良い。
《万緑の回帰・ラティカ》と《妖精の開花》と《天使の加護》の3種を用意することが出来れば守護貫通20点OTKが可能。

7pp時ラティカ+開花+0コスト+加護 20点
8ppは0コストを1コストで代用

守護貫通OTKが非常に魅了的で面白いカードだが、中盤に何もしない点や被りが弱い点なども目立つ。

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《優美な猫姉妹・シャムシャマ》、《閃光のエルフ・アルバータ》はアクセラレートエルフの課題である追加打点を出しやすいカード。
細かい打点については後述するが、基本的に《万緑の回帰・ラティカ》の横で進化を切れないので残り数点を出すカードは重宝する。


リーサルターン前に仕込んでおけたり序盤盤面に触れる点でシャムシャマよりもアルバータに軍配は上がるが、
《天使の加護》を採用する際、追加打点の価値が下がり両採用は考えにくい。

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お馴染みセット
《ブラストフェアリー》は《ワンダーツリー》にフェアリーを融合しやすい点と《ギガンティックブロッサム》やバウンス2種を絡めて盤面を支えられる点が優秀。
《ワンダーツリー》を引いていないとリソースが不安、一緒に採用するカード次第か。

相手のライフを削ることにかなり価値のあるデッキなため《妖花の捕食者》は相性が良い。
ただ後攻で2ppを使うのが重い点や《ブラストフェアリー》を戻さないと盤面を触らない点で見た目以上に使いづらいカード。

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前述したようにアクセラエルフはアクセラレート6回の達成とパーツを集めることを目指すデッキであるため自由枠にドローを進めるカードは入れたい。

《追憶の大天使》
手札に被った不要なパーツを入れ替えながら2ドローできる。進化を要求するのがアリサとの相性△
ファンファーレ効果の体力1を消滅はばかにならないので環境次第。

《導く鐘・ベルエンジェル》
進化を切れば2枚ドロー、進化を切らずとも1枚ドローすることが出来る。
2t等にプレイする際、0/2のスタッツで残った相手の盤面を処理するために進化ターンはアリサが必要になることが多い。

先4のバリアが強くてゲームを破壊する可能性あり。(↓に画像)

《幻惑のラクーン》
進化を使わずに相手の盤面に触りながらドローすることが出来る。
このデッキで2ドローしようとすると、手札の減らない1コストが多くて溢れやすい。

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先4の《導きの鐘・ベルエンジェル》が《瘴気の妖精姫・アリア》に強い
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※アクセラエルフにない即時回復


《ワンダーツリー》以外に回復手段はなく後半に引いてきた《ワンダーツリー》が回復として機能しないため相手視点分割リーサルが読みやすいのも事実。

《太陽の勇士・セタス》との差別化は対象にとれるフォロワーが無くても回復できる点。
バウンスとして運用するには2コストは重いので回復が欲しい時に採用するカード。

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※RSC環境時では最強の盤面処理カードとして確定枠だった《ヴァーミンハンター》も今では自由枠


《深緑の弓使い・アリサ》との相性がそこまで良くないので採用するにしても4枚目以降のアリサとして入れることになる。


駿馬を手札に抱えやすくなったり中盤に相手のライフを削れるため6tのラティカ開花で打点が足りやすくなる。


《天使の加護》を採用する場合中盤の削りの価値は下がるが、アリサと《原始の悪神》のアクセラレートで処理が足りないと感じる場合に採用検討だろう。



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※確定枠の15枚ではアクセラレートが足りない時に採用する2種



《太陽の勇士・セタス》はアクセラエルフの持っていない回復を持っているカード。2コスト3点スペルは処理範囲的には使いづらいか。


《輪廻の女神》が加えられるトークンが環境的に強い時採用したい。
エルフに対して《極光の天使》は強いし、ネクロマンサーやネメシスから出てくる《導きの鐘・ベルエンジェル》の進化に困るデッキなので《熾天使の剣》も強くDOC環境に合っていると言える。(11月25日時点)

極光や熾天使の剣が環境的に吐きづらい時手札を圧迫しやすいカードなので注意。

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筆者の使用していたリスト。
自由枠については上に書いた通り一長一短なためこのリストが特別良いとは思っていないが、
《天使の加護》についての話がこの後多く出てくるため採用している方が本記事は読みやすいかもしれない。

無料部分では主に自由枠についての話となりましたが、カードそれぞれに良さがありデッキ性質も変わってくるので実際に回してしっくりくる配分で使ってみてください。

以降の基本マリガン、主な回し方、マッチアップ解説、ワザップは有料とさせていただきます。
目次を見て気になった方は是非。

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