闇キャラと光キャラのコンビを作るのが好き

今回は、自作品の傾向の話をします。

私はいつも二人組のキャラクターを主軸に話を作ります。
そして、二人を闇属性光属性に分けています。

以下、
闇属性のキャラ→闇キャラ
光属性のキャラ→光キャラ
と表記し、詳しく書いていきます。

闇キャラも光キャラも、表面的な性格はキャラクターによって異なります。
育った環境などの要因によっては闇キャラでも明るかったり、光キャラでも大人しかったりします。
しかし、本質的な部分に共通点があります。

闇キャラは「空虚さ」を抱えています。
それは孤独感だったり、不安だったりと、キャラクターによって様々です。
闇キャラ本人が自覚している以上に、心にできた隙間は大きいです。

そんな闇キャラの心の隙間に、光キャラはすぽっと入り込みます。

光キャラは前向きです。ちょっとやそっとではへこたれません。
良くも悪くもまっすぐです。
光キャラはその性質で、闇キャラの心にぬくもりを与えます。
しかし、光キャラはその性質故に、闇キャラの持つ空虚さにも、自らが闇キャラにとってなくてはならないものになっていることにも気づきません。
光キャラは闇キャラに好意を持ちますが、闇キャラのどの部分に対し魅力を感じているかはコンビによって異なります。

能力的に優れているのは闇キャラの方で、普段は闇キャラが光キャラを助けていることが多いです。
そのため、光キャラは闇キャラに助けられてばかりいる、と感じています。

しかし闇キャラは、確かに光キャラに救われています。
同時に、光キャラなしでは生きられなくなります。
それが表面化するのは、光キャラに何かあった時です。
光キャラが何らかの理由でいなくなったとき、闇キャラは光キャラがいないことに耐えられません。
また、光キャラに危害を及ぼす存在が現れた場合、光キャラが傷つくことを強く恐れ、非常に攻撃的になります。
どちらにしろ、闇キャラに訪れるのは破滅です。
闇キャラは、光キャラに出会わなければ表面上は問題なく生活できます。
むしろ、光キャラに出会わない方が社会的に成功している場合もあります。

光キャラは、闇キャラを失っても我を失うことはありません。
しかし、闇キャラのことを忘れることもありません。
「一番大切な人」の椅子に闇キャラを座らせたまま、穏やかに生涯を終えます。

正反対の二人ですが、同じ望みを持っています。
「ずっとこのひとと一緒にいたい」。
それが二人の願いです。


……とまあ、ここまで書いたはいいものの……。
ぶっちゃけコンビによるんだよね!
闇キャラに見せかけて光キャラとかいるし!
闇キャラは朴訥としていて体格がでかいのが多いけど例外も多いし!
共通点が意外となくて、文章をひねり出すのに苦労しました……。

これまで実際に作ったコンビキャラのどちらが闇キャラでどちらが光キャラなのか、見てみてくださると嬉しいです!

よろしくお願いします!

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