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『高円寺4コマ蟹』

『高円寺4コマ蟹』は今年立ち上げたライブの名前です。
読み方はコウエンジヨンコマクラブ。
この記事では高円寺4コマ蟹がどのようなライブなのかをお伝えします。

立ち上げの経緯

2023年の夏『42歳のごめたん展』という漫画家デビュー1周年を祝した展示を高円寺にある書店、蟹ブックスさんでやらせていただきました。

在廊して似顔絵を描いたり、ラジオの公開収録をしたりと会期中どっぷりと蟹ブックスに居座り感じたことは居心地の良さ。
子供の頃、やけに過ごしやすい友達の部屋ってありませんでしたか?何するわけでもないけどずっといられる部屋。
その雰囲気が蟹ブックスにもあって「いつかここでライブができたらなぁ」とぼんやりと考えていました。

2023年の冬。
1年間のスケジュールを見返していたら、ずいぶんとライブが減ったことに気が付きました。
申し遅れました。漫画ばかりアップしていますが、本業は芸人です。
グランジという3人組のひとりです。

話を戻します。
2023年はライブが少なかったので、24年はお笑いに制限せず何かしらのライブを増やしたいと思ったのです。


来年はライブ増やしたいなぁ

あっ、蟹ブックスでライブやりたかったなぁ

本屋さんでライブ…どんなライブがいいんだろ?

即興で漫画を作るライブとかどうだ?

ご:蟹ブックスさん!4人で4コマ漫画を即興で作るライブできませんか?

蟹:いいですね!でも4人は多いかもしれません!ごめたんさんとゲスト1名で交互に4コマ漫画を作るとかでもいいんじゃないですか?

ご:いいですね!

蟹:1月19日に決定です!

こうして『高円寺4コマ蟹』が誕生しました。

高円寺4コマ蟹とは?

「ゲストと2人で協力して素敵な4コマ漫画を完成させるライブ」です。

前回の公演を振り返ってみましょう。
記念すべき初開催のゲストは、友人でわたしの漫画の師匠・山本さほ先生。

さほ先生、イベント出演はなんと4年ぶりとのこと。
アイドリングトークをして、さぁ4コマです。
漫画を作るためのお題は店主・花田さんにおススメの本をいくつか選書してもらい、そのタイトルから決めます。花田さんの解説・プレゼンがうますぎてどれも読みたくなってしまいます。それもそのはず、店主兼作家でもあり過去にこんな書籍を出している人なのです(とてもおもしろい)。

お題と先攻後攻を決めたらスタート。
内容を考えて描くので時間が必要です。描く人は漫画に集中してもらい、何もすることのない後攻は花田さんとお喋り(開演前にお客さんには出演者への質問やメッセージを書いてもらいます。それを元に愉快なトーク)。
先攻が描けたら発表。後攻はそれを受けて次のコマを描く。それを繰り返します。
前回は90分で3つの4コマ漫画が完成しました。
それではご覧ください。

お題1『装備が整っている』

お題2『蟹はすごい』

お題3『なんか嫌な感じ』

正直、即興で描けるのか不安でしたが耐えました!
そしてプロの漫画家さんは絵が上手、線に迷いがありません。さすが師匠!
お客さんもあたたかくて発表する度ににこやかな表情、時には拍手をくださいました。無事終演。

これが、高円寺4コマ蟹です。

アフターイベント

終演後にサイン会も開催しました。
その場で書籍の購入ができますし、既に持っている方は持ってきていただけたらそちらにサインをさせていただきました。参加は自由です。

次回の『高円寺4コマ蟹』

第2回目のゲストは漫画家の堀道広さん。
私は堀さんとお会いしたことがありません。では、なぜゲストに来ていただくのか?
冒頭で書いた去年の展示在廊中にある漫画をジャケ買いしました。それが堀さんの『おれは短大出』。

衝撃的に面白かったのです(内容に関しては本番で話すかもしれないので割愛します)。それから蟹ブックスへ行く度に堀さんの本を買い、店頭に置いていない場合は花田さんに取り寄せてもらいました(堀さんの本は蟹ブックスでしか買わないルールを自分に課している)。

蟹ブックスで堀さんを知り、蟹ブックスで堀さんの作品を買い集め、蟹ブックスでやるライブのゲストが堀さん。第2回にして早くもイベント最終回のようなストーリー回収です。
詳細はこちら。
日時 2024年3月2日(土)
開場 20:05 開演 20:15
会場 蟹ブックス(高円寺)
定員24名
今回も終演後にサイン会がございます。
チケットは予約制でして、下のリンクからお願いいたします。

お席残り僅かとなってきております。
それでは3月にお会いしましょう!



予定が合わない方や遠方で来ることができない方は堀さんの漫画だけでも読んでみてください。本当に最高なんです。

最新作『金継ぎおじさん』

『ふにゃふにゃ一揆』

『青春うるはし!うるし部』

『部屋干しぺっとり君』


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