転職活動記録

最近転職活動記録を残す記事が流行ってるので、自分もフリーランスから会社員に戻る転職活動をやってて思った事を記録していく。
面接や問題の内容はぼかす。

会社員時代~フリーランス期間

・Facebook社のリクルーターからスカウトメッセージが来たのをきっかけに「っしゃ~、GAFAの面接に挑戦じゃ~い!」と英語を勉強し始めた

・ところがTOEICは目標点数取れたものの、とても英語での面接をクリアできる(それどころか、面接として会話を成立させる)自信が沸かず、そうこうしてる内にメッセージを貰ったポジションも埋まってしまった

応募前

・感染症の余波でこの先また大規模不況が来そうな中、今を逃すと会社員に戻るタイミングを逸するかもな~と本格的に就職活動開始

・リファラルというのも考えたが、それは後からでもできるので、まずはゼロから気になる所に応募してみる。行きたい所が無ければリファラルに頼ればいい

・前職でエンジニア採用に関わってた事もあり、世の会社がどんな感じの採用フローを採ってるのか知りたいという気持ちや、実力を試したい気持ちもあった

5/21 L社応募(エンジニア)

・国内8200万人が使ってるのでお馴染みメッセージングアプリの会社

・このコロナ禍の中で厚労省等と連携して学生給付金申請の窓口となったり、いよいよ社会インフラとしての重要さが際立ってきて、今ここで働くのは面白そうだな〜と感じた

・自分の性格的にもスキル的にもフィットしてそうだったので、特定のプロダクトではなく、横断的に色んなプロダクトに寄与するポジションを選んだ

結果(5/22)
・無事書類通過して、オンラインコーディングテストの案内が来た
・ほっとした。ここで落ちたりしたら心折れてた

5/27 L社 オンライン・コーディングテスト

事前準備
・何が出題されるか分からんので、有名問題をざっと復習

当日
・想定していたタイプの問題とは全然違うタイプのが出て焦った

・難易度的にもやや難しい問題が1問出た。思ってたより難しい課題を課してるのが嬉しくなって同社に行くモチベーションが上がる

6/8 L社 技術面接(Zoom)

事前準備
コーディングテストの雰囲気から、面接では結構難しい事聞かれるのでは?と警戒。とは言え何を聞かれるか分からないのでもう手当り次第網羅的に準備した。

・実務寄りの本(Clean Architecture、リーダブルコード、Effective Ruby、大規模Webサービス開発...etc)をざっと読み返す

・CS101的なデータ構造・アルゴリズムはすっと説明できるよう復習

・コーディングテストの問題をPython固有のコレクションを使わずフルスクラッチで実装できるよう考えておく

・直近で関わってるプロダクトのアーキテクチャや大まかなメトリクス(DBのレコード数や各種数値、トラフィック、オブジェクト数...)を説明できるよう整理

・現プロジェクトの開発環境、ブランチ戦略、コードレビューの観点、CI/CD...と言った開発フローについて整理

・各フレームワークの選定理由とトレードオフを説明できるよう整理

当日
・ド緊張した

・まずアルゴリズムに関する質問。ホワイトボード使わずに説明すると手が手持ち無沙汰になってよく分からん動きで喋ってた

・次は実務を想定したシステムデザイン系の質問。これは難なく答えられた

・最後の行動質問では(当前だけど)過去に取ったアクションが聞かれたが、全然具体例が思い出せず一般論的な回答になってしまった

結果(6/8)
・面接が終わって2時間経たないうちに合格&次の面接案内通知が来た。早い!

6/8 M社 応募

・L社と平行して応募。会社の成長速度や時価総額、エンジニアの優秀さ等で有名な、医療系サービスを手掛けるメガベンチャー

・個人的にずっと気になっている会社で、この環境で揉まれたいな...と思っていた

結果(6/10)
・書類通過し、オンラインコーディングテストの案内が来た

6/15 M社 オンライン・コーディングテスト

事前準備
・LeetCodeでmediumをランダムに5~6問解いた

当日
・1問あたりの時間は短いが、問題自体はとても易しかった

・代わりに可読性やエッジケースの処理、時間/空間計算量の検討が問われてるのかな?と気を遣って書いた

・翌日に合格通知をもらった

6/17 L社 役員面接(2次, Zoom)

事前準備
・技術系役員の方による面接なので、普通に技術面接になる可能性もあるな...と、過去のプロジェクトにおける自分の技術的な経験をまとめる

・あと前回うまく答えられなかった、いわゆる志望動機的なやつとか志向性を整理した(今さら)

・前回のド緊張を踏まえて、今回は「エンジニア同士のリモート飲み会」だと自分に言い聞かせて臨んだ。目標は仲良くなること!会話を弾ませること!

当日
・自分に言い聞かせた甲斐あってあまり緊張せず打ち解けた会話ができた

・カルチャーフィットを問うのが主目的の面接になった。色々と不躾な質問をしたけど、腹を割って回答してくれて好感を持った。仕事に対する志向性が自分と近くて親近感も湧いた

6/19 L社 オファー

・無事オファーをもらう。役員面接でさすがにカジュアルな態度取りすぎて引かれてないかな?と心配だったので安心した

・厳密にはバックグラウンドチェック後に正式オファーとなる。思ったよりしっかりバックグラウンドチェックしててすごい(そして書類提出面倒くさい)

・希望よりちょっと上乗せした待遇でオファーをもらった。かなり気持ちが傾く

・他社の結果等々を踏まえて検討しますとお返事した

6/23 M社 技術面接(1次, Zoom)

事前準備
・とにかく技術が好きな人が集まる会社だから、「好きな技術は?」的な質問を軸に色々深堀りする感じになるかも?と多少語れるように考えをまとめたり曖昧な所調べたりした

当日
・エンジニアの方に加えて、CTOが1次から参加されてて驚いた。CEOが1次をやってカルチャーフィットを確認...というのは自分の前の務め先でもやったが、この規模の会社で最初の技術面接をCTOが執り行うというのはなかなかすごい

・意外と技術語りやザ・コンピューターサイエンスな質問は無く、実務寄りの質問が中心だった

・ただしこちらの感覚より1~2段階Whyが重ねられて、答えに窮したり浅い答えになってしまう事が何度かあった。能力を測る目的の他に、自社が重視してる価値観の共有も質問に込められてるのかなと感じた

・答えに窮しても雰囲気がピリつかないよう配慮されてて良い面接だった

結果(6/24)
・無事合格して次の面接のご案内が来た

7/3 M社 VPoE面接(2次, Zoom)

事前準備
・特にこれといった準備はせず

当日
・(詳細は書けないけど)イレギュラーな構成の面接だった

・ただ終わってみれば、この形式でしか確認できない候補者の側面があり、その為にこの構成が必要だったんだろうな~と分かって納得が行った。一般的な構造化面接・自由形式面接と比べてストレスも少なく楽しかった

・1次面接でもそうだったが、質問が一段落した後に「どうしてこういう質問したか」という意図を教えてくれたり、一貫してオープンな社風が面接にも現れているのが好感触

・また、こちらの職務経歴や1次面接の内容まで目を通してちゃんと覚えてくれてるのがポイント高いなと思った。当たり前のようでいて、候補者の多い人気企業だと雑になりがち(自分も手を抜いてしまった事がある...)

・面接の最後にその場で合格という結果とその理由を伝えられ(オープン!)、最終面接頑張ってね~で終わった

7/9 M社 代表取締役面接(最終, Zoom)

事前準備
・特に何もせず

当日
・面接官が代表取締役の方だし30分だし、恐らくアトラクト(「うち良いよー」的なの)とかオファー面談を兼ねた面接じゃないかな~と気軽に臨んだらめちゃくちゃ普通に面接だった

・まず地頭力を問うような質問。「東京にある電球の数は?」みたいなそういう感じ(実際はフェルミ推定系ではなかったけど、まあ「コンサルティングファームの面接でありそうだな」という様な質問)

・中途半端に類似した(しかし解法が全然違う)問題を知っていたせいで、「学習の負の転移」が働いてグダってしまった。悔しい

・あと新卒面接でもするような質問など
・例えるなら「あなたが部下にしたい歴史上の人物を3人挙げて、理由を教えて下さい」みたいな系統のやつ

結果(7/10)

・オファーが貰えた。待遇については後日オファー面談にて

・これで今回受けた2社とも面接が終わった。現状最も興味があった2社ともからオファーが貰えたのはありがたい

・この記録もここで一旦終了する。今回の面接で得た事や、今後の検討についてはまた別記事に残そうかな

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