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読んだ(稲森)

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忘れないよう読んだ本について紹介がてらまとめる。 過去に読んだ本も記憶を掘り起こしながら書く。
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#演劇

「演劇入門」を読んだ

「幕が上がる」という高校演劇がテーマの映画が好きで、その原作者である平田オリザが書いた演劇論の本という事で読んでみた。 自分自身は演劇経験は皆無で、観る側としてはDVDで国内の演劇をいくつか観た事がある程度。 どんな本かと言うと、 これもいささか大胆な言い方になってしまうのだが、この本はまず第一に、戯曲を書くこと、演劇を創っていくことのためのハウ・ツー本である。 (Kindle版位置:13) と宣言されている通り作劇の手続きを再現可能なように言語化した本だった。「後