なぜ猫と暮らしているか②
猫と関係ない話が続きます、すみません。
T氏と仕事終わりに待ち合わせ。
わたしの職場近くに車で迎えに来てもらい温泉に行きました。
たぶんT氏はすごく紳士的な人なので下心とかはなく、ただ単に日頃の疲れを癒しに温泉に行きたかっただけだと思う。
車に乗せてもらい色々話しているうちにそこではじめてお互いの素性がわかる。
T氏はわたしより5歳年上の既婚者で、大企業の管理職でした。
その仕事は一つの現場が終わればまた次の現場、というふうに異動が多く沖縄出身の人はすでに他県に異動していてT氏も今の現場が終われば次はどこに行くのか分からない、海外もありえる、と言っていた。
温泉についたT氏は当然のように男女別々に入ろうとしていたのだけど、少しでも別行動するのが寂しいとワガママを言い、貸切の露天風呂にしてもらった。
男性と二人で露天風呂…
わたしだってそんなつもりじゃなかった。
からだを見られるのがすごく恥ずかしくて、T氏に先に入ってもらい、お互い背中を向けて裸を見ないように気を使って入りました。
外はもう真っ暗で遠くで雷の音が聞こえていた。
帰りに土砂降りの雨が降って来て、ワイパーも効かずほとんど前が見えないのにスピードを落とすわけでもなくハンドルを切るT氏。
外界から遮断された2人だけの世界がとても心地よかった。
ほんの数時間で完全に恋に落ちた…と思う。
家に着く頃にはすっかり雨もあがり途中で軽く晩ごはんを食べて、もうこの頃には2人とも離れられなくなって、わたしの家は散らかっていて急に誰かを呼べる状態でなかったので一度わたしの家に寄ってもらいお泊まりに最低限必要なものを持ってT氏の家へ。
T氏の家は会社借り上げのワンルームマンションでとてもきれいに片付いた生活感のない空間だった。
ベッドはあったが狭くて2人で寝ると落ちそうだったので床に布団を敷いてセックスもせず朝までただイチャイチャしました。
続きます。
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