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ボローニャの絶品ピアディーナとルーティンワーク

ってことで・・・
後日、マリちゃんから送られてきたコマッキオ市のイベント公認カメラマンが撮ってくれた写真がなんと家族写真でした。

我々3人揃って写ってます。
そうそうない家族写真がもらえて嬉しい^^

今回の旅の最後にコマッキオから向かったのは、またボローニャ(笑)
同じく エミリアロマーニャ州のリミニ発祥のピアディーナという薄いパンの専門店。

モシモシがピアディーナが大好きで、
この旅行が決まった時にいそいそと美味しいお店を探していたのでした。

普段はスーパーで長期保存できるタイプの半分焼いてあるやつを買ってきてトースターであっためて食べるのですが、ここのお店のものはその場であらかじめ発酵してある生地をひとつひとつ伸ばして焼いてくれるのです。

普段は女性主人がおひとりでやっていて、おそらく旦那さんであろうおじさんが土曜日だけ手伝っていて、近所の配達までやっていてビックリ。

配達の電話を受けると、大体出来上がる時間と合計金額を告げて
その時間ジャストに届けに行って・・・店先で私たちがモグモグ食べている間に2回も出て行って気づいたら店のカウンターにちょこんと戻ってきていて忍者か!と思いました。

サクサクと生地を丸めて、広げて鉄板の上に並べて
焼きあがってくるとたっぷりの具材をこれでもかと
盛っている様子を見るのが壮観でした。

こういう大きいプロシュートの塊をハム切り機でうす〜くスライスしてゆくんですがその量がすごい・・・
全く待たされ感がないのに、何度も「お待たせしちゃってごめんなさいね〜」というシニョーラの言葉に、「フィレンツェでは聞いたことない・・・」とモシモシも私もショックを受け、立ち食いのお店なのに、おトイレも貸してくれて優しかった・・・。

私はお腹の調子がイマイチだったので青菜とチーズのクレシェンテにしました。
おおき〜い餃子みたいな感じ。
ムスメはソーセージとBurieというチーズのピアディーナ。
モシモシはハムとフォンティーナチーズのピアディーナとサラミとゴルゴンゾーラのピアディーナと、小さめにしてもらったヌテッラのデザートピアディーナをガッツリ食べていました。
良かったネ……!

食べ物が出来上がってくるのを見るのが好き・・・。
それを食べて、美味しい〜〜と嬉しいのが好き〜
20数年前に同じ事を思って、飲食がしたいのかも!と思い、
色々やってみたけどもなんとルーティンワークが全くできない女だったことが判明し、自分にガッカリ・・・。

スタバでもます何より大事なのはルーティンワークですからね。
この時間にはこの機械のメンテをして、この時間にはこれをチェックして・・・みたいな。
自分は店長であるにもかかわらず、18歳のパートナー(バイト)の人を含め、周りの人がサクサク出来る事がいっっっさい出来ないまま引退してしまいました。

ごめん・・・(涙)

なので、ルーティンワークをし続けている全ての人、特に飲食業をしている方への尊敬度は半端ありませんYO!!!!
美味しいものをず〜っと作り続けている方はすごいなぁとしか思えません。

ピアディーナも絶品でした。
ご馳走様でした〜〜
お店はこちら

今回のボローニャへの旅は我々家族の意識をガラッと変えてくれました。
金曜日の夕方から出ても余裕で週末を楽しめるという事を知った・・・。

ムスメの学校は午後2時15分に終わるし、
モシモシは金曜日のみ午後3時半に終わるので、そこから一旦家に帰ってシャワーを浴びても4時半には家を飛び出せる。

そこから1時間かけてボローニャに到着して、宿で一瞬ゴロゴロして・・・
お腹がぐ〜っと鳴ったらレストランに向かう、という。

到着した日もその次の日もなんだか完璧に時間が計算されていたかのようで、
何を急ぐ事なく穏やかに動いていたのにもかかわらず、 完全にパズルのピースがはまったみたいにうまく事が進みました。


だからボローニャから家に向けて車を出した時には目がキラキラしていて
「この旅は楽しかったー!またしたい!」と嬉しそうに言い、
モシモシ自身が旅の楽しみに目覚めたっぽいのが嬉しい・・・。

いつかサルデーニャとか南イタリアにも行ってみたいのだけど、
まずは近場からゆっくり範囲を広げて行きたいと思います⭐︎

次はどこに行こう???

楽しみ〜〜〜。


サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。