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一周忌と暖炉がある家

本日はフィレンツェに向かい、様々な食料を調達する為に、小さいスーツケースまで持ってきました!

楽しみ…。

そんなことで、日曜日には義母シモネッタの一周忌の祝福も含めたミサに参加してきました。

田舎の町の小さな教会の司祭さんは、プーチン大統領のような面影と威厳のある人で、教会に集まった人々の生活が良きものでありますようにと何度も祈りを捧げておられました。

ミサの開始時間には教会の椅子が満席になる程の盛況ぶりで、子供も沢山いて「活きている」感がありました。

教会内の人全員が聖歌を歌う横でギタリストが2人伴奏するという、豪華版でした。音楽をこよなく愛していた義母が静かに満足そうに微笑んでいる映像が浮かんできました。

義姉もお祈りを読み上げて皆さんにリピートしてもらっていて、難しい事はよく分からないけれど同じものを信じて疑わない彼らは家族なのだなぁと感じました。


ミサが終わるとともに、ムスメとモシモシは乗馬レッスンへ、甥っ子Bはそのまま教会のカテキズモというクリスチャンの為の勉強会へ残り、それ以外のメンツで義姉の家に帰りました。

彼らの家の入り口から見える風景

あー、きれい。

教会に残った美甥っ子が
おばちゃんの作るおにぎりをボクは4000個食べるよ!
と言われて悶絶。

せっせと作りました。

義姉は、昨日から全て準備してくれていて、おキノコと豆とポテトのスープは絶品でした……

Zuppa di funghi amiatinaという名前で、

これは我々が大好きな農園レストランのオリジナルレシピで、イタリア語ですがレシピが公開されています。

まさに冬の味!
美味しかった……
モシモシ氏は4杯食べてたよ(笑)
その他にも串焼きやジャガイモと卵のトルタ、私が作ったタピオカのワラビ餅と、姉が作った美しいトルタなどをモリモリ食べて、食後はみんなで一気に片付けてから暖炉の前でまったり……
あ、おじいが親父ギャグを飛ばしてて寒くなりつつ(笑)火の暖かさを堪能!

この火を眺めながら音を聞くことに集中するのも、背中に火を受けてほえぇ〜〜となるのもどちらも選べないくらい至福タイム。

暖炉のある家に早く住む!

と火を眺めつつ心に誓いました。
義姉の家は元々農家の方が住んでいたので、暖炉の横にパン窯があって、ここで薪をくべるとパンだけでなく、ピッツァ、煮込み料理なんかが出来るのです……
あ、魔女の宅急便でニシンのパイを焼いていたあの窯ね!

温度を高くするのが大変だからほとんど使ってないみたいだけど、憧れるなー。

それこそ、豆とフンギのスープをコトコトやりたーい。

楽しみにしています(^。^)

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