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ドル・円のファンダメンタルズについて(ドル・円相場に影響あり)


1.  金利:金利の動きは為替と密接に関係しており、金利の変動によってドル円相場に影響を与えます。例えば、日本円の金利が低く、アメリカのドルの金利が高いと、世界中の人は有利な金利を求めドルにお金を移し、円の比率を減らします。すると、為替相場では、円安ドル高になり、ドル円相場ではチャートが上昇していく傾向があります。
2.  世界情勢:戦争やパンデミックなどの問題が起きると株が下がる(いわゆるリスクオフです)。リスクを避ける心理が働き、リスクの低い通貨や銘柄にお金が流れやすい傾向があります。安全そうな通貨の代表が、「ゴールド」「米国債」「日本円」これらが買われる傾向があります。すると、ドル円相場では、「円安ドル高」になる傾向が高いです。
3.  通貨強弱:通貨強弱とは、どの程度「円」または「ドル」の通貨が単体で買われているか? 売られているか? を分析する手法です。「複数の通貨ペアの強弱」から計算したものが通貨強弱です。例えば、「今日はドルが強い」と判断すれば、上昇トレンドが発生する可能性が高い通貨ペアを見極められます。
4.  ドルインデックス(DXY):ドルインデックスとは、円、ユーロ、ポンド、スイスフランなどの複数の通貨に対するドルの価値を指数化したものです。ドルは世界No.1の通貨なので、ドルインデックスの指標が高いと、主要通貨に対してドルが買われていることを表します。
5.  日経平均株価(NI225):日本の株式市場の代表的な株価指標であり、日経平均株価が上昇している時は円安ドル高になりやすい傾向があります。

これらは一部のファンダメンタルズ要素であり、他にも多くの要素が存在します。これらを理解し実践することで、FX取引で安定した利益を得る可能性が高まります。

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