20f ハンドレビュー⑤ 〜Should I fold?〜
こんにちは!
goleiro.tikです!
今回は20NL FLASHのワンハンドをご紹介します!
ボード的にはブラフキャッチにいきたいけど、バリューしか出てこないスポットを紹介します!
今回のハンド
僕のクラブを宣伝しておきます🙌
一緒に戦ってくれる仲間を募集中です🔥
5016PokerRoom
招待リンク: https://kkpoker.club/Vamos5016
招待コード: Vamos5016
☆クラブ特典☆
・レーキバック最大還元!
クラブで設定できるレーキバックを最大還元で設定します!
・プリフロップレンジ表 無料プレゼント!
マイクロレート攻略の礎となったオリジナルのレンジ表を無料でプレゼントします!
・ポストフロップ プレイラインチャート 無料プレゼント!
迷いのないプレイができるように作成されたプレイラインチャートです。
※クラブメンバーには今後販売予定のチャートも無料配布予定です!
・クラブメンバー限定トーナメント開催予定!
上記のリンクから加入していただいた方限定でたくさんの特典をお付けします!
特典を希望される方は僕のTwitterまでDMしてください!
Twitter: https://twitter.com/GoleiroTik
みんなで楽しく強くなりましょう!
今回のハンドに戻ります。
20f, ef 100bb, 3bp, BTN vs. SB 3Bet
Preflop
Hero BTN/8h8c r 3bb/c 9.5bb
Villain SB/AsAc r 9.5bb
Flop 7s7d5h (pot 20bb)
Villain SB b 12bb
Hero BTN c 12bb
Turn 2d (pot 44bb)
Villain SB b 22bb
Hero BTN c 22bb
River 9d (pot 88bb)
Villain SB goes AI
Hero BTN AI call 57bb
Villain won the pot.
今回はブラフキャッチに失敗したハンドです。
プリフロップ
このポジション関係は本当によく3Betが返ってきます。
お相手の3Bet率をみて4Betも検討できる場面だと思います。
(毎回3Betしてくるやつはメモしておいて咎めにいきましょう👿)
今回の88は4Bet頻度もありますが、コールするのが自然でしょう。
フロップ
3Bet potにおける9ハイ以下のペアボードは、check or 66%CBが採択される場面かと思います。
今回は60%サイズが飛んできました。
これに対してBB側は、全てのペア、Aハイ、強いKハイで耐えることになります。
20fではフロップのデカCBまでは頑張って打つタイプが多いので、ここでオーバーフォールドしてしまわないように注意しましょう。
ただし、これはお相手のCB率に依存するので、スタッツをみた上でショウダウンハンドを観察してメモしておきましょう。
3Bet potは動く額が大きくなる分、相手の挙動をメモしておくことのメリットはかなり大きいです!
今回の88はひとまずコールしました。
ターン
ターンは2d。ダイヤのバックドアフラドロが伸びますが、ほとんどラグと言っていいでしょう。
用意されていたソリューションでは33% or 66%採択場面でしたが、リバーのベットサイズが今回のハンドに近づくように33%サイズを使われたと想定しました。
フロップコールしたハイカード系の一部はフォールドになっているようですが、ペアハンドは全てコールするようです。
※66, 88の一部をIPレイズに回すようですが、20fレベルでは観測したことがないです。
ここでの体感としては、『めっちゃオーバーペアくさいなぁ~。でもターンがラグ過ぎて降りれんわ。渋コー。』って感じでした。
ここで、SB側のターン戦略を確認しておきましょう。
パッとみた感じ、BTN/88視点で出てきて欲しいツーオーバーの多くはチェックになりそうです。
ターンで感じた嫌な予感の原因はここにありそうです!
実戦では、88+のオーバーペアはオーバーカードが落ちるのを嫌ってベットに寄り、ツーオーバーは諦めでチェックに寄るプレイヤーが多いと思います。
リバー
リバーは9d。ダイヤのバックドアフラドロが完成したリバーですが、ツーオーバーは全て滑っている状況です。
ここでお相手からAIが飛んできました。
『9xはこのラインで考えられへんからもはやラグ。フラッシュ、トリップス、セットは出てきたらまあしゃあない。純粋にオーバーペアorツーオーバーな局面であることが多いやろな。』
と考えてコールした結果、お相手はAAでした。
ソリューションでは、ほとんどのペアでコールしていますが、8h8cはフォールドするようです。ここの88の振り分けは正直よくわかりません。
ここはターンの考察も考慮すると、実戦とかなり乖離があるシチュエーションだと思います。
相手のベットはほぼオーバーペア+でツーオーバーのブラフはなかなか出てこない局面になっているのではないかと考えられます。
そもそも、ツーオーバーではダブルバレルですらかなり勇気がいると思います。
ましてや、トリプルバレルAIはほとんど打てる人がいないと思います。もし、観測したら赤タグをつけて必ずメモするレベルです!笑
ポイントはサイジングか?
バリューorブラフ
ターンで感じた嫌な予感はターンのサイジングにあると思います。
バリューのときとブラフのときのありがちな思考を考えてみましょう。
・バリューのとき
『どうやって入れきろうか?とりあえず、リバーでコミットしてコール貰えるようにターンのサイジング考えよう。よくあるラインやと、33%→75%→50%AIかな🤔』
・ブラフのとき
『打ち切るかぁ~。とりあえず、リバーでパワーのあるAIしたいからターンで打ち過ぎてリバーでコミットせんように気をつけよう。んー、33%→50%→70%AIとかやとリバーで圧力かけれそうやな💭』
これは逆の人もいると思います。
『降ろしたくないからターンも小さくベットしよう!』や『ターンでデカく打って降ろせんかったら諦めよう!』という人もいると思います。
『ほなわからんやん!』と言われそうですが、観測した限りのマジョリティは初めに上げた例の方だと思いますし、オンライン仲間の多くはブラフするならターンで調整してリバーでパワーのあるAIを目指す派が大多数でした。
やはり重要なことは、リバーでコミットさせにきているか?だと思います。ターンのサイジングによってリバーのAIサイズが小さくなればなるほど、バリューが出てくる可能性が上がると思います。
本来あるべきサイジングとは?
サイジングについてですが、このようにバリューとブラフでサイズを使い分けるのは良くないと思います。
まずは局面において採択できるベットサイズを確認し、そこにバリューとブラフをバランスよく振り分けていくのが本来あるべきサイジングだと言われています。
つまり、バリューとブラフでサイジング変えたらあかんやろ!ってことです。
正直、20fレベルでここらへんをつぶさに観察してプレイに反映している人がいるとは思えません。
自分がサイジングに気をつけるというよりかは、変なサイジングに直面したときに『ん?これ怪しくね?』と感じ取る力を養うことが大切になりそうです。
⚠️はい、『うわ、コイツサイズテルあるってことやん!今度同卓したらexploitしたろ!』と考えたそこのあなた。僕はよっぽどのフィッシュスタッツじゃない限りバリューとブラフでサイジングを使い分けていないのでexploitできないことをここに報告しておきます笑。
3bpのサイジングについてはこの記事で少し書いています↓
どこでありがとうフォールドすべきか?
今までの話をまとめると、リバーでコミットさせにきている場合はバリュー過多になっていると判断できそう!という結論に至りました。
では、どこでフォールドすべきでしょうか?
これは局面、スタッツ、今までの観測ハンドによります。
レンジBetterに対してはフロップは当然耐えますが、ターン以降の継続は個人差があります。バリューハンドでしか継続できない人やターンまでは頑張る人もいます。ここらへんはWTSDやW$SDも併せて判断していくことになります。あとはアグレッションを判断する材料としてx/r率も参考になると思います。
逆に、CB率が低い相手にはフロップの時点ですら降りてもいいかも知れません。20fになかなかこのタイプはいませんが笑。
ターンで降りたい局面は、やはりリバーベットにパワーが残りなさそうなときです。リバーのベットサイズが50%前後になるにも関わらずリバーのブラフを見越している人はいるでしょうか?
リバーでAI飛んできそうやしターンで降りとこう!というのは本来良くないと思いますが、今回のハンドレビューから考えると正解になることもありそうです。
WTSDとW$SDは対戦相手依存なスタッツのため、盲信することはできませんが、WTSDが20%台以下、W$SDが52~53%以上相手のターン以降の継続はマジで強いです。(相手を殴って降ろしまくりつつ、バリューにコールさせ続ければ同じようなスタッツになるのに一概には言えませんが。。)
いろいろ書きましたが、現実的には環境のアグレッションが上がっていくにつれて気合太郎も増えてくるのでターンまで(泣く泣く😭)頑張る💪ことになりそうです。
特に、相手がgood regの場合はターンまではブラフで継続してくることもありそうです。
まとめ
今回はバリュー過多なスポットについて考察しました。
ポイントは、リバーでコミットさせにきているか?です。
今回のハンドを活かしてありがとうフォールドしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!
【おすすめ記事】
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?