わたし革命宣言

コロナウイルスのおかげで社会は通常営業ではありませんが、例年通りの満開の桜に感動している今日この頃です。


最近自分の環境と内面に大きな良い変化があったのでここに書き留めておこうと思います。


とりあえず自分自身の内面の変化を話す前提として、これまでの自分の出来事をざっくりと説明すると

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高校まで秋田の公立学校で学ぶ生粋の秋田人
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東京にある大妻女子大学に進学し管理栄養士の資格を取得するコースを専攻
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1年経ったのちに大学を退学、秋田に戻り宅浪を開始
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1年半後 国際教養大学に合格、秋入学
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2年次開始と共に香港中文大学に留学
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香港におけるデモ活動の過激化により留学が一時中断、香港への帰国が絶望的となる
(昨年12月)

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という感じで、現在24歳になる世代な訳ですが一般的な同世代とは少し違って紆余曲折を経ながらマイペースに二十代前半の時間を過ごしておりました。

私の経歴はよく自由だねとよく言われます。


”自由そう”に生きているからこそ自信をもって選択しているし、悩みなんてなさそうともよく言われます。





そんなことはないのだ。それは私の一部であり、表層でしかないのである。





確かに、

後ろから温かく支えてくれる家族だって、一緒に楽しい時間を過ごすことができる友達だっているし。

サークルだってバイトだって何もしてこなかったわけじゃない。


でも ずっと 心の中に

「いまやっていることは、本当に自分がやりたいことなのか」

「自分が本当にやりたいことは何だろう」

という思いがこびりついて離れなかった。

要は自分がどんな人間で、何が好きで、どんな状態でいることが快適なのかも全くわかっていなかったんですね。

だからこそ人より多くの団体や活動に参加して少しずつ体験してみるけど、どれにも熱中することができず、長く続けることができませんでした。

というのも、長いこと社会の正解(両親に褒められそうなことや、就活の時に有利そうなこと、友人から尊敬されそうなこと 要は他人の視線を基にした評価軸)を満点はなまるでクリアするために全力を尽くしていたから、一番大切なはずの自分の気持ちを汲むことを長いことおざなりにしてしまいました。

トビタテ!留学Japanの奨学生として渡航した香港留学でさえも、情熱や力を傾け力を100%出し切ることができず、熱中できるものがある人はいいよね~と他人に嫉妬し、どこか冷めた姿勢で留学生活を送っていました。

そんな留学生活が”デモによる社会情勢の悪化”という社会のうねりによって強制的に中断され、不完全燃焼な状態で帰国してから心も体も動けない状態になってしまったのです。

自分の脳はせっかくの自由な時間を何か有効的に使わなければいけない。 と自分自身に言ってくる。

でも自分には才能がないし、お金がないし、そもそもやりたいことなんて何もないし...と自分に対して否定的な感情がすぐに湧いてきて動けなくなる。

結果として、自分の期待値に応えらえない自分自身をひたすら否定し嫌いになる強固な負の連鎖が完成してしまい、毎日自分のエネルギーが空焚きになるような時期を1か月ほど過ごしていました。

(のちにこの時期はずっとソファーに座ってその場所から動けなかったことから”ソファー期”と呼んでいます。)


そんな”ソファー期”も終盤に差し掛かった頃、環境を変えなければ自分自身が腐ってしまうという切迫感にも似たような強い感情に背中を押され、うっすらと存在だけは知っていた”トビタテハウス”へと引っ越しを決め、活動の拠点を浅草へと移しました。


この変化は自分にとって本当に良いものでした。


この環境にいたからこそ、自分を受け入れ、自分の頭で考えて、行動し、自分の人生を作っていく自信を持つことができたのだと思います。


豊かな人生に向けて舵を切ることができたと確信できるほどの大きな出来事でした。

https://www.tobitate-house.com/ 




トビタテハウスではソファー期には出会えなかったような様々な種類の方たちと出会うことができました。

皆それぞれ所属している会社や大学は違うけれど、一人一人がそれぞれの分野に全力の情熱をもって取り組んでいて、誇らしそうに生きている、いわばアツい人たちの巣窟だったのです。

そんな同居人たちに刺激を受けつつも、一緒にご飯を食べたり、遅くまで将来のことについて語ったり、自分が、全力で自分自身でああろうとすることを許してくれるような場所でした。

まるで子供のころに1年で一番わくわくした家族行事 お正月 を2か月間連続で続けているように錯覚するほど、温かく楽しい時間を過ごすことができた2か月間だったと思います。

第二の家族、帰る場所ができたと胸を張って言えます。大好きです。


その中でも特にルームメイト うめちゃん との出会いは特に大きいものでした。

似たような性格の私たちは入居すぐに意気投合し、お互いの過去を、嬉しかったことも辛かったことも含め共有し、自分の感情をすべてさらけ出す心地よさを知りました。

大きな愛で構成された包容力で、どんな私でも全肯定してくれて。 

たまに怒ることといえば、私が自分に対して自信を無くしてうじうじしているとき。

底辺をさまよっていた私の自己肯定感はうめちゃんによるスパルタメンタルトレーニングの経験を経て大きく向上し、ありのままの自分を受け入れて隅々まで愛する姿勢を持つことができたのです。

長いこと模索していた

自分とはどんな人間で、何が好きで、どんな状態でいることが快適なのか

と問い続けて突き進んできた自分探しの旅も、自分なりに納得できる方向に答えへの機軸を向けることができ、ひと段落しそうです。


そして自分への愛を育みながら、他の人に対しても愛をもって、愛を分け与えながら生きていきたいと 自分に余裕ができたからこそ 他人への愛を心の底から嘘偽りなく思うことができました。

今までだったらどんな決断をする場面でも、無意識のうちに周りを気にしてしまい、いつの間にか”~するべき”の鎖につながれて深呼吸をすることもままならなかった。


私に自由な飛び方を教えてくれてありがとう

自分を許させてくれてありがとう



見栄っ張りな自分、恥ずかしい自分、嫌な自分、高慢な自分、弱虫な自分

すべての自分と向き合う強い勇気をもち

どんな決断や行動も受け入れて、自分自身に納得する。


もう、私は怖くない。

ありのままの自分で、幸せに感じる未来を、自分自身の手で作っていく。