6966 三井ハイテク 決算(2024/9/10発表)
三井ハイテクが中間期の決算を発表しました。同時に、2025/1通期予想を下方修正しました。業績予想の修正数値は、以下の通りです。
修正の理由については、同社は以下の様に説明しています。
同社の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」より
電子部品事業では、各種半導体の最終需要低迷や一部在庫調整の長期化による受注減少を要因に、今期市場回復を見込んだ当初計画からは大幅な業績悪化が予想されます。加えて、電機部品事業においても主要顧客の生産調整や中国市場での日系自動車各社の販売台数減少から、当初想定よりも業績は下回ることが予想されます。以上のことを考慮した結果、2025 年1月期の連結業績予想を修正することにいたしました。なお、2024 年6月14 日に公表いたしました配当予想に変更はありません。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240910582817.pdf
2025/1 通期:会予(2024/3/12)期初
売上高:2370 億円 前年比 +21.0%
営業利: 210 億円
利益率: 8.9 %
純利益: 140 億円
2025/1 通期:会予(2024/9/10)今回修正
売上高:2140 億円 前年比 +9.2%
営業利: 130 億円
利益率: 6.1 %
純利益: 95 億円
以下は業績修正の部門別内訳です。
電機部品事業:
ハイブリッドを含むEV用駆動発電モーターコアが収益の柱です。「主要顧客の生産調整や中国市場での日系自動車各社の販売数量が減少していることから当初想定より受注が減少する見通し」としています。
電子部品事業:
ICリードフレームが収益の柱です。「半導体の最終需要の低迷や一部在庫調整が長期化していることから、当初想定より受注が減少する見通し」としています。
四半期業績の推移です。以下に添付したチャートの右端2本が、Q3及びQ4の業績想定(当方で推定)です。
今回はここまでです。
お読み頂き有難う御座います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?