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Goldilocksの2023年振り返りと2024年に向けて

2023年、Goldilocksは準備を重ねてきたプロジェクトを複数ローンチさせることができました。オープンスペース+NARU NIHONBASHIや団地の中のコワーキングスペース トリオ左近山の開業に加え、新規事業の実証実験も複数スタートし、大きな一歩を踏み出すことができた年となりました。

私たちの取り組みの多くはまだ実験段階にありますが、これからも更なる飛躍を目指し、常に改善の意識を持ち、果敢にチャレンジし続けます。未完成な部分を改善し、進化させることで、さらなる成功に向けて邁進していきます。

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Goldilocks の活動についてはこちらのnoteで発信していますが、他にも年末にはいろいろありました!

News 1

2023年12月には+NARU NIHONBASHI が開業から5ヶ月で1500人の会員登録を達成したリリースを出すことができました。

News 2

Goldilocksのwebサイト(かっこいい!)もリニューアルオープンしました!

https://goldilocks.social/

News 3

年末にはお世話になった皆さんとクリスマスパーチーを開催しました!https://www.tiktok.com/@denmichiko/video/7312220485264100626

Goldilocks代表 川路武 からのメッセージ

2023年も様々なお仕事をさせていただきましたが、どの領域でも人と人の繋がりにフォーカスして動くことができました。
一見すると、人と人のつながりから遠いようなジャンルでも中身を掘り起こし、方法論を議論していくと結局は"人のつながり"に着地することがほとんどであり、弊社のミッション"半径100mの人と人のつながりをつくる”がいよいよ今の世界に必要とされていることを実感した1年でした。

自分としての発見は、シェアリングエコノミーのその先と位置付けているコモンエコノミーには人と人のつながりが必須であるという真理にたどりつけたことが大きかったようにおもいます。ここを少し説明しますと、1万台の車を100万人の不特定多数でシェアするようなシェアリングエコノミー(1万室のに部屋を100万人でシェアすると言い換えてもいいかも知れません)に対して我々が提唱していこうとしているコモンエコノミーは1台の車を特定の10人で分け合う仕組みです。(1部屋を10人で使うDOORsのような仕組み)ここには顔と名前レベルでなんとなく知っているという繋がり(コミュニティ)の概念がとても大事なことにきづきました。使う側のモラルや安心感が加えられるのかも知れません。

このあたりは2024年にもっともっと研究して様々な効用や仕掛けを発表していけたらと思っております。

Goldilocks取締役 PR 田 美智子 からのメッセージ

2023年、とにかく多くのプロジェクトに関わらせてもらえたこと、そしてそこで多くの方と出会えたことをうれしく思っています。
3月からGoldilocksの軸を決めたいということでメンバーと話し合い、MVVを決めBOOKを作り発信できたこと。これによって私たちの目指す方向が定まりベクトルを揃えられ、コミュニケーションもとてもスムーズになったと思います。
5月からはトリオ左近山や7月の+NARU NIHONBASHIのオープン、DOORs恵比寿、日本橋の実証実験を開始し、木曽平沢PJでのグランドデザイン提案に熊本の上天草市のワーケーション促進PJなど矢継ぎ早に同時進行で複数PJが進みました。また裏では次のプロジェクトの仕込みを進めたり、大企業のコンサル事業や老舗企業のリブランディング事業など本当にスタートアップでここまで複数同時に攻めるスタイルは私も未体験だったので、どこまでやるのが適正なのか、事業に貢献できているのかなど、感覚のないままに常に周回遅れでひたすらに何かを追いかけるかのように走り続けていたような気がします。

でも、少しずつ形になり、関わる人も増え、利用者やクライアントからのフィードバックをいただくようになりGoldilocksの事業が少しでも誰かの役に立ち、"いいね"と言ってもらえる機会が増えてきました!やってきたことを発信したことに対しても”興味ある””気になる”"必要だと思う"など、次につながるオファーをいただいたりすることも出てきて、去年の周回遅れのランニング中に密かに筋力を鍛えられていたのかもなぁと思ったりもしています。

でも、一人で走っていても、楽しくないんですよね。走るなら気の合う仲間と走りたい。支い合える人、切磋琢磨できる人、笑い合える人、刺激を与えてくれる人。いろんな人と心地よい関係でいいものを生み出していきたいと思っています。Goldilocksは堅苦しい型にハマっていない、有機的な組織です。その時々で温度感や空気感は変わるけれど、そこに関わってくださる方々が順応しやすい"心地のいいつながり"がある状態を作っていけたらと思っています。

2024年もどうぞ、よろしくお願いします!

Goldilocks トリオ左近山プロジェクトマネージャー・ガジェットコーディネーターの小山晴也からのメッセージ

2023年の印象に残る出来事といえば、トリオ左近山のプロジェクトが始動したことです。その理由は二つあります。

一つ目は、このプロジェクトが小山のGoldilocksへの参加のきっかけとなり、オープンまでに困難を乗り越え、オープン後も改善を重ねており、思い入れが強いからです。小山は、個人的(社会人一年目として)にも、社会的(住宅地×ワークスペース×省リソース場づくりの実験)にも、大きくチャレンジできる機会を、川路さんや関係者の皆さんから与えられています。それはとてもありがたいことだと感じています。

二つ目は、トリオ左近山と他のプロジェクトとの間に、共通点や相互補完性が多くあり、ワクワクを二重に感じたからです。
+NARU NIHONBASHIは、トリオ左近山と同じく「やってみたいをやってみる」オープンスペースですが、郊外と都心、自主と受託、無人と有人という対照的な要素を持つ施設でもあります。+NARU NIHONBASHIには多彩なタレントとそれをディレクションするスーパーマンがたくさんいますが、トリオ左近山では左近山団地という郊外の住民を活かすことに挑戦しています(郊外にタレントがいないわけではなく、再現性をもったタレント発掘をどうやるかという意味です)。その際に、人ややりたいことを発掘し、複雑系として定量的に処理する方法について、行動デザインやデータ処理の面で共通の課題があります。トリオ左近山と+NARU NIHONBASHIでは、環境の違いを生かしながら、様々な手法を試しています。もし、関連する施設が増えれば、より貴重な知見が得られると思います。

シェア型個室ワークスペースサービスのDOORsは、トリオ左近山と非常に似ていると感じています。しかし、DOORsはGoldilocksのグロース事業であり、小山にとっては未経験の「事業の組み立て」が必要です。その過程で、スーパー複業チームとの協働や各自の働き方に学びがあります。また、プロダクトを創るという意識が強く、空間やデジタルや対人といったサービスデザインの要素について、トリオ左近山で多くを吸収しています。そして、吸収するだけでなく、小山も自分のやってることをやって貢献できているかなあと。実はトリオ左近山では事業の組み立て方の大部分を小山が担っていますが、それがDOORsの各カテゴリを高い視点で見て考えることに役立っています。どんなことを導入すれば、事業にとってスマートになるのかが見えてきています。振り返るとふとそんなことを感じました。とても楽しいですね。

トリオ左近山を中心に、他のプロジェクトとの関係性にもワクワクしていた2023年でしたが、新年になると、さらに面白いことが次々とできそうな予感がしています。関係工学の事象経験がチームに蓄積されていますが、まだ知恵に変えきれていないものもあります。Goldilocksは、創業初期から多様な環境で実験を続けてきました。来年は、それを工学として体系化していければと思います。


君もGoldilocksの愉快な仲間の一員になろう!w

そういうわけで、今年もどうぞGoldilocksをよろしくお願いします!

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