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ポッドキャスト収録に初挑戦して見事に失敗した話

今回私が挑戦してみたのはポッドキャスト収録。

自分が運営するウェブサイトの周知活動も兼ねてポッドキャストを立ち上げようと考え始めた私。とはいえ動画・音声編集の経験は皆無だし、音声収録も一度ラジオ番組のゲストとして収録に参加したことしかない。
しかもゲストならただスタッフさんとメインパーソナリティーの方の流れに身を任せればよいわけで。

自分で全て組み立てるのは初めてなのです。

事前準備徹底ウーマンなので色々調べました。

ポッドキャストのいろはを知ることができたので、この記事は特に役立ちました。ありがたや。

特に収益化などは考えておらず、
単純に楽しそうだから挑戦したいけど何すればいいか分からない状態だったので、用意周到ウーマンな私は徹底的に調べ上げました…今考えればもうちょっと徹底できたかなとも思いつつ。

ポッドキャストいろはは上記記事で丁寧に解説されているので詳しくは割愛しますが、他にも色々な記事を読んだ結果、とりあえずAnchorというアプリを使って一本取ってみることにしました。

なんでAnchorにしたかというと

・アプリが無料で使える
・スマホがあればいつでもどこでも録音可能
・収録・編集・発信まで全て同じプラットフォームで可能
・アプリ内で提供される無料のBGM・効果音を使うことができる
・Anchorにポッドキャストをアップロードすると、SpotifyやAppleなどの大手ポッドキャストサービスに自動で共有される

だったからです。やっぱり初めてやるなら手軽さは大事です。

とりあえず録ってみた。だけど…

結論から言えば失敗に終わりました。まぁ学びや経験値という収穫はかなり多かったので後悔はありません。

どうなったかというと、

台本がなかったので話が脱線しまくり
緊張していたのか、前半は声が小さく、後半に連れてボリュームUP
チャンク毎に区切って録音したらうまくつながらなくなって

編集が物凄く大変になった

のでございます。

流れとしては、
①オープニングトーク
②簡単なポッドキャストの紹介・私の自己紹介
③メイントーク1
④メイントーク2
⑤エンディング
の大体10~20分ほどで編成を考えていました。

初めてだったこともあり、この番号ごとに分けて録音してみたところ大体合計で20分ほどのデータになって長さ的にはちょうどいいやんとなったわけですが、問題はここから。

自分めっちゃ話に詰まるやん。話それるやん。

以前ラジオ収録に参加する際、「話の合間や言い間違えたときは、”えー”とか”うーんと”みたいな音声を入れると編集しづらくなるから、代わりに一呼吸置いて言い直したり話を続けた方がいい」と大学時代にラジオサークルに所属していた友人からのアドバイスをもとに、

詰まったり噛んだり言い間違えても
無理に声でつなげようとしないでとりあえず一呼吸置く

を実践することはできたのですが、この一呼吸の間が長い。
そして余計な話多い。20分のうち、約半分はバッサリカットされました。

今Netflixで見ている「波よ、聞いてくれ」のミナレちゃんは天性のものを持っているんだなぁと実感(話が逸れるとはまさにこのこと)。

最初は緊張してたのに後半めっちゃエンジンかかるやん。

オープニングとかは本当に落ち着いてて声のトーンも低く、音量も少し小さめでした。このまま同じようなトーンでいったら編集でどうにかなったのですが、後半慣れて少し余裕が出てきたのか、音量UPトーンUPスピードUP

前半と後半で人が変わったような感じになりました。
ぬぐえない「途中から入ったお前誰やねん」感。

こればかりは編集の仕様がなく…一貫性を保つのって大事だけど難しい

細かく区切りすぎて録音した結果、つなげようにもつながらなくなった。

先ほども触れたように、①~⑥の流れをそれぞれ分けて録音してみたわけですが、まぁ編集が鬼のように大変になるよね。

なぜならそれぞれのファイルに入っている無駄話や無音の部分をカットして、必要な部分をまたつなぎ直さなければならないから。

それぞれのトークをうまくつなげたつもりでも、やっぱりブツ切り感は残るし、だったら一気に録って上手くいかなかったところを切って編集したほうが良かったのかなーと思うわけです。それか最多でも3部作で録るとか。

というわけで、初回放送はお蔵入りです。

今日6時間くらい録って編集してを頑張ったのに結局配信できるほどのクオリティではなく。まぁ一回目なので当たり前かもしれませんが。

これに懲りずまた挑戦したいとは思いますが、私が考えていた以上に時間がかかることが分かったので、まずは自分のウェブサイトの中身を充実させることに全リソースを注ぐことにします。

安定した運営ができるようになったらその時に改めて考えようかな。

でもこういう風に試行錯誤するのは楽しいですね。
沢山の発見があって面白かったです。音声と動画で違う部分こそあれ、日々奮闘されているラジオ関係者の方やYouTuberさんの苦労を数ミリは垣間見れたかなと思います。

今後の課題:台本と録音場所と編集ソフト

備忘録的に今回の失敗から学んだことを次に活かすポイントを3つほどまとめておきます。

まずは台本の準備。アドリブで喋るとなるとやはり緊張する前半と慣れてくる後半で喋りが別人になります。だったら先に大まかでも台本を作っておいた方が一貫性は出るよね。でも読んでる感は控えめに、いかに「自然に喋ってます感」を出すかが難しそう。

そして二つ目が録音場所。

わざわざ自分のポッドキャストのためだけに防音室は借りたくないので必然的に録音場所は自宅になるわけですが。

現在夫も私も在宅勤務で1日24時間週7日ペース、1LDKの部屋で一緒にいるため、誰にも聞かれず尚且つ静かな録音場所を確保するのが困難なのが現状です。今回はたまたま夫が外に散歩に行っている間に録ってみましたが、継続的にプライバシーと静音環境を確保できるかが課題になりそうです。

最後に、やっぱりちゃんとした音声編集ソフトは必須です。ボリュームの加減とかスムーズにつなげるとか細かい設定をやるなら、これは欠かせない。

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