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【24年6月デビュー】新馬勝ちピックアップ


ご無沙汰しております。
タイガーマスクGです。


ここ最近バタバタしていて投稿できずにいましたが、過去2年書いている『新馬勝ちピックアップ』は私自身の評価メモにもなっているので今年も続けたいと思います。

如何せんバタついている状況なので、今後は本当にメモ程度になってしまうかと思いますが、温かく見守っていただけたらと存じます。
評価自体はしっかり行って参りますので興味がある方は最後まで見ていただけると幸いです🙇‍♂️




【新馬勝ちピックアップ 概要】

・My評価ランクは『S・A+・A・B+・B・C+・C』の7段階にて区分。
・レース内容を振り返り、取り上げた馬の良さと課題を見つけ今後の展望を考察。
・あくまでも厳選して取り上げる為、ネガティブな考察(低レベル、フロック等)は一切行わず、今後の見通しを立てる。



6月9日(日) 東京5R 芝1800m

・クロワデュノール 牡2

父:キタサンブラック
母:ライジングクロス
母父:Cape Cross
厩舎:斉藤崇史(栗東)

My評価ランク《A》


1週前追い切りで初めて走る姿を見たその印象は「体幹が抜群」「Goサインを出してじわじわ伸びるタイプ」。まず好印象だったのは“体が起き上がってる”という点で、前がかりにならずしっかり前後のバランスが取れた走り。体幹の良さにも繋がり、一完歩に推進力がしっかり加わっている。
Goサインを出してからじわじわ伸びる点に関しては、瞬時に動けないというウィークポイントにも繋がりかねないが、前述した一完歩ごとの推進力が上手くカバーしている。超一線級のスピード勝負やギアチェンジの速さが求められる条件でなければ問題はなく、現状は今回のような広いコースで良さが出そう。

レース内容は文句の付けようがなく、抜群のスタートから2番手に控える競馬。引いた時もかかるような素振りは一切見せず、操縦性の高さを感じさせた。直線はじわじわ伸びる特性そのままに、鞍上の指示で徐々に加速して2馬身半の差をつける勝利。
課題としてはステッキを入れられた際にヨレてしまった場面。その点ではまだ芯が入り切っていない印象だが、体幹の良さは間違いないだけに中身がしっかりしてくれば大化けする。




6月22日(土) 東京6R 芝1400m

・サトノカルナバル 牡2

父:キタサンブラック
母:リアリサトリス
母父:Numerous
厩舎:堀宣行(美浦)

My評価ランク《C+》


7馬身差圧勝の見た目通り、能力が数段違ったようなパフォーマンスで無事なら重賞タイトルは間違いないレベル。追い切りやパドックなど、レース前から一切悪さをする素振りがなく、2歳にして大人びているのが現状の長所と言える。この点は特に3歳春頃まで大きな武器となるに違いない。

レース内容で目を引いたのは直線で肩ムチを入れられた時の変わりっぷり。直線入口まではややフワフワした(“遊んでる”とはまたちょっと違う)走りだったのが、肩ムチが入ってからはシャキッと本気モードになり、そこからの末脚はご覧の通り。初めて実戦での速い競馬を経験したことで、この先はさらなる良化が見込める。

と、ここまで手放しで褒めていながら《C+》に評価を留めたのは、伸びた走りをしているから。体が起き上がってる前記・クロワデュノールと比較すると分かりやすいが、バランスが前に寄っている。ハミも遠く、外国人ジョッキーのように手綱を詰めてストライドを縮めてあげる(矯正させる)必要があり、乗り手を選びそうなタイプ。能力は間違いないが“走りの質”という点でこの評価。


※本当にあくまでもメモ程度なので見解もすべて私の主観です。素人の戯言と捉えて下さい(苦笑)




6月23日(日) 京都5R 芝1800m

・エリキング 牡2

父:キズナ
母:ヤングスター
母父:High Chaparral
厩舎:中内田充正(栗東)

My評価ランク《B》


セレクトセール億超えの注目馬。事前の追い切り映像がなかったため特に当日のパドック、返し馬は注視していたが、パドックでは「評判になるほどか?」と思ったのが第一印象。しかし、ジョッキーが乗ってからスイッチが入り、返し馬に出す前からすでにいい馬のそれ。ズバ抜けた良さを見せるキャンターではなかったものの、いい馬に見合うだけの走りでポテンシャルの高さを感じさせた。
ジョッキーを乗せてから馬が変わるのはたまに見る光景で、個人的には“いい馬の特徴”と捉えてる。

問題はレース。梅雨入り間もない最終週の開催で当日も雨降りの重馬場。キャンターの雰囲気からは決してプラスに働くことはないだろうと思っていたが、レースでは川田騎手が上手く抱えてあげてノメることなく追走。直線も(重さが)マシな外に持ち出し、この馬の能力がしっかり発揮された。
肝心のその能力はなかなか良いものがあり、特にブレのないフォームが目を引く。この時期の2歳馬は身が入り切っていないことからフォームがバラバラになりやすいが、一切そういった所を見せなかったのは素質の高さゆえ。スピードに乗ってきたところでの入線で、まだまだ秘めたものがありそう。良馬場でどういったスピードを見せるのか、という楽しみも込めて《B》




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