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【10月デビュー】新馬勝ちピックアップ


皆様こんにちは。
タイガーマスクGです。


メイクデビューを勝利した馬の中から特に注目すべき勝ち馬を厳選し、レース回顧や評価を行う「新馬勝ちピックアップ」。
今回は2023年10月に行われた新馬戦の中から個人的に気になった勝ち馬をピックアップして参ります。


あくまでも個人的視点による評価となりますので、皆さんの評価や補足事項等がございましたら是非ともお教え頂けると幸いです。宜しくお願い致します🙇‍♂️





【新馬勝ちピックアップ 概要】

・My評価ランクは『S・A+・A・B+・B・C+・C』の7段階にて区分。
・レース内容を振り返り、取り上げた馬の良さと課題を見つけ今後の展望を考察。
・あくまでも厳選して取り上げる為、ネガティブな考察(低レベル、フロック等)は一切行わず、今後の見通しを立てる。


2023年10月8日(日) 京都5R 芝1800m

・ジャンタルマンタル 牡2

父:Palace Malice
母:インディアマントゥアナ
母父:Wilburn
厩舎:高野友和(栗東)

My評価ランク『C』


好スタートから逃げ馬を壁にする形で好位に付ける。終始折り合いもスムーズに最後の直線を迎えると、逃げ馬を交わしてから後続をみるみる突き放し、残り100m時点で流す余裕を見せての完勝。

父のPalace Maliceは現役時代、アメリカのダート戦線で活躍。その産駒ということもあり500kgに迫る雄大な馬格、追い出されてからの頭の高さはダート色を感じさせる部分ではあるものの、それ以上に感じたのがダート血統とは思えないフットワークの柔らかさと体幹の良さ。道中の追走時から軽快なフットワークが目に付き、体幹の良さに関しても直線追い出されてからのブレないフォームがそれを象徴している。
追ってからのストライドに若干の硬さが見られたが道中はむしろスムーズにストライドを使えており、この辺りは判断が難しいところ。現状はこれだけのパフォーマンスを発揮できているため、このまま芝でどこまでやれるのか注目したい。仮にダートへ転向したとしても出世できる資質を十分に持つ一頭だ。




2023年10月9日(月) 東京5R 芝1600m

・ファビュラススター 牡2

父:エピファネイア
母:ヴンダーゾンネ
母父:グラスワンダー
厩舎:萩原清(美浦)

My評価ランク『C+』


スタートは若干遅めだったものの二の脚を利かせて中団へ。道中も好位馬群の外に付けてスムーズにレースを進め、直線は追い出されてから素早く反応。先行した2頭とともに後続を離すと、最後は叩き合いを制して半馬身差の勝利。

戦前の追い切りから動きの良さが目立っていた一頭。特に体幹の良さが目に留まり、まさに芯が通ったような素晴らしいフォームで駆け抜けていたのが印象的だったが、レースでもその片鱗を見せる走りで素質の高さを窺わせた。
鞍上のレース後コメントによると「気持ち的に燃え上がりやすいところがある」との事で、今回は道悪馬場になって下を気にしながら走ることができたのも良かったかもしれない。2戦目以降、その燃えやすい気性がどのように作用するか注視していきたいが、良い方に向けば先々も楽しみが大きく広がるだろう。






以上、2023年10月度の新馬勝ちピックアップでございました。


冒頭でも申しました通り、あくまでも私個人の評価となりますので皆さんのご意見や評価がございましたらぜひお聞かせ下さいませ。



貴重なお時間の中、最後までお読み頂きましてありがとうございました🙇‍♂️




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