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椎97*混浴露天風呂つれづれ

先日、混浴露天風呂に入ったと、ふと隣に座った人が話してくれた。

思わず、学生時代の記憶が蘇り、私の体験も話したんだ。

サークルの温泉旅行先に混浴露天風呂があって。

夜の飲み会のときに、知らない人との混浴なら、入るかもしれないけれど、知っている人とは嫌だなぁって私が言ったら、

その考え方はさー商売の人の考え方だよ。商売の人なんじゃん?ってサークルの先輩に言われたこと。

ひどく印象深い一言だった。多分私は、ずいぶん傷ついたんだ。

そのかさぶたが、不意に隣人の一言から開いて血が噴き出したんだな。私。

正面に座った人が静かに話を聴いて、静かに一言。

そうだね、それはかなり偏った考え方だね。と。

頭の中で鐘が鳴った。鐘楼の鐘の音。

帰宅して、湯船に入って、しみじみ考えた。

偏った考え方。
偏った。
何がかな。どうかな。


きっと。


私は、私の身体を、洋服の下の身体を、日常生活の私の本質とはずいぶん切り離して考えていたんだな。

身体。nudeのnakedな私に自信がなさすぎて。分離して。この身体は私ではないと。

だから、社会生活を共にしている人には見せられない。見た人は幻を見ていると。


ウエストの太さ、脂肪の多さ、肌のキメ。皺やシミ。

全部丸ごと、身体全て。大切な私の一部だと、認めてハグしていいんだってことに、ちょっと気がついちゃった。


きっかけは、ちょっとしたトイレ休憩の間の話だったけれど。とてつもなく、大きな覚醒の扉を開けてもらった感じ💕

そうしたら、今までは、

あーあ、ここ、破れちゃったなぁっていう、オカヤマ🌸DENIMの右膝後ろが途轍もなく気になり始めて。

だいぶ着倒してて、お腹の肉の膨らみに合わせた生地の緩み具合も半端ないんだけれど。

このデニムを買う少し前、とても困っていたときに岡山出身の人にめっちゃ助けてもらった記憶や、今岡山にいる大切な友人の祈りや、いろんな意味で大切な一着で。

これもご縁だと、思い切ってお直ししてもらうことにした。こんなコトは初めてだから。ドキドキ。

全てお任せして。

一点気になっていたのは、右足の方だけに刺繍が入ったとしたら、左半身寂しかろうなぁ。と。


出来上がりは!!感動なの。身体の中を通って左側へ抜けてくるストーリー🌸

色も、オレンジ?ピンク?からの紫系を選びましたって。

その展開もとっても嬉しいストーリー🌈🌈🌈

デニムも、身体も、人生も、出会いも、本当に有り難くて大切にしたい記憶ばかり💕

痛いコトや辛いことも、
不思議と生きる糧になってる。

とっても暑い夏、暑い中一歩一歩、生命の輝きに向けて歩んでいる全ての人へ感謝を込めて✨

いつも本当に有難う✨

サポート嬉しいです。有難うございます🌈感謝です❤️次の世界へつなげます🍀